ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

ぐいち

2010年02月20日 23時45分00秒 | 日記
言葉って、とってもおもしろいものだとぼくは思います。おかあさんが子どものころ耳にしていたのに、このごろはあまり聞かなくなった言葉に「ぐいち」というのがあります。

もしかして、あれはももすけ家だけの言葉だったのかしら、と自信無かったのですがちゃあんと広辞苑に載っていました(ホッ)

ぐいちーその①
おかあさんの姉さんたちや姪たちと、この時期冬のイルミネーションをしている「なばなの里」へ1泊で行く計画をしていました。ぼくのおねいちゃんは、ぎりぎりにならないとお仕事やそのほかの予定がわからないので、計画を練ってくれている姪には、一応、おねいちゃんも参加の数に入れておいてね、と言っておいたのです。

ようやく、行くことに決めたおねいちゃん、姪にメールをしました。そうしたら「じゃ、追加の連絡を旅館にします」との返信。えー、そんなら、もう行かない、と気を悪くして駄々をこねました(いい年をして)
おねいちゃんとおかあさんは、最初から人数に入れておいて、キャンセル料のかからないぎりぎりのところで結論をだせばいいと思っていたのでしたが、姪のほうは、2部屋予約してるから、追加はいつでもOKという頭があったのでした。

そうはいっても、行く気になっていたので、なんとかなだめて(おねいちゃんはとても子どもっぽいので苦労します)それでも楽しく、女6名、にぎやかな旅でした。

その手は桑名のはまぐり、よ~*(ウインク)*
photo by momosuke2sei from OCNフォトフレンド

ぐいちーその②
おかあさんは視覚障害の人のための朗読ボランティアをやっていて、デージー図書の作成も少しですがやっています。2004年版のソフトをWindows98に入れていましたが、デイスクトップだし、古いのでちょっと不便。XPのノートパソコンは雑音があって録音には不向きでした。特殊なソフトなので、同じランクのパソでも、向き不向きがあるようでした。

で、いよいよ新しいパソに~*(キラキラ)*と入れてみたのですが、Windows7には、まだ対応できていないのでした*(涙)*

ぐいちーその③
これはハッピーな「ぐいち」
「なばなの里」は三重県桑名市、城下町で育ったおかあさんは、この町を歩いていて、ここも城下町だったとすぐにわかりました。十字路がぐいちなのです。

今日の句会でめったにもらえない◎(先生の特選)をもらいました。

城下町ぐいちの辻の梅咲きぬ*(梅)*






しあわせ

2010年02月14日 12時53分00秒 | 日記
今朝の朝日新聞「天声人語」より

「浜までは海女も蓑着る時雨かな」 

滝瓢水という江戸時代の俳人だそうな。
「どうせ」と思うな、いよいよとなるまでは最善を尽くせという意味らしい。

「こうでなければ幸せになれないという思い込みは捨てるべき」と、加賀乙彦さん。
幸福の形を決めつけないしなやかな精神を、挫折もしあわせの要件、と。

両方とも、ぼくはすんなりと受け入れられて、なるほどなぁと思いました。
ただ、この2つの話をくっつて、バンクーバーオリンピックにつなげた天声人語氏の苦慮のあとが感じられるような気もしますが。

ま、しあわせなら、いいのです。
ぼくは今日、めでたく12歳の誕生日を迎えました*(ラブリー)*Mr.Valentine
photo by momosuke2sei from OCNフォトフレンド
チョコレートはもらえませんが、いぬのしあわせ、というドッグフードが大好きです。



新しい!

2010年02月10日 20時21分00秒 | 日記
とうとう、やってきました、新しいパソコン*(コンピュータ)*

どきどきして、最初の記念に日記を書いていますが、、、

ほとんどパソコンショップのお兄さんが設定してくれたので、あとは自分のすきなようにすればいいだけなのですが、そのお兄さんが帰ってから、いろいろと不都合なことが、、、

また、しばらくは電話できいたり、パソを持って行って教えてもらったりすることでしょう、、、

ノートパソコンが壊れてしまったのでディスクトップをしばらく使っていたのでしたが、寒い日はやはり、おこたに入っていたいし、と念願のノートでしたのに、昨日、今日のこの暖かさは何*(!?)*

文句なんか言っちゃいけないよ、おかあさん。ありがたいことじゃありませんか。

とりあえず、とりあえず、最初の1ページです*(ペン)*



混沌

2010年02月05日 09時02分00秒 | 日記
知り合いのおじさんが、自分のことを、このところどうもヘンと言っています。
物忘れがとてもひどくて診察してもらったそうです。
いくつかの花の名前(彼は20個くらい、とかはっきり数字を言いましたが、聞いたお母さんは、もう忘れています)か、絵を見せて、その後、覚えている花の名前を言いなさいと言われたら、一つしか言えなかったとしょげていました。
もっとも、そのおじさんは花の名前なんかは、もともと知らないし、興味もないのだから、ありきたりの検査をして、ますます窮地に追い込んでいるような、そのお医者におかあさんは憤慨していました。

おかあさんなんて、もっとひどいのですから。

昔、たくさんの本を読んでいた頃、台所、食卓、居間のテーブル、ベッド、とやたらと置いて、それぞれに納得して本を楽しんでいたものです。

でも、今は一冊の本を読破するにも時間がかかって、ほとんどはベッドの中で読んでいるだけです。それでも、読んでいる途中の本とテレビのドラマがごっちゃになってきたりします。

久しぶりに、いい随筆を読みました。もしかして、フィクションだったのかしら、と思うほどのストーリー性。

CafeのH先生の日記で知った、須賀敦子(恥ずかしながら、この方、知りませんでした)の随筆です。
ちょうど、テレビで吉永小百合の『母べえ』をやっていました。(今、封切りの『おとうと』の宣伝のためでしょう)
そして、40歳で逝ってしまった、吉永小百合によく似ていた友人(おかあさんは彼女の方がもっと美人だと思っています)を思いだし、今夜のテレビで「横浜事件」の補償確定とかいうニュースも入り混じって、どこかで繋がっているような気がするのです。

また、Dさんの掲示板から無断でお持ち帰りさせてもらったばかりのmidi「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、なんと、今年の年末に予定している我がコーラス団のクリスマスコンサートで歌うことになりました。

お向かいの一人暮らしの奥さんが入院されて、その方の詩集を読ませてもらっていたら「アヴェ・ヴェルム」が出てき、また、須賀敦子さんのイメージが沸いてくるのです。

どんどん衰えていく記憶力、でも、想像力はたくましく膨らんで、つじつまが合わなくてもなんでも、その場その場でひとり感動に耽っています。

映画や本とともに、インターネットに出会えたことに感謝。そして、インターネットというものを教えてくれた愛する人に感謝*(ハート)*