ももすけの日記

カラフルな春は花屋の店先に
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

百毫寺

2007年01月20日 02時06分00秒 | 日記
1月は「初」ばかりになりますが、初えびすは先週、今宮戎にお参りしてきました。
商売の神さまです*(お札)*

ぼくんちのお商売もいま一つ良くありませんが、お参りしなかったら、もっと悪くなってるかもしれない、ということで。。
いえ、それより、きれいな福娘さんに笹に飾り物をつけてもらい、通天閣の下の釣鐘饅頭を買い、串かつを食べるのがコースなのです*(チョキ)*

16日は閻魔さんの「初」
奈良・百毫寺はご本尊は阿弥陀さんですが、重文の閻魔さんがいらっしゃるのです。

奈良のはずれの山の手にある見晴らしの良いお寺です。何度か行ったことあるはずなのに、すぐ忘れてしまって、どんな仏さまがいらっしたかおかあさんは覚えていませんでした。

それに、門の入り口に犬はダメと書いてありました*(涙)*
そうして、おかあさんがお寺で甘酒をもらったり、ちょうどいらっした長老のお坊さんとお話したり、お参りしている間、ぼくはひとり、門の下で待つはめになりました*(ラブリー)*

「えんまもうで」というのは夏の季語で7月16日ですが「初」というので無病息災をお祈りするのだそうです。

言わずと知れた地獄の門で、生きていた時のことを取り調べ、ウソをつくと舌をひっこ抜く、あの閻魔さん。
そのお堂の入り口でお札をもらいました。
「神棚に張るんやけど、無いなら、台所の東の壁に貼っておくとええ」と教えてもらいました。
真っ赤な紙に「閻魔大王」と白抜きです。
そのおじさんが、にっと笑って言いました。
「ここのご本尊は阿弥陀さん。人間が死ぬときに迎えに来てくれはるんやけど”もう、行こか”と訊かはる。そのとき”行きまへん”て返事せなあかんで。”行きます”言うたら死んでしまう」・・・ふぅうん*(クール)*

でも、当のご本尊阿弥陀さんはとてもいいお顔です。
脇侍の勢至・観音の両菩薩さんはどちらも中腰のような格好で今にも助けに来てくれそうでした。

このお寺は天然記念物の「五色椿」が有名でもあります。3月下旬から4月中旬が見ごろになるとのことです*(ウインク)*




ぺこちゃん

2007年01月17日 00時26分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんは子どもの頃からのぺこちゃんファンでした*(ハート3つ)*

ひとまわり以上も年の離れていたお姉さんのデートの時にくっついて、帰りにはいつも不二家のドーナツを買ってもらいました。

すこし大きくなってからは、不二家のケーキはちょっと甘すぎるなぁんてえらそうに言ったものです。

でも、ミルキーというキャンディも好きだったし、棒に刺したぺこちゃん飴(なんとか言った)もうれしかったなぁ*(ケーキ)*

恐らくは内部告発というのだろうね、原料の牛乳の消費期限が1日過ぎていた。
それからは、出るわ、出るわ*(びっくり2)*

今朝の新聞は1面トップ記事。

食べ物を扱う会社としては衛生面に第1に気をつけないといけないことくらい当たり前のことだけれど、ぼくんちなんか少々の期限切れでも、へいっちゃらで食べている。

大体、消費期限なんていうのもいい加減なものだと思うし、国の安全基準の何倍もの細菌が発見されて、こわいですぅ、とテレビで話している消費者たちを見て、ぼくはかえって、知らぬが仏じゃないか、ってへそ曲がりなことを思ってしまうのです。

Yパン工場でアルバイトしたことのあるおねいちゃんは、そのへんに落っこちたのをまた拾って使ったり、消毒のアルコールの臭いがぷんぷんする紙に食べ物をのせていたり、これは食べたくないな、と思ったそうです。

食べ物やの内部を知ったら食べられない、とはよく聞く話。

公になってしまえば内部も外部も調査しなければなりません。企業としてはけじめもつけないといけないことでしょう。

ただ、何か問題があると、みんなでよってたかって、そのことばかり。ぼくには「いじめ」に見えるんだ。
町でぺこちゃんを見かけたら、かならず近づいていって、ぺこちゃんの頭を突っついていたおかあさんでした。

ぺこちゃんがかわいそう*(涙)*


ところで、日本のタンカーとアメリカの潜水艦が衝突した事件はその後、どうなったのでしょう*(はてな)*
ぼくはそのほうが、とても気になります。その後、ちっともその報道を目にしないもの。。




シュニール織

2007年01月13日 11時40分00秒 | 日記
>手に取ると蚕の体みたいに柔らかいが、厚手で丈夫そう。触ったり眺めたりしているうちに、ぐいぐい惹きつけられていった。

