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新時代の挑戦 EMOTIONS / GAUTIER CAPUCON

2023-12-16 16:03:13 | チェロ無難


ネットでチェロのアルバムをランダムにきいていて、これいいかもと注文してみた。選んだのは選曲にピアソラの”Oblivion”やよく聞く曲が入っていて、新世代の代表チェリストと歌っているのが理由。
そして届いてみたて、ジャケ写真をみると、アレャ、この人持っているというので棚をしらべたらありました。



2018年のアルバムで、ヴィジュアルでも売ろうとしたのか、いろいろな場所でチェロを弾いているDVDがセットのアルバムでした。



こちらのタイトルが「INTUITION」というもので「直観」、選曲もアンコール曲集のように慣れ親しんだもので、まとめていました。
1) マスネ:タイスの瞑想曲、
2) デュクロ:アンコール、
3) サン=サーンス:白鳥、
4) ソッリマ:チェロよ 歌え!(映画「レンブラントの夜警」使用曲)、
5) ドヴォルザーク:私にかまわないで Op.82-1、
6) エルガー:愛のあいさつ Op.12、
7) ポッパー:妖精の踊り Op.39、
8) 不詳(カタロニア民謡):鳥の歌、
9) パガニーニ:ロッシーニの「モーゼ」の主題による序奏と変奏曲(モーゼ幻想曲)、
10) チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ Op.11、
11) ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14、
12) ジョプリン:オリジナル・ラグズ、
13) ドヴォルザーク:森の静けさ、
14) フォーレ:夢のあとに、
15) ピアソラ:ル・グラン・タンゴ

今回のアルバムが「EMOTIONS」ですからどうやら続きの感があり選曲基準も前回と同じようです。
演奏については、新世代というように、やはり新しい人という感があり、そうゆう人が弾きつくされた曲をえらんで弾くのも面白いでしょう。
ただ弾いても面白味がかけるので、それなりの編曲がこらされていて、こう料理したのかという楽しみがあるし、ルドヴィコ・エイナウディなんかも選んでくれると、チェロの楽しさも増すと思う。

まあチェロに興味がなしという人には、?だけどバックグランドとしてもこの2枚いい雰囲気を作ってくれるアルバムだと思う。

EMOTIONS / GAUTIER CAPUCON

1) エディット・ピアフ:愛の讃歌
2) ドビュッシー:月の光
3) モンティ:チャルダッシュ
4) ドヴォルザーク:月に寄せる歌
5) マックス・リヒター:She Remembers (From “The Leftovers” – Season 1)
6) チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
7) シューベルト:アヴェ・マリア
8) サティ:ジムノペディ第1番
9) フォーレ:パヴァーヌ
10) メンデルスゾーン:歌の翼に Op.34-2
11) ジャゾット:アルビノーニのアダージョ
12) レナード・コーエン:ハレルヤ
13) ルドヴィコ・エイナウディ:Una mattina
14) エルガー:ニムロッド(エニグマ変奏曲より)
15) 陳其鋼(チェン・チーガン):ユー・アンド・ミー
16) マイケル・ナイマン:楽しみを希う心
17) ピアソラ:忘却/Oblivion
18) スコット・ジョプリン:ジ・エンターテイナー

【演奏】
ゴーティエ・カピュソン(チェロ)
ジェローム・デュクロ(ピアノ:3, 10, 13, 16, 18)
アドリアン・ペルション(指揮)パリ室内管弦楽団
(1, 2, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 11, 12, 14, 15, 17)
パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊(7)

【録音】
2020年2月25日~3月1日、フィルハーモニー・ド・パリ内、Studio de repetition 1

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