ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

2006年04月26日 19時49分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんは、どうも浮気性のようです*(ウインク)*

めったに会わない人に、人違いされるほど。
よくいえばイメージチェンジかなぁ。
ほんとうは、飽き性なのです*(ジロ)*

きょうは美容院に行って、くりちゃんみたいにくりくりパーマをあててもらいました。

なかなかのできです*(ドキュン)*

鏡を覗いて、ちょっとハンサムな美容師さんが
「かわいくなりましたね」

おかあさんは謙遜して
「顔が無かったらね」


「いや~、顔が無かったらこわいですよ」

ごもっとも、のっぺらぼうだとこわいもんね*(びっくり2)*



薫風

2006年04月24日 11時06分00秒 | 日記
風薫ると言ったってぼくのおかあさんはただいま花粉症状に突入しているので、ガラス戸越しに薫る匂いをかいでいます。

花がすっかりなくなったミモザの茂みの向こうになにやら赤いものが・・・

今ごろ、その位置に赤い花が咲く覚えがありません*(はてな)*

モミジでした、狭いぼくんちの庭なのに今まで気がつかないでいました。
PCの位置を変えてから窓の世界が変わり、初めての春です*(庭)*

いつかテレビで個人の家を設計する建築士の話をやっていました。

依頼者は実際はどんな家がいいのかわからない。
だから、希望はあえて訊かないで、その生活様式や趣味、ものの考え方など雑談していくうちに察知していくのだそう。

依頼者の土地を見に行った。まだ小さい1本のイチョウの木が敷地に残されていた。

設計士は考える。どの部屋の窓からでもこの木が見え、家族のシンボル、やがては歴史となるように、と。

そのアイデア素敵だな、だけどイチョウは葉っぱがかたくて落ち葉がタイヘンだと内心思って見ていました。

ぼくんちは20年ほど前に壊してもおかしくはないような古家付き宅地を購入。古家、いっこう平気なおかあさんは気に入って住んでいたのですが、手入れをする段になって家の土台が手抜きということが判明*(汗)*

急遽、建替えになったのでした。手抜きの家も大手メーカーだったのですが、別のプレハブメーカーにほぼ決まりかけていたところに、木造建築のメーカーがとびっきりの建築士を連れてやってきたのです。

目の前でさっさーと絵を描いて夢を具現してくれます*(ハート)*

木造はどんな風にでも出来ますよ、なんて~
この人だったらいいな、と、単純なぼくのおかあさんはそれで決まりでした。

が、実際の設計はもっと下っ端のような若いお兄さんでした。
が事情があって急いでいたので、それに木造最大手、なんて安心して建ててしまったことに、後々まで吹っ切れないものが残ってしまっています*(涙)*

もちろん、新しい家はそれなりに便利で快適*(音符)*欲を言ったらきりがありませんが、その設計士さんの件ではどうもS林業は詐欺のような気がしました*(びっくり1)*

マスクをして庭の草引きしなくちゃ、明日の録音の練習しなくちゃ、おかあさんはガラス戸の中から、おそろしく明るくなってきた外の日の光を見つめています*(クローバー)*




ゼフィランサス

2006年04月21日 17時14分00秒 | 日記
>ものになった時、ものになる時。ものになってゆくという自然現象。

>感情満たされてる時。ゼフィランサスの花咲くとき、楽しくていい時。


カタログ大好き人間のぼくのおかあさんは生協のカタログに”お買得”と載っていたゼフィランサスの球根を注文しました。
ついでにネットでゼフィランサスを検索したら冒頭の一節があったので、おもしろいなぁと勝手にメモしました~

