謎が残った不思議なアルバムで弾いているピアノがとても良かったので、新しいアルバムも買いました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070911
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20071012
そちらはなかなか力作でしたが、ピアノ自体は控えめだった気がします。
中古屋さんで少し古いアルバムに出会いましたので拾ってきました。2006年録音のpercussionをいれたカルテット演奏です。
1曲目W・ショーターのロマンチックなメロディはコンガが入っってもラテンラテンしないさわやかさがあります。
2曲目ムーディーなハーモニーにコンガの音がマッチした曲。ベースソロがJAZZの語り口で巧いと思ったら、当たり前、ジョージ・ムラーツでした。このピアニスト、音の美しいのが特徴です。速い曲もスローな曲も、強くても弱くても、良くマッチした美しい音で、曲が鮮明に聴超えてきます。
3曲目バップテンポの曲の後の4曲目、ゆったりとしたメロディはラテンの名曲、このような組み合わせが見事に巧い。
6曲目“AFROBLUES”でのピアノのブロックコードはマッコイ・タイナー風になるのはしょうがない、私は右手のメロディも含めて好きです。
7曲目“SKYLARK”は美しい音色とラテンのリズムがマッチした曲。
最後はラテンリズムが強調された最後らしいチャノのオリジナル、このようなのも楽しい。
おのピアニスト、ずっと印象はいい音を弾く人だと思うことです。ベテランの域で緩急両方に上手くあわせて聴かせてくれます。
このアルバムでもバラエティに富んでどれもうまく聞かすのは、音の魅力と技量が十分だからだと感じます。
新たなアルバムが出て行くでしょうが、充分に期待しています。
ACERCATE MAS / CHANO DOMINGUEZ
Chano Dominguez piano
George Mraz bass
Guillermo McGil drums
Anga percussion
Mario Rossi bass on8
Pirana Cajon on8
1 ANA MARIA
2 ACERCATE MAS
3 JOHN'S ABBEY
4 CUANDO VUELVA A TU LADO
5 SOLAR
6 AFROBLUES
7 SKYLARK
8 RUMBA MARINA
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