赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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からだ元気

2005-06-24 14:02:12 | がん
今日のTBSの「からだ元気」は、
「衝撃がん告知密着!心を救う専門医」。

がん告知から、患者と家族の精神的な治療をしている精神腫瘍科の話題。
小野瀬先生と言う(なんともなみの今の先生と同じ姓)

告知をされると、人の心は 「衝撃→否認→怒り→不安」と変化するらしい。
倦怠感を感じたり、不眠症とか食欲不振とかの症状も出てくる。

告知から1週間くらいがどん底になって、それからだんだん上向きになって、2週間を過ぎて1ヶ月くらい経つと治療に前向きになるらしい。
家族のこととか仕事・経済的不安などの原因で そのままうつ病になってしまう人もいるらしい。

小野瀬先生は患者と同様に家族の治療にもあたる。
また、入院中 退院後の 快復が芳しくないとか再発とかの不安も診ている。
緩和ケア病棟の患者さんやその家族の話も聞いてくれていた。
やはり、心の中を話すことがいいらしい。

もなみの場合は突然というより、やっぱり だったから「真っ白で放心状態」は無く。
当日からしなくてはいけないことが沢山あって忙しかった。
でも、3日くらい経ってから辛くなった。
それから、退院が決まってから数日。
もう看護士さんもお友達もいない普通の社会に放り出されるようなブルー名気分になった。
あの時に精神科で受け止めてくれていたらな と思った。

そうだ。母を家で看ていたときにケアして欲しかった。
毎日毎日 今日死ぬかもしれない、明日死ぬかもしれない母を
我が家の部屋の中で看ているときが一番辛かった。

在宅ホスピスは理想的な形かもしれないが、家族の・主婦の負担は大きい。
病人の世話・家族の世話・親戚が来たり・巡回看護や医師の往診・・・。
医療行為に近い事の責任も精神的に負わなくてはいけない。
体力的・精神的・経済的にも相当な負担になる。

在宅ホスピスをするのであったら、精神腫瘍科のケアは必須だと思った。

昨日の夜は徹夜だったので、なんだか意識が朦朧としてきた。
父のところに行かなくてはいけないけれど・・・。
ちょっと 寝る。


コメント (4)
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