ももすけの日記

黙祷して平和を願ふ終戦忌
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

おかあさんの帽子どうしたのでしょうね

2008年03月16日 01時28分00秒 | 日記
春の雨が上がるとお日さまはまぶしくて、おかあさんはお気に入りの帽子を被ろうと思いました。

つばの広い赤のサンバイザーなのですが、ゴルフのときに急に雨になっても大丈夫なようにキャップ式になっています*(OK)*

ところがどこを探してもみつかりません*(汗)*

「ももすけちゃん、おかあさんの帽子どうしたのでしょうね・・・」とつぶやくおかあさん。。

どこかで聞いたことあるな、、、母さん、僕の帽子どうしたのでしょう
気になって調べてみました。

森村誠一の『人間の条件』に挿入された西条八十の詩だったそうです。

あちこち探しているうちに有島武郎も出てきました。
『僕の帽子』やはり、ぼくの帽子がどこかに行ってしまうのです。
これを読んでいてとても懐かしい気がしました。
http://www.voiceblog.jp/tonosita/car13.html

ぼくのおかあさんは子供の頃から日記をつけていましたが、小学生の頃は”お父さんがおっしゃいました”とか”先生がなさいました”とか書いていました。
有島武郎のような立派なおうちではもちろんありませんでしたが。

”おっしゃいました”という言葉、どうしたのでしょうね*(コメント)*
新聞の記事などの中でも、天皇陛下は”おっしゃいません”

昨夜は句会の前日。いつも、前日になってあくせくするだけなのに【帽子】が気になって調べていて、とうとう作句できませんでした*(涙)*
それでも有島武郎に出会えたことはとてもすばらしい出来事でした*(キラキラ)*
帽子が狸に化けていたりするのです。いえ、狸が帽子に*(はてな)*

でも、ももすけちゃん、おかあさんの帽子どうしたのでしょうね。。。






春の陽に念入りに掃除させらるゝ

2008年03月08日 12時06分00秒 | 日記
2階の窓から見下ろすと、すぐ傍まで枝を伸ばしているミモザの蕾が点々と黄色のかたまりの色をはっきりとさせてきています。

今、読みかけの本の中に宇宙の気を感じて感謝の気を起こすことが、、、ということが書いてありましたが、まさしく、そんな気分*(クローバー)*

こうして、自分の手で掃除ができ、石油ストーブの上ではやかんがしゃんしゃんと音をたて、窓を開け放っても寒くは無い*(はてな)**(はてな)*
なんとしあわせなことでありましょう*(ハート6つ)*

明るい春の日差しは、埃(春塵)がやけに目に付いて、いつもは居候のようなお掃除しかしないおかあさんを、あれあれ、と念入りにお掃除させてしまいます*(キラキラ)*

いそがしい、いそがしいと言いながらも先日は神戸まで「ムンク」を見に行ってきました。そのあと、ポップスのコンサートにも*(音符)*

20日はおねいちゃんのサンシンの発表会(先生のコンサートのような)*(ロケット)*
23日は昔の会社の同窓会*(ハート3つ)*

4月になると、和波さんのバイオリン、コーラスの先生の歌劇団のコンサート、そして大阪国際フェスティバルの「アイーダ」

っん、もう、目がまわるくらいなのに、することがいっぱいあるということはなんとしあわせなことなのでしょう。

だんだん年老いてきて、ちょっと伸びをしたくらいで足が攣ったり、階段に喘いだり、目がよく見えなかったり、腰が痛くなったり、人の名前が出てこなかったり、今、何をしている途中だったか忘れてしまったり、それはそれはいろいろ不自由なこともおこってきます。

でも、今、こうして自分でお掃除ができてパソに向かえて「朝のフルーツこれ1本」という紙パックのジュースを飲んでいるしあわせ。

ぼくはそんなおかあさんのひざにゆったりとねそべっています。が、もう、おかあさんはお仕事にでかけなくっちゃ*(ダッシュ)*







「それでもボクはやっていない!」

2008年03月02日 01時12分00秒 | 日記
お風呂から出てきたおねいちゃんが居間のテレビを8チャンネルにしてー、とあわてていました。どうやら、風呂場の小さなテレビの続きを見るようです。

ぼくのおかあさんは自発的にはテレビを見ることはほとんどありませんが、家族が見ているので、ちらりちらりと見ているうちに本気になって見てしまうこともよくあります*(テレビ)*

満員電車の中で痴漢をしたと訴えられた青年の冤罪の話でした。

実際の裁判官や判事や弁護士の人々が見たら、それはないだろう、というようなこともあるかもしれません。
冤罪である、という前提のもとに脚本が書かれ、そのように撮影されているのですから。でも、そのようなことがあってもおかしくはない。とても、こわいことです。

司法試験の合格率が2%から40%になったこと。あれほど苦労して勝ち取った資格はなんだったのか、と思う人たちもいないのでしょうか*(コメント)*

比較するには、あまりに飛び離れているけれど、おかあさんはスキーでやれ抜重だの体重移動だのと苦労(実際にはそれほど考えてはいませんでしたが)してきたのに、今のカービングスキーの出現で、あの技術たちはなんだったのか、と思っています。

何10年も前になりますが、やはり満員電車で通勤していたころ、痴漢に会わずに気持ちよく行けたらラッキーと思うくらいでした。
「やめてください!」と言っても、まわりは知らん振り。こちらのポケットに手を突っ込んで触れても逃げられない*(涙)*

精一杯の仕返しに、相手の顔を睨み返すのですが(これって、昔ではかなり気の強いほうだと)痴漢は一様に同じ表情をしていました。目はとろんと半眼、口元はだらしなくしまりが無い、だから、睨み返してもちっとも効き目がないのでしたがーー

時代も立場も違うけれど、痴漢とされた青年の物語にはじっと釘付けになってしまったのでした。

「真実は神のみぞ知る」いや「真実は本人のみが知っている」

裁判で無罪になってほくそえんでいる人間だっていそうだし、日本で無罪が確定しても、アメリカでは時効が無く再逮捕だという話題も。

近々の陪審員制度だって、大丈夫なのかしらん・・・