JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

今年もミッション

2007-11-11 16:55:34 | 聞いてますCDいいと思う
本日は奥さんは用があって出かけていきました。リビングのステレオソースでCDを聴いているとテーブルの上に沢山のパリに関する本があります。


買いこんで研究しているのは奥さん、来週パリに行くのです。
昨年も行っているので普通ありえませんが、実姉を案内するのだそうで、いろいろ調べています。美術館めぐりだそうですが、お姉さんのほうが海外旅行の経験も多いのに大丈夫でしょうか。
去年と同じ用にここでミッションです。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20061020
私は息子の面倒を見ることになります。今日は一人でパリらしきものを聴いて対抗することにしました。LPの聴ける地下室に入りました。



しゃれたパリのコーラスグループ“THE DOBLE SIX OF PARIS",まさにパリのエッセンスです。
このアルバムはオリジナルではなく、ガレスピー+ダブル・シックス・オブ・パリス・オブ・パリにLP“レイ・チャールズを歌う”から4曲あわせたアルバムで、多分30年以上前に買ったものです。
1963年に録音されたLPでラロ・シフリン編曲、ガレスピーにパリ在住のバッド・パウエル、ケニー・クラーク、ピエール・ミシュロ(bass)などが参加しているアルバムで、スウィングル・シンガーズの前身のグループにガレスピーのペットが絡み合ってとてもしゃれています。44年前でもとてもおしゃれです。
とってもいい気持ちになったところで(実は一杯頂いています、パリだもの)もう一つ聴くことにしました。
こちらはそれから10年後1973年にパリで録音された、大好きなペデルセンの参加したピーターソンとグラッペリのカルテットのアルバムです。



1曲目“THEM THERE EYES”流れるようなバイオリンとウォーキングベース、34年前はみんな元気一杯で始まります。
オスカー・ピーターソンがペデルセンに出合ったばかり、Pabloからアルバムを出し始める晩年の入り口ぐらいの演奏です。
2曲目“FLAMING”の優しいピアノソロにバイオリンが入ってきて、このようなJAZZもまたありです。
3曲目“MAKIN' WHOOPEE”のスウィンギーなバイオリンにペデルセンの4ビートが気持ちよい、ああペデルセン、あちらで元気にしてますか。



本当に気持ちよくスウィングしてくれて、私もペンでリズムをとってしまいました。
4曲目はコール・ポーターの小唄で、なんともゆったりと気分がほぐれるのは、Kenny・Crakeのブラシワークのおかげです。
B面1曲目は“WALKING MY BABY BACK HOME”出だしから指で調子をとってしまいました。
2曲目は“MY ONE AND ONLY LOVE”充分にためたヴァイオリンのメロディ、このカルテットのために選び抜いたような曲が続きます。
3曲目は“THOU SWELL”で軽快にスウィングしてしゃれています。

忘れるところでした、パリへ行く奥さんへミッションです。与えられた使命は、フランスのピアノトリオの新しいアルバム2枚とストアーの人が薦める1枚をかってくることです。
なんと奥さんの友達(寺井尚子のバースデーコンサートを取ってくれたり、韓国で凄いピアニストのアルバムを選んでくれた○ちゃん)は年末から20日間ニューヨークの息子のところに行くそうで、そちらにもミッションを出しておきました。
まあどちらも無事に帰ってきてください。新しいCDと一緒に。

  OSCAR PETERSON SUTEPHANE GRAPELLI Qeartet

OSCER PETERSON piano
STEPHANE GRAPPELLI violon
NIELS H・O・PEDERSEN bass
KENNY CLARKE drums

1 THEM THER EYES
2 FLAMINGO
3 MAIKIN' WHOOPEE
4 LOOKING AT YOU

1 WALKING MY BABY BACK HOME
2 MY ONE AND ONLY LOVE
3 THOU SWELL



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