JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

とくもり BESTOKU / TOKU

2022-09-09 20:11:55 | 聞いてますCDいいと思う


ヴォーカル物をめったにきかないけれど、日本では一人だけ聞きたくなる人がいる。TOKUで、何とも色香を感じる。
振り返ったら4枚のアルバムを持っていた。



特に2011年に出たステーヴィー・ワンダーの曲集が大好きになった。ステーヴィーを楽しく聞かせてくれるアルバムで、こちらも好きなシナトラ集をかった。その次もかって最後のイン・パリスはご祝儀の木があった。

TOKUのこれまでのアルバムから選曲してリマスターしたという2枚組のアルバムが出た.。持っているアルバムが4枚だけれど、これまで18枚だしているということなので、いいかと思って買ってみた。
これまでのTOKUがわかることになるが、もちろん合うものとそうでないものがあるのは仕方がない。いろいろなTOKUを聴くことができるが、統一性というものはない。そのことは当然のことだし目的が違う。これが出て一番楽しくお持っちるのはTOKUのような気がする。

BESTOKU / TOKU

1 Sister Moon
2 Golden Lady
3 The Chemistry Of Love
4 The Lady Is A Tramp
5 Autumn Winds
6 ため息 angel blue
7 Time Is Blue
8 DO-RE-MI (ドレミの歌)
9 A.M.
10 Maxine
11 Send One Your Love
12 Strangers In The Night
13 Moonshine
14 What a Wonderful World
15 Theme from “New York, New York”
16 Again

1 Wings Of Love
2 Love Is Calling You
3 Roberta
4 Fly Me To The Moon
5 Smile
6 Part Time Lover
7 Route 88
8 I Will Wait For You
9 I Get Lost In Your Eyes
10 She
11 Shine On
12 Purple Rain
13 Music is the Key~未来への鍵
14 ア・ホール・ニュー・ライフ
15 The Christmas Song
16 Kiss Of Life
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文人悪食 嵐山孝三郎 著

2022-09-07 12:54:44 | 


読むものがなかった時に買った本を、ゆっくりと読んでいく。内容を把握しようとかつまらぬことは考えない。気が向いたときにゆっくりと楽しむ。
平成9年に刊行され、文庫のこちらは平成12年だから大分古い本だから覚えのない人もいるかもしれない。
敬愛する嵐山光三郎が三十七人の分子文士たちの食癖をつづったものだ。
三十七人は夏目漱石から三島由紀夫に至る。編集人でありしょっぱん人であり作家である光三郎しであるから、文人への視線はやさしく、厳しくそして氏らしく少し曲がる。すべてを読む必要もなく、気になる人をゆっくりと読めばいい。
私は気になった堀辰雄になじめて坂口安吾、太宰治、檀一雄、深沢七郎と読んでいく。
巻末の参考文献の量に編集人としての気質がでていて、その内容のが深まていることがわかる。
坂口安吾や太宰の薬漬けの生活が興味深いし、実際に編集者としてかかわった壇一雄や恩師である深沢七郎の記述は、光三郎でしか書けないもので、大変面白い。

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路線違いの天国 HAVEN / BERARDI FORAN KALEN

2022-09-05 09:31:53 | 聞いたけどCDどちらでも


オーストラリアの「ミスインタープロテート」というグループで2011年の東京jazzで会ったのがシーン・フォランだった。無料の屋外で弾いていたと記憶している。とても良いピアニストだと思ったらアルバム「TRICHTOMY」を一枚持っていた。その後のお付き合いがはじまったのだけど現役100人にも入っていただき、この人の一枚は「Transmission Point」というアルバムを選んでいる。この人けっこコンスタントにアルバムをリリースしていて、オーストラリアは欧州と違ってかなり環境がいいのかと思う。2019年にも「Conterpart」という素敵なアルバムを出してくれた。今回一回りしたら見つけたのがこのアルバム。
3人の連名アルバムで女性ヴォーカルの出現が多い。多分気が合った3人で作ったのだろう。それなりにリラックスしたアルバム。ただしヴォーカルは会う会わないがありこちらアウトは個人的に思わない。
たぶん多彩なシーン・フォラン、こんな感じのアルバムも作れるということなのだろう。文句はいわないけれど、ちょっと路線が違っていた。

