大好きなミュージシャンなのにピンとこない新譜がいくつかあるとかいたけれど、その一つだったのがこれ。パオロ・フレスがバンドネオンとアコーデオンと共演したアルバム。
つまらないわけではないからとなんどか聞き直してみて原因がわかった。もちろんただの好みのもんだいなのでアルバムが悪いわけではない。
1曲目ヴォーカルが入るけれど、これがいい。最初聴いたときはこれかなりの好みになると思ったくらい。でも最後まで続かない。続かない理由は4曲目と8曲目、スラブ風のトラディショナルの2曲。ここでのアコーデオンが合わない。バンドネオンのDaniele di Bonaventuraは大好きなMichele Di Toroとの共演「VOLA VOLA」で穏やかな弾き方をしていて悪くない。となるともう一人のPierpaolo Vaccaという人の弾き方が合わないのだろう。とネットでこの人が弾いているのをみたら、なんか曲芸弾きみたいでこれは会わないのではないだろうか。
といっても2曲以外はほとんど気にならないから、これは私の好みでしかない。ということで評価としてはいいと思う。
ダニエーレ・ディ・ボナヴェントゥラ
TANGO MACONDO / Paolo FRESU
Paolo Fresu (tp, flh, effects, p #Skamoiada)
Daniele di Bonaventura (bandoneon, effects, p)
Pierpaolo Vacca (acc, effects)
Malika Ayane (vo) #1
Tosca (vo) #6
Elisa (vo) #10
1. Alguien Le Dice al Tango
2. Il venditore di metafore
3. Movimento andino
4. Dumburudù / Dillu
5. Macondo
6. El Día Que Me Quieras
7. Lenta preghiera
8. Ballu Tzoppu / Skamoiada
9. Il sogno delle case di specchio
10. Volver
11. Tema di matoforu e anzelina
12. Stagioni (Bonus track)
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