ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

マスク

2009年05月23日 11時44分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんは花粉症、それも多くの人が話題にする杉や檜ではなく、今のとてもよい気候に咲くカモガヤに反応します。

ですから、庭に出るときも、お洗濯を干すときも用心してマスクをします。
少しくらい大丈夫だろう、なんて、ちょっと気を抜いて、そこいらの草引きでもしようものなら、もう、あとは鼻水がずるずる*(涙)**(汗)*
      
もちろん、ぼくとおさんぽのときもマスク。
先日「あらあら、大変なことになってきましたねー」と見知らぬ人から声をかけられ「違うんです、花粉症なの!」と言い訳というか、抵抗というか、必死で答えていました。
今回の新型インフルエンザは飛まつ感染で、1m以内に長くとどまらなければ大丈夫とかテレビで言っていたし、おおげさに騒ぎ立てる風潮に、いっしょにしてほしくないわ、と思ってしまうおかあさんです。

学校が休校になるわ、猫もしゃくしもマスク。
銀行では、警備のおじさんはじめ、中にいる行員さん、みんなマスク*(びっくり2)*
銀行強盗もびっくりするんじゃないかと思ってしまいました。

でもね、マスクをすると不思議です。
その上にサングラスして帽子をかぶると、ほんとうに別人になって、透明人間のような気分になってしまうんですよね*(ウインク)*




ファンになってしまった・・・

2009年05月13日 23時31分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんは仏さんが大好きで、だから、京都のお寺などより、奈良が好きでした。大体、京都はどこへ行っても人、人、人、、、それだけ、魅力的なのかもしれませんが、眺めるだけのお庭よりも、何かもっと精神的な仏像のほうが好きだったのでありました。

が、今年の初め、テレビで桂離宮をやっていて、1年に1度、中秋の名月をながめるための月見台や、とてもモダンなふすまの柄に興味をそそられていました。
そこへ、web友からのお誘い~

いやぁ、参りました、という感じです。お庭や建物がただながめるだけのものではなく、精神的要素のかなりあるということを発見したのでした。(ただ、おかあさんが気付いていなかっただけに過ぎませんが)

少人数(20人くらい)で、宮内庁の上品なお兄さん(あの東儀秀樹さんのような)が丁寧に説明してくれて、ゆっくりと見学できたことが好印象につながった何よりの要因であることも否めません。

「遊び心のある」という説明が何度かでてきました。
壁土をその部分だけ塗らないで下地の竹の枠だけ見せた「下地窓」
有名なモダンな白とブルーの大きなチェックの柄のふすま。
敷石にも緊張と和らぎの表現の交差がありました。

このような素敵なものを国で管理し、一般に開放(申し込み制)しているということはとてもありがたいことと感じました。だって、多くの人々に知ってもらわないともったいない財産です。

東儀さん似のお兄さんは「今の季節もいいですが、梅雨の頃には梅雨の、秋には秋の、その時期、その時期のよさがありますので、また、お越しください」と最後にごあいさつ。
葉っぱがどんどん生い茂る緑色の匂いの中で、ぼくのおかあさんも、同じように「また、来たいなぁ」と思っていました*(ハート3つ)*

こんな素敵な体験をさせてくれたお友だちに感謝の気持ちでいっぱいです*(音符)*

彼女はお食事もとても気の利いたところを予約してくれ、桂離宮の前に東本願寺「枳殻邸」という、こちらも知る人ぞ知るというお庭を案内してくれました。
ところが、桂離宮の予約をしてくれていた「はがき」を持ってくるのを忘れていたのでした*(爆弾)*

それでも宮内庁の事務所に電話して事なきを得、ちゃんと見学することができました。
うふふ、ぼくのおかあさんは、そんなお友だちがますます好きになってしまいました。




習慣

2009年05月10日 01時02分00秒 | 日記
一年中で一番いい季節だというのに、ぐつぐつと家の中で過ごしていました。

気がつくと、ラベンダーはすっかり色褪せ、たった一つしか咲いていなかった苧環の花も散り、今年はうんと豊作だと期待していたさくらんぼ、一つも残っていませんでした*(涙)*

習慣というのは、でも、おそろしいもので、体の具合が悪いときは、よくもこれだけ眠れると感心するくらい寝ていましたが、段々に平常の生活になると、やっぱり夜更かし・・・

これを機会に早寝早起き、と思っていたのでしたが・・・

無い習慣というのも困ったものです。ぼくのおかあさんは自分でテレビをつける習慣がありません。
金曜日、ヒガシの必殺を見るのをころっと忘れていたのです。
あんなに楽しみにしていたのに、です。
後で気付いて歯軋りをして悔しがるおかあさん。
こんな顔


梅干から出てきた!!

2009年05月02日 14時07分00秒 | 日記
もう1週間も具合が悪くて、Cafeでのお返事もちゃんとできていないのに、こんなことだけ書いていいのかと、自分でもヘンになってきたのかしら、とぼくの顔をみつめるおかあさんです。

昨夜は豆ご飯を炊きました。

調子が悪くっても、美味しい不味いのがわからないまま、普段と同じように食事できるのは、良いことなのか、悪いことなのか、、、

今日、お昼に残りの豆ご飯を豆おかゆに仕立て直しました。

やはり、お味はあまりわかりません。
山椒の佃煮をうんとたくさん入れて作ったちりめん山椒。おじゃこはけっこうとがっていて、のどが痛いのですが好物。
梅干はこれが自分で漬ける最後の梅干と思って漬けた、実家の梅の実。

がりり
このガラスのようなものが梅の実の中から出てきたのです。
梅の実を洗ったのから、漬けて天日に干したのも全部自分ひとり。途中でガラスの破片が混入する余地も無い。

しんどいくせに、写真に撮っても写ってないのじゃないかしら、とか、ガラス玉だと思ってるけどもしかして何かが化学変化をおこして、めったに出来ない輝石なのでは、などと空想力だけは旺盛です。

ああ、でも、くたびれました。
目が見えるということは、どんなにありがたいことでしょう。

昨日、近くの内科から歩いて帰る途中、目がくたびれたので、前の安全を確認して5歩、歩道を目をつぶって歩きました。

目を開けると、ちゃんと前が見えます。
おかあさんはこのところ、よく、こんなことをしています。
2階から階段を下りるときも手すりを使って、目をつぶって降りてきたりしています。

めがねをかけるとすぐに頭が痛くなるし、調子の悪いときはコンタクトレンズはだめ。
それでも、ぼんやりでも、目が見えるって、とてもありがたいと、いつも思うのです。

少しくたびれました。お昼寝します。
ティッシュにくるんでひもでくくった、この四角い物体が、今度開けたとき、ぱ~と煙が出てきて、ぼくはおじいさんになってしまうかもしれません。。