ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

食器棚

2005年11月28日 12時37分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんのお姉さんが亡くなって8年になります。
その連れ合いの義兄が亡くなって1年。

娘が2人いますが、どちらもその家には帰ってきません。
家を壊して土地を売ることになりました。

家財道具一式も入れて家の取り壊しの依頼をしているそうです。
でも、思い出の品もあったり、家電製品などはまだまだ新しいので(義兄はとても新し物好きでしたから)欲しいものをもらって、ということでした。

おかあさんは今使っている食器棚もそのお姉さんからもらったものなので、また、食器棚をもらうことにしようと思いました。

で、おととい、急に思い出したのです。
奇数月の第四月曜が燃える粗大ゴミの日だということを。
これを逃すと来年1月の第四月曜です*(汗)*

で、昨夜は食器棚の食器を全部出して、ガラス戸もはずして「不用品」と書いて門の外へだしました。

今朝早く、ゴミ収集車ががたごとと音をたてながら持っていってしまいました。

食器棚なんて滅多に痛まないし、木目のナチュラルなのが気に入っていたのですが。。

手近に使う食器だけカウンターに伏せてあります。
簡単に昨日は中華どんぶりでした。
今夜はうな丼でもしようかな、とおかあさんは考えています*(天丼)*

その食器棚がもらえないことになったら、どうするのでしょうねぇ。。






100万回生きたねこ

2005年11月26日 11時21分00秒 | 日記
佐野洋子の「神も仏もありませぬ」という随筆を読んで、ぼくのおかあさんは”そうだ、そうだ””うん、うん””うんだ、うんだ”

以来、ちょっと彼女に嵌っています。

ずっと昔に「100万回生きたねこ」という絵本をたまたま買って、それは猫の絵がとても可愛かったので、、、そして感動したことがありました*(キラキラ)*

その感動した事を恋人に話して、それがどうしたの*(はてな)*作者は何を言いたいのだろう、と言った事いつまでも忘れられません。
おかあさんはその返答に窮したのでした。

1匹の猫が1匹のめす猫にめぐり合い子を産みやがて死ぬというただそれだけのお話。

今、読んでいる中の1冊「私はそうは思わない」の中にそのくだりが出てくる。

ーー私の絵本の中でめずらしく売れた絵本であったことは、人間がただそれだけの事を素朴にのぞんでいるという事なのかと思わされ、何より私がただそれだけのことを願っている事の表れだったような気がするーー

その絵本を引っ張り出して、ちょっとくそ生意気な青い目をした猫をながめているおかあさんです~






自慢話

2005年11月24日 13時44分00秒 | 日記
今日の天声人語に東武鉄道の運転手さんが自分の息子を運転室に入れて4分間走ったから解雇されたという話が載っていました。

これに対して賛否両論。
お客の命を預かる大切な勤務中なのだから当然のこと。
30代のお父さんが自分のことで解雇になったということで息子が一生心の傷を負ってしまう。

ぼくは思うんだ。
その子がもう少し大きくなって、お父さんの運転する電車でいっしょに運転したことあるんだよ、なんて自慢話をするの*(ロケット)*

事故が起こるのは万が一の割合よりもっと少ないよ。
こんなこと思ったら、安全重視の立場からは困ると言われるだろうけどね。

ぼくのおかあさんはずっと昔、飛行機の操縦室に入ったことあるんだ。
はじめての海外旅行。はじめての添乗のお仕事。今みたいなジャンボじゃなく、あの綺麗だったDC8だよ*(飛行機)*

自慢話ができるって素敵じゃない~~*(ロケット)*





こんな小春日和の穏やかな日には~♪

2005年11月23日 12時02分00秒 | 日記
晩秋の日差しがカーテン越しにお部屋の真中以上のところまで差し込んできています。

ぼくはまだ赤ちゃんのころ、その日溜りのところでまぶしそうな目をしていた写真がとても好きです。

6歳になった今、つくづくぼくの顔もとても大人になってしまったと思います*(涙)*
相変わらず、その日溜りのところで日向ぼっこをするのですが。

小春日というのは寒い日があってからの穏やかなというのがふさわしいと思います。

さだまさしの『秋桜』はとてもいい歌だけれど、小春日とコスモスは一致しないといつも思いながら口ずさむのです*(音符)*

最近はCafeのおさんぽも途切れ途切れなのですが、ちょっとPちゃんちで『冬景色』という小学唱歌のことを読ませてもらいました。

ぼくのおかあさんも大好きでときどき、ひょいと歌っています。

ぼくはこの歌は『冬』というのだから1月か2月の歌だと思い込んでいました。

でも、この中に出てくる「霜」「小春日」「時雨」はすべて今ごろ、晩秋の言葉なのにびっくりしました。

どなたか俳人の方の随筆の中に
”五月晴れ”というのは梅雨の晴れ間のことを意味するものだが、現代では5月の晴天の意味に広く用いられ、あのうっとうしい梅雨の晴れ間のちょっとむしむしした、それでもからりと晴れあがった気分をあえて”五月晴れ”と表現しようとは思わないーー
といったようなことがあったのを読んだ事があります。

言葉は生きている、季節感もだんだん変わってきている。でも、こまやかな季節の移ろいを感じるっていいよね。

ぼくはおかあさんのひざの上でPCの画面を見つめているだけだけど。。*(コンピュータ)*






錦繍

2005年11月20日 13時56分00秒 | 日記
ぼくのPCでは”きんしゅう”と打つと漢字ででは”錦秋”としか変換しません。

”錦繍”には秋の紅葉の綺麗な様を指す意味もあると思うのだけれど、どうして”秋”だけがポピュラーになってしまったのだろう。。

ぼくは漢字もあまり知りはしないけど、こんなに綺麗な言葉はやはり使いたいと思う。
しかし、とっさには書けないとは思いますが*(汗)*

箕面の紅葉狩りにでかけてもみじのてんぷらを食べたいなぁ、とか湖北の観音さまを訪れて蒼天に映える紅葉の中にどっぷりつかりたいなぁ、とか*(紅葉)*

でも、ぼくひとりではどこにもでかけられません*(涙)*

それを察してか、友人がボケ防止で手縫いの巾着を作ったのでと綺麗なきれで作ったのを送ってくださった方がいました。

先月、おかあさんが昔おつとめしていた会社のOB会でご一緒した先輩からです。
可愛い巾着ね~~と、うんとほめたのを覚えていてくださったのでした。

同期のおともだちと分けるように、とのこと。
うっふん、おかあさんは1番に選ぶ権利がある、とどれにしようか迷っています*(ハート3つ)*

「ももすけ掲示板」に載せました。
可愛いからご覧になってね~*(音符)*