HAVEN / BERARDI FORAN KALEN

Vocals - Kristin Berardi
Piano - Sean Foran
Saxophone - Rafael Karlen

Special Guest: Vibraphone - Pascal Schumacher

1.No Shepherds Live Here 08:47
2.Ripple 05:36
3.Foran Policy 04:18
4.Orbit 07:43
5.Revolving Doors 05:56
6.Bushfire Break 07:36
7.Rambling 07:22
8.Handwritten 03:04
9.Chuhily 03:07
10.Bushfire Two 02:47
11.Begin Again 05:39
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宿敵 リー・チャイルド 著 青木葬創 訳

2022-09-03 08:24:12 | 
  

自室に籠っているので(あと2日ぐらいだけど)読み残していた本に対応できて、次の新しいのに行ける感じがする。
というので詰まっていたのがこちら。こちらも永いお付き合いのリーチャーさん。これも去年の8月にリリースされていたけど、手つかずだった。
今回は十年前に部下殺した男絵の執念の復讐ということになった。結構どうなるんだという感じで読むことが出来た。
リーチャーさんも十年の怨念を晴らしたけど、こちらも1年のつかえがとれた。
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これが最初の RUSSIAN PEASANT / ALAN PASQUA

2022-09-01 09:19:03 | 聞いてますCDおすすめ


アラン・パスクァのピアノ・ソロ・アルバムの新しいものがあるのを知って記事にした「三枚のソロ・アルバム」のは最近のことだったけれど、ソロ・アルバムは3枚と思っていた。
ところがそれは間違えだった。最近ネット・音源に嵌って好きなアーティスとの知らないアルバムをきいているのだけれど、アラン・パスクァのところでまるで知らなかったアルバムを見つけた。これまで幾度かもディスコグラフィなどもみたけれど、発見できないでいた。リイシューしてカタログに乗ったのかもしれない。
パスクァのデヴューが1994年のアルバム『ミラグロ」でアルバム「ソロ」を出したのが2004年だった。それが最初だとおもっていたけれど、今回見つけたアルバムは1999年リリースだから丁度あの名盤「LIVE AT ROCCO」のちょっと前になるのだろう。



この時パスクァは40代の花開くまっただ中だったのであろう。
このアルバムを聴いてみると、今に至るパスクァのピアノ・ソロ・アルバムの雰囲気は最初からだと感じる。静寂で心からの思いをメロディにたくして伝える、ということはここから始まっていたのだと思う。
その後のソロ・アルバムとちょっと違うところとしては、曲の作曲者がロベルタ・ファイゲンバウムという女性のコンポーザーになっている。
ジャケを見てもこん感じでちょっとこの女性のルーツが関係する意味深い作品かもしれない。



1曲目”With Your Heart In Mind”から、その後のパスクァの曲となんら遜色のない素晴らしく美しい曲。作曲者とパスクァ共同プロデューサーになって作っているので、二人が共鳴したアルバムなのだろう。そして「RUSSIAN PEASANT」というタイトルでまとめられた曲やタイトル自体を見て行っても深い心入れがあることがわかる。(もちろんジャケをちゃんとよめばいいのだけれどごめん)
逆に言うとパスクァのこのコンポーザーへの思い入れがあって出来上がったアルバムではと思ってしまう。
曲は曲名のつらなり通り一つのトータルがあって、なおかつパスクァのどこまでもピアノを通じての問いかけのような心が並んでいく。
パスクァのこの一枚に「SOLO」を選んでいるのだけれど、この「RUSSIAN PEASANT 」が最初のソロ・アルバムだったということはなんだかうれしい。

素晴らしい1曲目がネットにあったのでぜひ聞いていただきたい。






RUSSIAN PEASANT / ALAN PASQUA

ALAN PASUQA piano

1 With Your Heart In Mind   6:17
2 Slow Excavation 7:14
3 It's A Long, Long Winter 8:14
4 Forest Of Blue 9:49
5 Russian Peasant 5:20
6 The Dream 8:20
7 Dance By The Sea 5:12
8 Blessing 9:25
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