やっとお天気になったので、散歩に出かけた。
林の脇の道を歩いていたとき、向こうから50絡みのおじさんが、白いTシャツと半パンでウォーキングしてくる。
ぼぼんぼ ぼぼぼ ぼぼぼ ぼぼぼぼん ぼぼんぼ ぼぼぼ ・・・・・
なんだか口ずさんでいる様子。
ぼぼんぼ ぼぼぼ ぼぼぼ ぼぼぼぼん ぼぼんぼ ・・・・・
すれ違いざまに聞こえた言葉は
「困ったことは何も起きない。
困ったことは何も起きない。
困ったことは何も起きない。
困ったことは何も起きない。・・・・」
ずーっとこの言葉をつぶやきながら歩いている。
肩から掛けたタオルで汗を拭いたり、軽く歩調に合わせて手を振ったり、足元を見たり。
そう、特別な事もないまま ウォーキングをしているのだけれど、
「困ったことは何も起きない。・・・・」
と続けながら過ぎ去ってしまった。
意外な言葉だったのと、あまりにも自然だったので、心から離れない。
なんだったんだろう。あの人にとって困った事ってどんな事なんだろう。今困っているんだろうか。それとも今の幸せが壊れる事が怖いんだろうか。なんなんだろう。
もなみにとって困った事ってなんだろう。これから起きるんだろうか。もう起きているんだろうか。困った事って本当になにも起きない方がいいんだろうか。
ぼぼんぼ ぼぼぼ ぼぼぼぼぼぼぼ ・・・・・
林の脇の道を歩いていたとき、向こうから50絡みのおじさんが、白いTシャツと半パンでウォーキングしてくる。
ぼぼんぼ ぼぼぼ ぼぼぼ ぼぼぼぼん ぼぼんぼ ぼぼぼ ・・・・・
なんだか口ずさんでいる様子。
ぼぼんぼ ぼぼぼ ぼぼぼ ぼぼぼぼん ぼぼんぼ ・・・・・
すれ違いざまに聞こえた言葉は
「困ったことは何も起きない。
困ったことは何も起きない。
困ったことは何も起きない。
困ったことは何も起きない。・・・・」
ずーっとこの言葉をつぶやきながら歩いている。
肩から掛けたタオルで汗を拭いたり、軽く歩調に合わせて手を振ったり、足元を見たり。
そう、特別な事もないまま ウォーキングをしているのだけれど、
「困ったことは何も起きない。・・・・」
と続けながら過ぎ去ってしまった。
意外な言葉だったのと、あまりにも自然だったので、心から離れない。
なんだったんだろう。あの人にとって困った事ってどんな事なんだろう。今困っているんだろうか。それとも今の幸せが壊れる事が怖いんだろうか。なんなんだろう。
もなみにとって困った事ってなんだろう。これから起きるんだろうか。もう起きているんだろうか。困った事って本当になにも起きない方がいいんだろうか。
ぼぼんぼ ぼぼぼ ぼぼぼぼぼぼぼ ・・・・・