ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

コウノトリ

2006年02月26日 15時06分00秒 | 日記
兵庫県豊岡市で人工繁殖されたコウノトリが囲いのない場所に放たれて半年。

最初はそのへんでうろうろしていた5羽らしいけど、先月、そのうちの1羽がはじめて県外へ、京都、福井、大阪と飛んで無事戻ったそう*(チアフル)*

もともといた地域から消えた動物を、人間が飼育、繁殖させて野生に復帰させることを『再導入』っていうらしいんだ。

それだって、自然に逆らうことじゃないのかとへそ曲がりのぼくはつい考えたくなるものなんだけど、人間が破壊してしまった自然への罪滅ぼしなんだよね。

一瞬にして破壊してしまった人間たちはそのことを忘れて、また、新たな破壊に向かっているかもしれないのに、再生しようと努力している人たちは長い時間をかけている。

でもね、正直言うと、ぼくのおかあさんは「アヒル」と「白鳥」だって間違えちゃうくらいの鳥オンチ*(汗)*
鳥になって愛する人のところに飛んでいきたい~なんてロマンチストではありますが~*(ハート)*

学割を使ってユースホステルに泊まって一人旅した佐渡島。あの時分、最後のトキが小学校(だったと思う)の校庭の小屋にいたのを見に行った。

2年後にはそのトキも自然に放される段階まできているそうだ*(クローバー)*





いじめは、無かった・・・

2006年02月21日 01時26分00秒 | 日記
滋賀県長浜での通園途中の園児2人が同じ園児の母親に殺害された事件はなんとも痛ましい。
琵琶湖が好きなぼくにとって、滋賀県、長浜と聞くだけで胸がビクリとする。

母親は中国籍で言葉の不自由があり、いつも疎外感を感じていたという。
「自分の子どもが仲間はずれにされていて、このままでは娘がだめになる」

娘がだめになる、どうにかしなくちゃと感じる気持ちはぼくにもわかるような気がする。
だけど、罪もないよそさまの子どもを殺しても、娘がだめになるのから救えないことくらい、どうしてわからないんだろう*(涙)*

悲しい事件が多すぎて、、、

でも、テレビで園の主任さんのような女性が「いじめは無かったです。そのように現場から聞いています」と(気のせいかもしれないけど、にこにこして答えていた)言っているのを見て、それから、新聞などにも他の保護者からはいじめは無かったと言っているという記事を読んで、ぼくはなんだかおかしいと思いました。

『いじめ』はいじめている方はあまり気にならなくて、いじめられている方が感じるものじゃないのかと。

人間っていうのは、みんながみんな同じ方向から見るんだ。
もっとも、もし、いじめられていたとしても『いじめ』と感じないであろうぼくには大きなことは言えませんが。。

雨の中、傘を差して子どもたちが下校するのに付き添って同じ数くらいのお母さんたちが一緒に歩いているのを見て、ほんとうなら、いろとりどりの傘の花開くほほえましい光景のように見えるのになぁ、と思ったことでした。




たいへんでした!

2006年02月17日 16時25分00秒 | 日記
2月14日はぼくの晴れの8回目のお誕生日でした*(シャイ)*

ケーキの端くれでもぼくに食べさせてくれるかなぁ、なんて期待していたのに、13日からぼくのおかあさんはそれどころではなかったのです*(汗)*

13日の夜、おかあさんのお姉さんからあわただしく電話「主人が倒れたから救急車でこれから○○病院へ行くから、すぐそちらに来てくれない(←命令)」

お姉さん宅は子どもがいないので、おかあさんは高速をぶっとばして駆けつけました*(ダッシュ)*

レントゲン、CT撮影で腹部大動脈破裂、緊急の手術を要するとのこと。受け入れ先の病院をあたってもらって、また救急車で搬送。

おかあさんは救急隊の運転手さんにその病院の地図を書いてもらいましたが、夜中だし不慣れな土地、かなり不安でしたが、山の中に開発された住宅地の一角に、まるで未来都市のようなK大付属奈良病院にたどりつくことができました*(病院)*

70歳を過ぎて現役で働いていましたし、普段とても元気な人でしたので、自分はよく病院通いしている姉もあわあわでした。
電灯も暖房もつけっぱなし、旦那さんの兄弟の連絡先・・・
手術中は誰か控え室にいないといけないので、急遽、おかあさんはおとうさんに来てもらいました。