球根はもうだいぶ前に届いていたのですが、ようやく先日、植え込みしたところです。

雨が続いていたり、寒かったりと庭仕事もしていなかったので草がぼーぼーです。

まぁ、草引きは次のお楽しみに、ということであちこちに、小さなその球根(5、60球くらいはあったかな)を片っ端から植えました。

実はぼくんちの庭のすみっこにももともとあって、なんていう名前なのかな、かわいいなぁと思っていたのです*(クローバー)*

和名は「たますだれ」と言うそうです。
誰でもどこかで見かけたことのある、小さな可愛いお花(ヒガンバナ科)が咲きます。

いつのまにか山吹が満開になっています*(ハート3つ)*

パンジーは寒さの中で頑張って咲いていた緊張感が解けて、どっと咲き誇っているようです*(ハート6つ)*

うれしいことに、植えてから何年も咲いたことの無かった(買ったときには咲いていたのに)おおでまりがいくつも蕾をつけています*(青ハート)*

今日はとても寒くて風がきついです。早くいいお天気になって、おかあさんといっしょに庭の草引きしながら遊びたいとぼくは思っているのですが、そのおかあさんもなんだかだとご用があって忙しくしています。

Cafeのおさんぽもなかなか、ぼくひとりではできないのでごめんなさい*(涙)*

伝言板「ももすけ掲示板」にちょっとよく撮れた(と、自分では思ってる*(汗)*)写真を載せています。配達できないので、よかったら覗いてくださいね*(ラブリー)*



ブタクサ

2006年04月16日 11時19分00秒 | 日記
先日、ご近所のおばさんが目頭にハンカチを押さえてうるうるしているのに出会いました。

「いやだわぁ、アレルギーなんよ。ブタクサ。いかにも、いやでしょ、わたしがブタみたいで」*(泣く)*

なるほど、そのおばさんは小太りです。ぼくのおかあさんはもうずいぶん前に検査して”カモガヤ”がアレルギー源だと言われて知っています。

内心、ブタクサでなくってよかったと思いました。
”ハウスダスト”なんかだったら、いかにもそのお宅がお掃除してないみたいだしー

でも、考えてみると”ブタクサ”や”ほこり”に抗しているわけで、むしろ潔癖だと考えなければならないのではないかい*(はてな)*

名前からのイメージ、っておもしろいもんだね。

ちなみに、昨日、葛城山に行って、あこがれていた”かたかごの花”に初めて会ってきました*(青ハート)*

時期はまだ少し早くて群生もまばらでした。でも、蕾はほっそりとうつむいて(もっとも開花時期でも雨だと花はうつむいて萎むそうです)地味ながらしっかりと自己主張しているような凛としたたたずまい。

かたくりの蕾は雨にふるへをり*(クローバー)*





ベラルーシの林檎

2006年04月12日 12時46分00秒 | 日記
栃木、群馬、福島がどんな位置かさだかでないぼくにとって、バルト3国といったってもっとさだかでない。

だけど、たまたま1993年第一刷発刊の岸恵子著『ベラルーシの林檎』という素敵な題名にひかれて読んだ本に少なからずの感動*(キラキラ)*

その13年の間にイラク戦争があり、日本はバブル経済崩壊後を引きずっている。その本の最後にはイスラエルとパレスチナが握手していたが。。

正直、ユダヤのこともあまり関心なかった。なんでエルサレムが問題になるのかもわからなかった。

70歳にもなって、あんなに綺麗な岸恵子さんがただのべっぴんさんではなかったことを知って、ちょっと得をした気分だ*(青ハート)*

彼女が日本脱出をしたことへの、マスコミに対する非難や弁明がましいことも感じるけれど、恐らくは日本人魂の潔さを正直に実行したに違いない。

*(星)*日本を含む東洋のよさは、削除の心得、寡黙の美。よけいなことは言わない、しない、求めない。一を聞いて十を知る。
西欧の日常では十を聞いてやっと一を納得する。鈍感なのではなく、ロジカルな明晰さが尊ばれる。
寡黙が美であるためには、寡黙の語る内容が確固としたものでなければならず、ここ一番というときへんな遠慮やどうせ言ったって、というあきらめで省略したのでは誤解はますますひろがり、不思議な人たち、となってしまう*(星)*のだそうだ。

日本人もだんだん変わってきている。しかし、ものの本質をついた寡黙な言葉には、おしゃべりなぼくはいつも憧れている*(キラキラ)*