ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

もものいない庭はさびしい

2014年09月21日 17時28分25秒 | ひとりごと

多分、1年間は「去年の今頃、こうしているときmomoがいたんだわ」とおかあさんは思うのだろうな。

 

朝晩はめっきり涼しくなって、今年の秋は駆け足でやってきたようです。

そういえば、今年の夏は風鈴を吊るすのを忘れていたのに最近気が付いたのでした。そしてまた、気が付けば、のれんも夏用に変えていなかったのでした。

あんなに暑い暑いといってたのに「夏」に気が付いていなかったのです。

昨日、近所のコミュニティセンターでフルートとオカリナのコラボ演奏会とお茶の会があって(お客はほぼお年寄り)、おかあさんは前に座った品のいいおばあさまとお話していました。住所の話になって、我が家の近くにその方のお孫さんがいる、というのでお名前は?と聞きました。

「あら、いやだー、出てこないわぁ、どうしたんでしょうねぇ、、、」(ちょっと気の毒をしたような)

でも、おかあさんはすっかり、そのおばあさまが好きになってしまいました。

 

涼しくなると暑い間放っていた芝生の伸びが気になって、気になりだすととまりません。長い間使っていたハンディ芝刈り機が壊れてしまったので、急遽、ホームセンターへ。でも、同じようなのだけれど充電式とかで高いのです。けちなおかあさんは、せっかく行ったのに買わずに帰ってきました。

お家に帰ってネットで探すとあるある、電気コードつきだけど1万円も違いました。当然注文しましたが、いいお天気でしたが今日は芝刈りができません。

鉢植えの大きくなったのを植えかえたり、草引きをしましたが、momoがいない、、、、

そこへクロネコのおばさん。お友だちの宅急便やさんです。いつもぼくをなでなでしてくれていたのです。ひとしきり思い出話なんぞをして、それから庭の猫のフン害の話なんぞをして。我が家の猫の額ほどの芝生に、それもいつも同じところあたりに猫のフンがあって、酔芙蓉の落下した花をとる(なんて言う名前の道具だったっけ、と”ごみつかみ”で調べたら”清掃用トング”というのがありました。芙蓉の花は落ちてすぐに拾えばいいのですが一晩おくとナメクジがくっついていることがあるので素手では拾わない)のと一緒にとらなければならないこと。猫のフンはしばらく放っておくと(臭くてしかたないけど)まる虫がきていつのまにか食べ果たし、繊維質だけ残っていたことがあり、その発見をさもうれしそうに話ました。

ほんとうは猫が嫌いなわけじゃない。ちゃんと当家の主と遊んでからお土産を残していくのなら許せるのだけれど、人のいない間にこっそり、というのが許せない、とフン害に憤慨するのでした。

以前ブログではお友だちだった方と、最近FBで見つけてお友だちになりました。ぼくの死んだことを知ったそのお友だちは、いまでもmomosukeくんのことは覚えているよ。会ったことはなかったけれど心の中にはいまもいるよ、と言ってもらえてうれしいおかあさんでした。

ぼくはしあわせな犬だなぁ、と思いました。