ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

スキ―

2015年01月12日 17時42分16秒 | ひとりごと

長いことブログ更新していなくて、昨日書いたのにまた今日も書くのは何となくヘンかな、と思いつつ・・・

一昨年はぼくの具合も悪かったし、おかあさんも頸椎の怪我をしたのでお休みしたスキー行きでしたが、2年ぶりに年末から乗鞍高原に行ってきました。

ぼくがこの家に来てから、おかあさんが、犬が泊れて温泉のあるスキー場、という条件で探したペンションに毎年お世話になっていて、そのペンションの売りである『田舎の親戚』に、ほぼ等しくなってきているように思います。

 おにいちゃん夫婦が横浜からやってきて合流です。 おねいちゃんはお仕事が休めなくていっしょに行けませんでした。おねいちゃんとmomoもいたら、もっと良かっただろうに、とおかあさんは思っていました。(一昨年のぼくとおかあさんの写真、左側の「ももすけ写真館」に載せています)

だいたい、スキーといっても3泊~4泊して2日滑る程度(なにしろ家から乗鞍まで1日がかりですから)なのですが、今回、おかあさんは1日しか滑りませんでした。

 1日目は雪でした。あまり転ばない(上手というのではなく、そういう滑り)おかあさんではありますが、前回、一度転んで起き上がるのが難儀した覚えがあって、以来、滑ることより、その恐怖が頭から離れません。(昔はもっとかっこよく滑れていた、と思っている)

そろり、そろり、ま、なんとかです。おとうさんも去年にアキレス腱を切っていて少し心配していましたが、スキー靴はいわばかっちりしたサポーターみたいなもんだから、と自分に言い聞かせていました。

お昼におにいちゃん夫婦と一緒にご飯を食べて、また、別々に滑りました。なにしろ、高齢者、休憩が長いし、朝は朝で彼らの方が先に出かけていて、翌日は滑らなかったおかあさんは、とうとう、おにいちゃんたちとは一緒に滑ることができませんでした。

乗鞍高原スキー場は標高が高いので雪質はいいのですが、この日は気温が高くて下に下りてくると雪がどろんとしていました。高齢者は無理をしないで早めに下りたのでしたが最後の急坂でおかあさんは3度も転び、自由がきかずなかなか起き上がることができないのでした。必死でした。やはり体力がないのでした。

それで、もう次の日は滑らないことに決めました。

ペンションからスキー場まではペンションの車で送り迎えしてくれるのですが、次の日、おかあさんは路線バスでスキー場からまだ上の国民休暇村まで出かけました。

ペンションの車で送ってもらってもよかったのですが路線バスに乗ってまた違った雰囲気を楽しみたかったのです。新島々からスキー場前までは数名のお客がいましたが(おかあさんはスキー場前の少し手前のバス停から乗ります)、みんなスキー場前で降りて休暇村まではおかあさん一人でした。

休暇村でみんなと一緒に食事をして次のバス(シーズンなのでうまく2時間後くらいにありました)で帰りましたが、やはり休暇村からスキー場前まではおかあさん以外他のお客はいませんでした。一番前の座席でおかあさんは運転手さんといろいろお話しました。こんなのが大好きです。それに、この道は落葉松の林でとっても雪景色がすばらしく、楽しい小旅行(劇中劇みたいな!)となりました。でも、残念なことに、その景色を写真に撮るのをすっかり忘れていたのです。

あまり滑れなくても雪景色をながめ、温泉に浸かるのは最高です。ペンションのお部屋に寝転がって本を読んでいたら燦々と日がさしてきて、なんて贅沢なこと!

次のシーズンまでにはトレーニングして少し体力をつけてがんばってみようかな、なんて今は思っていますが、いつまで続くことでしょう。しかも、もう年が年だし、だめかなぁ、温泉だけでいいかなぁ・・・・