JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

女性チェロ2題 PLAYS THE BEATLES OFRA HARNOY

2015-09-05 22:20:34 | チェロ無難


クラシックの中古屋さんもたまに行ってチェロの棚をたまに見ます。普通の中古屋さんの棚ではだいたい並んでいるものが同じで、特に大編成のオケバックのなどはなかなか手が出ない。
ジャズ専門の近くにあるお店で、少し前にかって気に入った女性チェリストのアルバムを見つけて、これはきちんと名前を覚えていたから買ってみました。でも読み方はオーフラ・ハーノイというのだから読みずらい、カナダの人、形で覚えました。(ジャケ写真じゃありません。)とはいってもこれもおぼえたかな、この前買ったのが新作だったけれどこちらは1984年録音のビートルズの曲を演奏したもので19才の頃の演奏、ってことは今はもう50才なんだ、ミュージシャンに年は関係ないか。
弦楽カルテットをバックにとても良い音楽になっています。このようなものはアレンジが第一になるでしょうがクラシカルな曲調がとてもマッチしていて、多くの人が良いと思うだろうと思ってチェロ好きには推薦です。
この人、面白いのは女性的な部分がしっかり出す部分があって、消え入りそうなとか、さめざめと泣くようなとかの表現もするのが面白い、素直な女性らしいところもあるしとても親しみやすい(外観も、ひつこい)のが気に入りました。

そこでもう一枚買ったのが、こちら名前も読みやすい、長谷川陽子さん既に1枚持っているの2002年、2003年の録音アルバム。ギターの福田進一さんとのデュオ・アルバムでジョビンへのオマージュ・アルバムです。

WAVE~HOMENAGEM A JOBIN 長谷川陽子x福田進一

名ギタリストのS・アサド氏が編曲に加わってと言うのが買った理由ですが、一寸暗いアレンジ(言い方悪いか)で1曲目ウエーヴちょっとアレンジが凝っていて気安くボッサをと思ったらとまどったけれど、あのメロディーが入って大丈夫。

こっちのアルバムは気張ってちょっと現代音楽的なアレンジをいれるけれど、多くのチェリストが弾く7曲目〝ブラジル風バッハ5番がストレートで良い。
こんなのを聞いている音楽好きはとても程度高いなんて、これはチェロを演っている(間違えた習っている)私のここのところのつぶやきです。



LAYS THE BEATLES FFRA HARNOY

Arranged By– Doug Riley
Cello– Ofra Harnoy
Violin– Andrew Dawes
Violin, Cello, Viola– Orford String Quartet


1 Elanor Rigby
2 Here, There And Everywhere
3 In My Life
4 And I Love Her
5 Strawberry Fields Forever
6 When I'm Sixty-Four
7 Michelle
8 Nowhere Man
9 Yesterday
10 Something
11 Girl

WAVE~HOMENAGEM A JOBIN 長谷川陽子x福田進一

01. 波
02. ストーン・フラワー
03. フェリシダーヂ
04. ルイーザ
05. ジョビニアーナ 4番
06. アナのテーマ
07. ブラジル風バッハ第5番よりアリア
08. アンパロ
09. 黄金の歳月 ~ ルックス・ライク・ディセンバー
10. 「カーニバルの朝 ~ 『黒いオルフェ』 から」
11. チェロとギターのためのソナタ 1楽章 アレグレット・コモド
12. チェロとギターのためのソナタ 2楽章 アダージョ
13. チェロとギターのためのソナタ 3楽章 コン・スピリート
14. モヂーニャ
コメント
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