ももすけの日記

黙祷して平和を願ふ終戦忌
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

桜散る心の整理つかぬまま

2020年04月14日 02時15分51秒 | ひとりごと

コロナウイルス騒ぎで3月の第2週から、花の文化園以外、私の趣味、ボランティア活動はすべて休止となった。

その、植物園のボランティアも4月第2週から休止。

月曜日・太極拳、水曜日・月1回の3つの句会、木曜日・コーラス、金曜日・老人体操、土曜日・午後月2回と午前毎週の英会話、それ以外に老人施設と植物園のボランティア、それ以外に時々、撮影にうろうろ。

え~、え~、という感じで最初はどうなるかと思っていたけれど、家事をやりだすときりがない。いかに普段の家事をさぼっていたかと思い知らされる。

植物園の草を抜いていて、ああ、我が家の庭の草もぼーぼーなのにという罪悪感をいつも感じていた。それが、ゆったり1日でも(ただし、途中で腰が痛くなったり、ほかの用事ができたりするけれど)草引きをしていられる。

ふと背中合わせのお宅の奥さんとあいさつして、(この方も、このシチュエーションだからこのお宅の方、とわかるのだけれど、道で行き過ぎてもお顔は覚えていない)「タケノコ食べます?」と聞かれた。「ええ」と返事すると、ちょっと待っててね、と。

タケノコは食べるけど、湯掻くの面倒だなと思って待っていると、ちゃんと茹でたもので、ほっと。それから、大きな里芋、ポンカンに八朔のようなみかん。国から送ってきたのだと。お国は?と聞くと熊本とのこと。真裏ではなく、斜の裏なので、フェンス越しでも手を伸ばしあって受け取りをした。

その晩はタケノコのおかか和えに里芋と厚揚げの炊いたんの2品が増えた。毎日出歩いていると、あらかじめ決めていた献立をテキトーにやり、頂き物はそのまま冷蔵庫に入れてしまって、翌日とか翌々日になってしまっていたのだけれど。

おいしいタケノコ、里芋がまた、おいしかった。

お風呂の床もせっせと磨いた。しかし、これはもう手遅れ状態。せっかく2年前に新しくしたのにさぼっていたから、う~ん、もっとこまめにやっておけばこんなことになっていない、と後悔しながら磨いた。

それから、娘のタンスの中に残している毛糸がたくさんあるのを以前から気になっていたのを引っ張り出し、手元にあった1本のかぎ針で編み始めたこと。私の持っていた毛糸のベスト、頭からかぶるだけのシンプルなもので横幅は大きくて、太っている娘にも着れるので、これだ、と。かぎ針編みのモチーフのセットで毎月送られてくる頒布会のもので、解約しないでいたから1年以上分もあったし、とてもカラフルなので、どの色を組み合そうかと、考えるだけでも楽しかった。

10日間くらいかかったが、それが昨夜完成。夫に託し店に、今日、娘がそれを取りにに来て喜んでいた、と。よかった💛

編み物をしていると時々、糸が絡むことがある。ふつうイライラするのだけれど、今回はちっともいらいらしなかったのに、自分でも驚いた。時間に余裕があるって、こんなことなんだと納得した。

頸椎損傷以来、うつむくことがかなりしんどいことなので、(ほかにも事情はあったのだけど)朗読ボランティアをやめたのだった。なので本を読むのはベッドの中で横を向いて。そのうえ、この前のレーシックでとんと近くが見づらくなって、とても手芸なんかできないとあきらめていたのだったけれど。でも、あの毛糸をそのまま放っておいてはもったいない、と始めたら、結構、ええ加減ではあるけれど(型紙無し、スケールも無し)できる!

友人たちは早くコロナが終息して、また、従来通りの活動ができることを切に願っているようだけれど、大きな声では言えないけれど、私はこのまま数か月続いて(実際はもっと長引くのかもしれない)もうしばらく、「専業主婦」に徹していたい、と正直思う。

毎日、毎日、あれやこれやといろんなことを習い(ちっとも身についているわけではない)いろんな人たちとおしゃべりして、楽しいことはとても楽しいのだけれど、案外、私って家庭的なのかもしれない、なんて思ってしまう。

 


4月1日

2020年04月01日 17時27分14秒 | ひとりごと

4月1日は毎年、夫の誕生日(^-^;

7年前の今日、息子からお父さんへお祝いのウナギが送られてきていた。彼はインドネシアに駐在中だった。

で、晩御飯の用意をして家族が帰ってくる前に私はお風呂に入って、がいつものパターンだったのだけど、この日は夫が家に帰ってから私が先にお風呂に入って、入れ替わりに彼がお風呂に入ったのだった。で、私が洗面所で倒れたのを気づいたのだった。

いつもだと、誰もいないときにお風呂に入って、家族が帰ってきたらすぐに食事の用意が始まるようにしていた。この日もそうしていたら、私は今、こうしていられなかったかもしれない、と思う。

あれから7年。

数日前に息子から電話があった。彼はもう日本にいるけれど、「お父さんの誕生日にシェーバーを送ろうかと思うんだけど」と。「お父さんは電気シェーバーは使わないよ。時々血だらけになってるけど、かみそりだよ」「じゃ、お肉でも送っとくよ」

翌年、お母さんがあの日食べられなかっただろうから、とまた、自分が日本で一番おいしいと思っている静岡のウナギを彼は送ってきた。お礼を言ったけれど、実は近頃お母さんはウナギがどうも食べられないのよ、と言ったのを覚えていたようで、お肉、なのだ。

ところが、、、まだ、届かない。

お赤飯を用意したけど、仕方ないね、ありあわせのもので。

ここに、こうして書けることに感謝💛