ひところ凄い人気のあったイヴァン・パドゥアだけど最近あまり注目されないなと感じていたら、ショップにアルバムがあったので買ってみた。ところがこれが古いアルバムのリイシューだった。持っていなかったし、これがいいので損をした気はしないのだけれど、まあ予想外、新しいアルバムもいくつかでているので、一番新しいのを買ってみた。
こえが8月に出たばかりのもので、と言うことはあまり話題にならないのかしら、以前だったらもっと話題になるだろう。
1曲目、ピアノ、バース、ドラムスが上手い具合に絡み合った落ち着いた出だし、特出した激しい音ではないけれど、特異な才能を感じるひとです。ここのところのメンバーとの演奏でとても安心できる感じです。
ひところ甘さが増したと思っていたけれど、2曲目キレのあるメロディ・メーカーになっていて、最近こういうメロディをしっかり弾くピアノが少ないのでこれは良い。
3曲目はロマンチックなメロディの曲だけれど、このメロディがベタつかないのが良い。
4曲目はタイトル曲で落ち着いたしっとりした曲。
最後はLOVERY SOUL MATEのイザベラにささげられた小品。
コンスタントにアルバムを出していたようですが、ベルギーからではなかなか流通がわるいのと、いっしょに良いね良いねといっていたお仲間もblogをやめてしまったので、情報が不足していました。
2007年ぐらいからブランクしていたから、久しぶりで変わらないの、変わってきたのかよくわからない。ブランクの間を埋めようとはおもわないけれど、怒らないでまた付き合ってね、みなさん薦めておくからということでこれは良いです。
Enivance / Ivan Paduart
Ivan Paduart(p)
Phillippe Aerts(b)
Hans van Oosterhout(ds)
1.Eruption
2.Boyhood
3.Paresse Infinie
4.Molo Molo
5.Dreams Ago
6.Archipels
7.Enivrance
8.Sabayon
9.Lambertinade
Recorded on December 20 & 21, 2014 at Crecendo Studio