ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

選択肢

2017年11月04日 11時50分49秒 | ひとりごと

ぼくのおかあさんは近視で、その上老眼です。

数年前、コンタクトレンズを使用していた知り合いが白内障の手術をしたらコンタクトが要らなくなった、というのを聞いて、じゃ、私もとすぐに決断。

切迫して手術の必要性なかったのですが、当時、慢性肝炎からエコー上では肝硬変ということで、残りの人生を楽しくしなくちゃ、と思ったからです。

その手術のレンズの選択、遠くに合わせたレンズは元来近視の人は9割がたあとで不便になったと言いますよ、と主治医から聞けば、それでもと言えなくて結局は近くに焦点を合わせたレンズの手術をしてもらったのでした。

だから近視は近視のままです。0.03から0.1、ま、すごい強度の近視から普通の強度の近視で、矯正のメガネまたはコンタクトレンズはやはり必要です。

あんまり意味は無かった手術でしたが、でも、家の中ではメガネもコンタクトレンズもしないで過ごせています。手術のせいか年のせいかわかりませんが、メガネもコンタクトもつけるとつらくなってきたせいもあります。

そして、出かけるとき、コンタクトレンズをいれてフローリングの床に埃がいっぱいなのに気付いて、、でも、後ろめたさを感じながら出かけます。家に帰ると、すぐにコンタクトをはずすので、さっきの埃のことは忘れてしまいます。

今日は予定の無い日で、朝の片付けもゆったりとできました。すると、コンタクトをしていないので食器洗いの水きりのステンレスカゴの汚れが目につきました。近くは良く見えるのです。ブラシでこすっても、長い間の汚れがたまっているので簡単にはとれませんが、それでも少しきれいになると気分がいいです。

家事の中で、この隙間の多いもの、たとえば目の粗いザル、ガスコンロの五徳などを洗うのが苦手です。

気がつかない方がいいのかなと思ったり、でも、気がついても後で、と済ませることのできる選択ができることに本当はありがたさを感じます。

 遠くに富士山、見えます。

その後、なぜか、去年あたりからエコーの画像でも慢性肝炎とだけ、『肝硬変』が消えた?診察でも、先生は変わりないですからこのまま半年ごとの検査を続けて行きましょう、とだけ。でも、どちらにしても残りの人生は楽しまなくっちゃ、と思って、目いっぱい楽しんでいますが。