ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

いいこともあれば、そうでないことも

2002年11月30日 16時23分00秒 | 日記
きょうは風もなく、ほんわかしたいい日だった。
小春日和というのは、いつまで言えるのか、気になったので、久々に歳時記をとりだした。

 君とわれ短日読めぬ墨の銘  秋桜子

昨夜はわんちゃん誕生のニュースやら、いぶきとっくりさんからのおたよりがあったりで、かなり興奮した。
いま、ぼくはおかあさんのひざの上で、パソコンをながめている。キーボードをたたいてみようかな、という気になってきた。

沈中記

2002年11月30日 01時40分00秒 | 日記
ぼくの大好きな”いぶきとっくり”さんが犬も読んでみるとよい、とおっしゃるので読んでみた。
中国は唐の時代だったかな?
そうだ、朝田次郎「蒼穹の昴」の頃だろう。
貧しい若者が、くたびれて宿場にいると、とある老人が枕を貸してくれた。その枕をして、お昼ねをしている間の夢である。
お金もちで美人のお嫁さんをもらい、偉い役人に昇進していく。でも、ねたまれて左遷されて地方に行くと、そこで手柄をたて、また、ねたまれてと繰り返す。そして、死んでいく。目がさめると、宿場でのご飯の用意が出来たところだった、という話。
なんだ、かだといっても、人間はそんなもんなんだよ、ということらしい。
犬はその点、そのときそのときをせいいっぱい生きている。目の前のご飯を食べ、お散歩に連れてもらって、たのしい。(?)
おねいちゃんが悲しんでると、お顔をぺろぺろ、なめてなぐさめる。そのとき、できることをするだけだ!
予定もしないし、後悔もしない。
その「沈中記」の載ってた本のなかに「杜子春」があった。仙人との約束でどんなことがあっても声を出さない。奥さんが苦しんでいても声をださない。ところが、子供が苦しんでいると、ああ、と遂に声を発してしまう。
芥川龍之介では、お母さんのとき、声をあげたのだった。
中国人と日本人の価値観の相違かな。
ぼくは、奥さんのとき、声をあげてほしかったね。



星がとってもきれい!

2002年11月29日 01時51分00秒 | 日記
お月さんが見えなくなって、お星さんが
とってもきれいに見える。
ただし、コンタクトレンズをとれば何にも
見えない。
いつまで、目が見えるのだろう。
そして、いつまで車を運転できるのだろう。
目といえば、おねいちゃんがバイト先で
もらってきた鯵、とっても可愛い目をしてた。
おかあさんは、もうお風呂に入ったあとだから
手を汚したくないので、ちょといやだった。
でも、そのまま冷蔵庫に入れてたので心配に
なって、ビニール袋を開けて塩水で洗った。
”どうぞ、おいしく食べてね”って言ってる
ような目。そのまま次の日まで置かなくてよかった、と思った。
翌日、マリネにする時間がなかったけど、
から揚げとってもおいしかった。
ありがとう、鯵くん!

ひなたぼっこ

2002年11月27日 12時18分00秒 | 日記
風はつよいけど、ひざしはあったかい。
ぼくはガラス越しにひなったぼっこが気持ちいい。
おかあさんはテニスに行ってきて、帰ってからお庭でゴルフの素振りをしている。
ほんとは、きのうゴルフに行こうかと、おとうさんと言ってたけど、先週追突されて、バンパーの取り替えまだすんでなかったので、取りやめになった。おとうさんは軽自動車がいやだったらしい。
でも、行かなくてよかった。普段から、めったに練習場へは行かないけど、今日、素振りして、全然だめだったもの、、、。
もう少し練習して、ショートコースから再出発しよう。
外は風がきついけど、おうちのなかは、暖かい。おねいちゃんも、なんだかだと言いながら、今朝も早起きして出て行った。
それが、一番のしあわせ。
ぷ~んと、ストックのにおいがしてくる。

美空ひばり

2002年11月26日 22時07分00秒 | 日記
テレビで美空ひばりのリクエスト曲、10位から1位までやっていた。おかあさんのおかあさんが、「美空ひばりはいいねぇ」と言っていたので、知らず知らず好きになっていったそうだ。
おねいちゃんもやっぱり好きみたい。
おかあさんが口ずさむと、静かにきいてよ、としかられた。
いいなぁ、「愛燦燦」←(とても手ではかけない)が好きだったけど、1位の「川の流れのように」がやっぱり最高!
「悲しい酒」も大好き!
いい歌もやっぱり、勇気を与えてくれる。