あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

シンプル・イズ・ビューテフル!!

2011-02-17 16:12:53 | いろいろ
チュニジアの政変がきっかけでエジプトのムバラク政権も退陣を余儀無くなり、今度はイランの反政府デモに飛び火してきた。

中東から北アフリカの国々での独裁的長期政権を維持している国は、このところ難しい局面になっている。

基本的にはやはり国民所得が2000ドルから精々5000ドル/人・年間の国は、このところの小麦粉、大豆、トウモロコシ、

砂糖、コーヒーなどの食料品、石油などの値上げが契機となっている。

食料品輸出国の干魃、水害での不作と世界的な金融緩和策からの余剰資金が生活物資の価格高騰を呼び、これが慢性的失業、

特に若年失業者の不満と相まって起きた現象と言える。しかも、この発生がパソコンやスマートフォンなどのSNS・

ソーシャル・ネットワーク・サービスを使ったネット通信が契機になっているという。

今や情報の統制が極めて難しい時代になっているということかとビックリしている。

通信機器・システムの発展が社会をひっくり返す通信機器類の発展と多様なサービスがこんな社会を作り出したことに

20世紀人間としてビックリしている。が、ここで、20世紀人間から、ささやかな二点ほど問題提起をしたい。

ひとつは、コンピューター社会・携帯電話社会の機器もサービスも発展のテンポが速すぎて、その展開について行けない。

20世紀人間がいることにも配慮して欲しい。最近、ヤマダ電気などに行ってこの種の機器に触っても、何が何だか解らず

異邦人になった気がする、特に一度消したメールがまた再生できるなんて聞くと、携帯電話が恐ろしくも感じる。

携帯電話がこんなに発達してなかったらあの、大相撲の八百長問題も出ては来なかったそこで、単純に電話器の話す・

聞く、メールを発信する・受信する機能のみの単純操作の携帯電話は無いものかスマートフォンが出ている時世に

何と単純なと思われるかも知らないが、後で通信の秘密を暴かれることなどの心配の無い、単純で安価なものが良い。

スマートフォンのようにあれこれのサービスが有るものは確かに便利で、これで通信も、通信販売も、金融処理も、飛行機搭乗も

あれこれできるコンピューター万能のユビキタス社会は行きすぎると20世紀人間には寧ろ怖い社会ともいえる。

もうひとつは、パソコンや携帯電話に限らず、最近の電気電子製品は機能が多種多様でボタン・スウィッチが

あれこれ有って、いちいちマニュアルを見ないと操作が難しいこと使用しているうちに、一寸操作を誤ると、

その機械がフリーズしてしまい、どうしたら良いか、これまた異邦人を意識するはめになる。

テレビ・DVDやファックス器、コピー器なども機能がいっぱいで一寸機種が更新するともう異邦人だ

ある20世紀人間は洗濯機や炊飯器についても操作が大変だ、もっと単純操作にして欲しいという。

そして、その機能に合った価格に、安価に抑えたものが欲しい。世界の国民所得の小さな国々の庶民も20世紀人間と同じような

考えもあるのではまあ、チュニジア、エジプトなどの政変から、こんなことを考えた次第

過去アメリカのシュウマッハーはスモール・イズ・ビユーウテフルといったが、

20世紀人間にはシンプル・イズ・ビユーウテフルと言いたい