JAZZ最中

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朝に聴くタンゴ Tangos / ARMINDA CANTEROS

2017-03-04 20:40:25 | 聞いてますCDおすすめ


中古屋さんのタンゴの棚で見つけてピアノソロで知った曲が多いので買ってみました。
これが大正解アルミンダ・カンテロスという女性ピアニストの演奏です。
1曲目、とても端正な音で非常に落ち着いた始まりです。
1998年リリースで前年製作のだから、この時の年は87歳となってしまう。とても信じられないピアノのひびきなのでもっと以前の録音なんじゃないだろうかと思ってしまいます。
1911年生まれで2002年になくなっていますが、1956年には交通事故で背骨を損傷演奏不能の宣言を受けた後、何年ものリハビリが復帰しています。
2曲目以降もとにかく音がキリッと立っています。
朝の通勤にきいているのですが、朝に聴くタンゴ。別に朝である必要はないのですが、タンゴのアルバムの中には、朝には合わないというのが結構あります。このアルバムは逆に朝聴いてぴったりだなと思います。
余計な音は一切なく、オーバーな抑揚をつけづにいながら情熱的です。裃を来てキリッと背筋をのばして歩くような、それは堅苦しいのでなく熱い思いを秘めながら凛とした清しさです。

クラシックがベースになって、直ピアノへの復活を遂げたブエノスアイレスの女性ピアニスト、こちらも背筋の伸びる素晴らしい演奏です。

Tangos / ARMINDA CANTEROS

ARMINDA CANTEROS PIANO

01-El Apache Argentino
02-Gallo Ciego
03-El Choclo
04-Mano A Mano
05-Duelo Criollo
06-Nueve De Julio
07-Intimas
08-Griseta
09-Melodia De Arrabal
10-De Rincon A Rincon
11-Vida mia
12-A Media Luz
13-Flores Negras
14-La Cumparsita
15-Verano Porteño
16-Invierno Porteño
17-Retrato De Alfredo Gobbi
18-Adiós Noniño
コメント
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