逆の場合でも、義兄は駆けつけてくれたと思います。でも、救急で行ってかえって良かった。
背中とおなかが痛いと整形外科などに診察時間中に受診していたら手遅れになっていたかもしれません。

腹部大動脈瘤破裂、石原裕次郎といっしょやね、なんて、ちょっと落ち着いて姉は言いました。CTで見た画像はとても大きかったのですが、瘤は破裂するまで自覚症状は無いのだそうです。

手術が終わって一息、おかあさんたちがおうちに帰ったのは翌5時でした。
次の日はお仕事で展示会、夜はデート(残念ながらおとうさんもいっしょだった*(割ハート)*)

それからです、ぼくのお誕生日はそっちのけで、このCafeとかのいつもお世話になっているおともだちにバレンタインのカードを贈りました*(ダッシュ)*

今は『義理』とは言わないで『感謝』チョコ、って言うそうだねぇ*(ハートチョコ)*

”さぞかし美味しいチョコのパッケージの絵柄を有難うございました”というお礼も届いています*(ウインク)*





心からのお願いです

2006年02月12日 10時33分00秒 | 日記
配達地域指定冊子小包、なんていう郵便物があるなんて初めて知りました*(レター)*

数日前、郵便受けに他の郵便物と混じって単なるDMだと捨ててしまおうとして、でも、目に付いた活字。

普通のDMと同じような中を引っ剥がして見るハガキタイプ。
配達地域指定というだけでこの地域一帯に郵送されたのでしょう。
『M電器より心からのお願いです』今一度ご使用製品の品番確認をお願いいたします。

新聞やテレビでそのFF式ファンヒーターで亡くなった人もいることがニュースで取り上げられ、ぼくんちにも何度か折りこみチラシで警告も入っていました。

20年から14年前製造の製品でも事故を起こす可能性があるものを市場に放置しておくことはやはりよくないこと。

こうやって、しつこいくらいに警告を発する姿勢は、むしろメーカーも大変なんだなぁとの同情を一般市民(被害に遭遇していない)にはあたえると思う。

ぼくのおかあさんがM電器のショウルームで掃除婦をしていたころ、幸之助さんは会長でした。
あるとき、K電力の会長さんを伴って新しいショウルームを見に来るというので、どんな風に説明しようかと手薬煉引いていたのに、全く関係の無い総務部長が来て、その少しあとからついて歩くだけのおかあさんでした*(割ハート)*

別段、後光がさしているわけでもなく、むしろどちらかと言えば貧弱なその方は、でも、いろいろ名言を残していらっしゃいます。

社員に対して「電車の中でもすれ違う道ででも、すべての人がお客さんだと思いなさい。我が社の電球はどこの家にもあるのだから」

今、電球はそうではないかもしれない。でも、この言葉は人間、誰とでもどこかでつながっているんだよ、と解釈すればとてもよい言葉ではないだろうか*(ハート)*

イメージは企業にとっても人にとっても、もちろん犬にとっても大切なんだよね*(ラブリー)*





第三の男

2006年02月08日 22時56分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんは最近めったに映画館に行くことはありませんが、おうちのテレビではただの映画を見て楽しんでいます。

昨日は『第三の男』を見ていました*(テレビ)*
ジョセフ・コットンという名前は知っていましたが見たのは初めてでした。

あの有名なメロディもよく知っていましたがサウンドトラックはテンポが早くて軽快*(音符)*
ちょっと意外でした。

そして、もっと意外なことはオーソン・ウェルズがあんな悪がき風な顔だったこと*(びっくり2)*

オーソン・ウェルズの名前を見て、どこか押し入れのすみにでもあるだろう『家出のドリッピー』のテープを恥ずかしく思い出してしまいました*(シャイ)*

でも、昔の映画をみると煙草のシーンがよく出てきます。
健康に良くないと言うといっせいに煙草が市民権が失われ、喫煙者は肩身の狭い思いをするようになってきました。

日本人が全部煙草を吸わなくなってしまったら、煙草の税金が見こめなくなってしまったら政府は困るんじゃないかしらと思ってしまいます。。

ああ、でも、ラストシーンは素敵でした~*(青ハート)*