JAZZ最中

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必然の出会い Belle Epoque / Peirani & Parisien

2014-04-28 21:48:12 | 聞いてますCDおすすめ


このシリーズでこの二人がデュオするのを知ってこれは驚いた。というのもこの2人、まるで知らない状態でそれぞればったり出会って演奏に驚嘆したのがはじまり、エミール・パリシャンに関してはリーダー・アルバムはすべて手に入れてきた。
エミール・パリシャンとの出会いは2006年でロックを感じる演奏をしたことの記事を雑誌に載せてもらったのが最初です。ヴィンセント・ペイラニは2012年で最近だけれどこれもチェロとのデュオも驚異的でした。

この二人がデュオするアルバム、手に入らなかったらどうしようとおもいましたが無事入手しました。

1曲目クラシカルなアコのアルペジオにふくよかでゆったりしたソプラノのメロディはシドニー・ベッシェの曲、ベッシェのふくよかなソプラノの音色をなぞるような始まりです。
2曲目はちょっとシャンソンが入っているような、ベニー・グッドマンも吹いていた1911年の曲。
3曲目がふたたびベッシェの曲、ソプラノの幻想的なソロから熱を帯びていくパリシャン得意の演奏、ペイラニのソロの後二人のインプロが凄い。
4曲目高いアコのメロディはパイプ・オルガンの高温のように始まってそこにパリシャンがゆったりとテーマを吹くこの曲はしっています、最初に出会ったアルバムでも演奏していた曲です。哀愁のこもったこの曲で彼を好きになったのです。
5曲目はペイラニの曲、二人の曲調の違いがでた、こちらはヨーロッパのことの裏町の雰囲気でうS。
6曲目フリー・インプロのようにはじまるパリシャンの曲、それぞれの指使いの音もつかってのカンバセーションです。
7曲目はペイラニの歌劇じたてのようなすストーリーがある演奏。
8曲目Hあ一寸ダークにはじまるセント・ジェームス病院
最後がエリントンの曲でユーモアをいれて軽妙な演奏です。

それぞれに驚くべき技量をもった2人、良く出会ってくれましたけれど、私にとっては必然の出会いといっても良いような出会いです。

Belle Epoque / Peirani & Parisien

Vincent Peirani / accordion
Emile Parisien / soprano saxophone

1 Egyptian Fantasy( Bechet, Sidney)04:48
2 Temptation Rag( Lodge, Henry)05:35
3 Song Of Medina [Casbah]( Bechet, Sidney)08:00
4 Hysm( Parisien, Emile)06:39
5 Le Cirque des Mirages( Peirani, Vincent)06:49
6 Place 75( Parisien, Emile)04:31
7 Schubertauster( Peirani, Vincent)09:20
8 St. James Infimary( Irving, Mills)04:20
9 Dancers In Love( Ellington, Duke)04:21

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