ももすけの日記

黙祷して平和を願ふ終戦忌
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

お散歩

2003年11月18日 19時09分00秒 | 日記
きょうはとってもいいお天気でした。
久し振りにゆっくりとお庭で遊びました。
暑いときは日陰にいて、そのあたりだけを草引きするのですが、きょうはお日さまの当たっているところに陣取って草引きです。
かわいそうに、あんなに憧れて、咲いた咲いたと喜んでながめていたシュウメイ菊、お花がなくなったら、お水もやっていなくって葉っぱがしおれかかっていたのです。小さな鉢から地に植えてあげました。ごめんね。
午後、おかあさんとぼくは近くの農林センターまでお散歩することにしました。イチョウ並木がきっと色づいていると期待していました。
案の定、バッチシでした。雲ひとつない青空に黄色のイチョウの木が続いていました。下の道はイチョウのじゅうたんです。かさこそと音を立ててぼくはちょこちょこと歩くのです。
そこには普通の楓の木があまり見あたりませんでしたが、アメリカなんとか、というのでしょうか、大きな葉っぱの楓がやっぱり見事に紅葉していました。逆光で撮るとどんなかな、とか、もう、おかあさんはぼくをほったらかしにしてカメラに夢中でした。
シャンプーしてもらったところなのに、おかげでぼくは草の実や汁がついて、ベタベタになってしまったよ。
それでも、景色はとてもきれいでぼくは気持ちがよかったです。
車椅子の人がお花をよく見えるようにプランターを高くしてある一角があります。ベゴニアやサルビア、マリーゴールドなどまだまだ、元気で今をさかりと咲いていました。そこの木の椅子に腰掛けてあたりの木々を見渡していると、昨日読んでいた本の中の一節が思い出されてきました。

 声もなく香もなく常に天地は
   書かざる経を 繰り返しつつ

いいなぁ、と思ってメモしておいたのだけど、それがどんな場面で出てきていたのか、もう忘れてしまっていますが。。

そんなわけで、ゆうに2時間は歩いてきました。ぼくはもう、おかあさんの膝に乗っていますがPCするのも、ちと、つらいのです。