ああ、これだったんだと思い出した。
30数年前の初出産のとき、今は亡き京都の友人が贈ってくれたタオルのハンカチ。

今朝の新聞に載っていた『人生を変えたシュニール織との出会い』その布に魅せられて事業を起こした女性の話。

一度手にするとあの感触は忘れられない*(ハート)*

シニュール織・一度織った布を細かく裁断して撚り、再び織り上げる技法。
ドイツで織った反物を輸入して今では国内で加工しているそうだ*(ドイツ)*

30cm角のタオルが今は3000円。発売当時、40年前は1800円だったそう。

初めて贈られた時も、なんて優しい肌触り~と心に残った*(音符)*
保育所に持って行っていたから、ひらがなで名前を書いてあった。
息子が大きくなって使わなくなってからも大切に引き出しにしまっていて、昨年の旅行の時、ふいと思いついてバッグに入れて出かけた。

電車の中でおしゃべりして膝に乗せていたのを忘れて下車してしまったのでした*(涙)*

亡くなった友人の思い出と、まだ可愛かったころの息子の思い出と、あのやさしい感触を無くしてしまってすごく落胆したのでした。

もちろん、買い物だいすきおかあさんは、その思い出のハンカチを無くす前から、自分のシュニール織のハンカチも買って持っていましたが。。

お金持ちになったら、バッグもほしいなぁ、なんて思っているのですよ*(ウインク)*




ぎょえ~!

2007年01月09日 14時28分00秒 | 日記
「降る雪や 明治は遠く なりにけり」
草田男が詠んだのは昭和6年だったらしい。

昭和も18年前になるのだから遠くなってしまった。

どんどん時は流れ、人間は追いつけずに古くなっていくものらしい。

新しい言葉に拒否反応を示すのはぼくのおかあさんのクセ。

ところが自ら「ぎょえ~」と唸ってしまったのです*(びっくり1)*

お正月スキーでぼくたちが泊めてもらっていたペンションの2代目のお嫁さんは、偶然にもぼくんちの近くがご実家。

12月にお父さんが急に亡くなられて、1月末の四十九日には実家に帰るので、オーナーのママさんとお嫁さんがぼくんちに来る、という約束が出来ていました。

お世話になったお礼とこちらの地図をメールで送ると
「グレーのダウン、ももさんのですよね?
お部屋にありました」と返信が*(びっくり2)*

もう何年も前からの愛用のダウンコートです*(ハート)*

帰ってきてから1週間、おうちのどこかにあると信じていました。いえ、着ようとしたことさえなかったのです。

こういう場合『絶句』が相ふさわしいものではないのでしょうか。
しかし、今、おかあさんは『ぎょえ~』がぴったりだと思っています*(ウインク)*




初体験

2007年01月05日 12時01分00秒 | 日記
ぼくにとって嵐のようなお正月が過ぎて、ほっとひといき、おかあさんのひざに乗ってパソコンに向かっています*(ラブリー)*

人間はいっしょだといいだろうと思いこんでいるようですが、片道6時間あまりの車の中、それも120から130キロでぶっとばすのですから高速恐怖症のぼくにとっては災難*(汗)*

その上、若い時は雪の上も平気で歩いて、人間たちをほっとさせていたけど、ぼくもこの2月で9才。おかあさんの年代になってきているのです。

それでも、抱っこしてもらって雪がきらきら光っているのを見るのはとても感動でした*(キラキラ)*

今年は雪不足で急斜面はコブだらけになっていて、何歳まで滑れるかという熟年スキーヤーにとってはとてもハンディでしたが、まだ大丈夫と気を良くしていたおかあさんでありました。

しかし、年々、スキーやボードをする人が少なくなってきて、ゲレンデが空いているのはいいのだけど、こんな素敵な景色や、こんな素敵な遊びを体験できない人間たちがかわいそうな気もするのでした。

とっくの昔に、このスキー場は破産しているのだけれど、と宿のオーナー。
でも、彼らはいっしょうけんめいがんばっています*(雪)*

昨夜はぼくんちにおおぜいのお客さんが来て新年会*(ビール)**(ワイン)**(ジュース)*
ぼくはたまったものではありませんでした
さて、今日からおかあさんもお仕事、お仕事*(ダッシュ)*

いえ、いえ、忘れていました。ぼくの初体験を日記に書こうとしていたのです。

『ドッグラン』
ぼくのおかあさんは、何か囲いの中にレース場のように枠があって、いっせいに犬を走らせる施設と思っていたようです*(びっくり1)*

近所の公園で出会う犬たちと、仲良くできる子もいれば、時々ダメなこともあるぼく。。
おかあさんはそんなぼくが『ドッグラン』でうまく走れるのか心配だったのです。

高速のサービスエリアにはその『ドッグラン』がありました。
ドッグラン、って犬が自由に走っているだけのところでしたぁ*(びっくり2)*

最初はぼくもこわごわだったのですが、じき慣れて、みんなと仲良く遊ぶことが出来たのでした*(ハート3つ)*

うっふん、今回の旅行での一番の収穫でした。
よし、ぼくも自信がついてなんだか一人前の犬になったような気分になったのでした*(ラブリー)*