あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

大相撲!!厳しさと優しさを

2009-02-03 13:34:55 | いろいろ
大相撲がまた揺らいでいる。

尾車部屋の十両力士若麒麟が大麻保持で逮捕され、二度の吸引を自白しているとの報道

昨年に若の鵬などが解雇された時にこの力士は三回も検査している

相撲協会の抜き打ち検査を危うくパスしたのだからそれから間のないこの時に

大麻を吸うとは余程常識がない

もっとも23歳といえばまだ社会では子供の延長

成人年齢を下げる話しもあるがまだまだ子供、しかも大抵は15歳位から

相撲の世界に入り、闘いの実力・星勘定で昇進する。

十両、幕内にも昇進すれば社会人としての自覚や精神的成熟が無いままの

スタート力士となる。

チヤホヤされるし、収入も多い

しかも前回の検査時点では師匠にも報道陣にも自分はシロだと明言、

それから間もない大麻保持の現行犯

尾車親方が早速退職届を協会に出したと言うが、刑法違反は庇いようがない。

が、角界はこの事件に負けることなく、早く窮地を脱して、折角盛り上げてきた

相撲人気を冷やさないよう期待したい

ところで朝青龍の問題、横綱の品格が云々されている。が、

日本の歴史ある国技であり、財団法人の認可を得た伝統的競技。

横綱になるには優勝などの成績条件は当然だが横綱としての心・技・体の完成をと

厳しい条件がある。

横綱は神のしめ飾り

だから江戸時代ではあの実力者雷電さえも大関どまりだった

それは十分考慮しても、先の初場所での朝青龍・白鵬の優勝決定戦後のガッツポーズを

巡りいろいろ評論家の言葉、横綱審議会の注文もテレビ・新聞で目にしたが、

あれだけ略二年に渡り、謹慎、休場処分、引退記事の氾濫、評論家の批判を

乗り越えたとき、20歳台の人間にその注文は厳し過ぎる気もする

いろいろ叩いたやんちゃ坊主の朝青龍が案に相違して優勝して、苛立った

わけではないだろうが、朝青龍の心情を考えるとあの時の感情を押さえたら

優等生横綱

まあ、大目に見てとの感

テニス・ゴルフも大袈裟なガッツポーズは紳士のスポーツには似つかわしく無いと

言われている。が、近年はそれほどでもない。

先日の全豪オープンでのあの、セリーナ・ウィリアムズの小さなガッツ・ポーズは

微笑ましくも見えた

厳しさと、優しさを合わせた相撲会の関取教育を期待したい