ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

北海道は暑かった

2006年08月28日 01時16分00秒 | 日記
ひょんなことから、ふいと北海道旅行をする気になって、それならばとミーハーおかあさんは知床行きにしたのでした*(飛行機)*

大阪・伊丹から羽田乗り継ぎ、女満別空港。
時間かかるぅ*(困る)*
関空なら直行便がある、しかし往復の航空運賃くらいの費用で連れてってもらえるのだから仕方ないね。おまけに大阪から添乗員さんが同行。

まずは網走監獄博物館です。
北海道は何でも観光にしてしまうんだなぁ、夕張のこともあるけど、と思いつつ、牢屋に入ってピースサインして写真を撮ってもらったおかあさん*(ウインク)*

真っ青な空に爽やかな風、と思いきや暑い*(汗)*
氷点下18℃とかいう「オホーツク流氷館」へ飛び込みました。さすがに、そのままの格好では寒くなってきて数分で退散*(ダッシュ)*

翌日、お目当ての知床半島の先っぽまでの観光船*(波)*
この日も良いお天気で空はあくまで青く、海は深い緑になったり紺色になったり、航跡の泡の白さが砂糖のまぶしたおせんべいのようでした。

このままの速度で航行すると20分くらいで国後島まで行けるくらいの距離です、との船内の案内がありました。
海の向こうにうっすらと三角の山が見えていました。バスガイドさんは霧の摩周湖より、国後の見える確率のほうがはるかに低いと言っていましたから、満足です。。

それから知床五湖を歩きました。海から眺める断崖絶壁も飽きないものですが、歩くのもとても気持ちの良いものです。

が、暑い、人が多すぎる*(びっくり1)*
自分だって、その”人”なんだから、それに観光客がたくさんのほうが地元はうれしいのだから。
以前のバスガイドさんが北海道は賃金が安いから脱出したいのだけれどと言っていたのを思い出していました。

そう、ぼくのおかあさんは地元の人とお話することがとても好きです*(ハート)*

お風呂で何か分からない言葉でしゃべってる4,5人のおばさんといっしょになりました。
多分、地元の方たちだと思っていたら、そのうちの一人と目が合い、にっと笑うと、もう、おしゃべりします*(OK)*

茨城県でじゃがいもやメロンを作っている農家のおばさんたちでした。
夕張メロンに対抗心を持っているよう、しかし、じゃがいもの種は北海道のでないと育たないとのこと、へぇぇ。

いい気持ちで温泉を出てお部屋にもどると暑い。フロントに電話しました。な、なんと、クーラーの設備が無い*(びっくり2)*

そういえば、バスガイドさんが網走の流氷もあと10年か15年で無くなってしまうらしいです、って言っていました。

今度、夏に北海道に旅行するときは、お宿にクーラーがあるかどうか確認してから予約するようにしないといけません。




「藪の中」

2006年08月19日 23時44分00秒 | 日記
ロシアに拿捕された漁船のニュースでは、海域のことを言っていました。
ぼくはアメリカもあまり好きではないけど、ロシアのほうがもっとずるくてうそつきで約束を守らないような感じがするのです。

海に線が引いてあるわけではない。ちゃんとした証拠はあるのかもしれない。
それぞれの言い分、海の上のことだけどふと「藪の中」を連想してしまった。

決着はどうであれ、亡くなってしまった人はかえらない。

「北方領土」「北方4島」とかの問題はある程度頭にあっても、本土に住むぼくには遠いことのように思っていたのです。

それが勝手なもので明後日から知床に旅行に行くおかあさんは、今ごろ地図で確認。
ほんと、何も知らないのですから*(汗)*

国と国との境に立ってぎりぎりのところでお仕事されている方たちに思いを馳せています。
申し訳なく思いつつ、やはり旅行には出かけるようで、しばらくぼくはお留守番になります*(ラブリー)*





遠き山に日は落ちて・・・

2006年08月14日 01時31分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんが小学校の頃の夏休みのこと。

おとなりのおばちゃんが農薬を飲んで自殺したのでした。

末っ子のおかあさんは5才くらいまでお母さんのおっぱいから離れられませんでした。
農家のそのおばちゃんは「これお母ちゃんのおっぱいに塗ってもらい」とトウガラシを持って帰らせました*(チリ)*その顛末は覚えていません。

でも、よちよち歩けるようになっても、真っ裸でごそごそ這って、となり近所を徘徊していたとか。
多分、右隣の立派なおうちより、左隣のそのおばちゃんが好きだったような気がします。

おばちゃんは美人だったのですが、不細工でいかつい旦那さんでした。
田んぼのほかに金魚池も持っていたようです。

いつの頃からか、しょっちゅう、夫婦喧嘩を派手にやっていました。

ある朝、騒がしいと思ったら3人の子どもに農薬を無理やり飲ませ、自分も飲んで死んでしまったのです*(涙)*

大きな子どもたちは農薬を吐き出して無事でしたが、一番下はおかあさんより1つ年下で薬を少し飲んでしまい、しばらく入院していました。

それから、夏休みの間中、毎朝夕、おかあさんはお仏壇にお経をあげました。

夕方になると、裏のいちじくの木に登って『と~き山に日は落ちて~』を歌いました。
でも、よそのおうちで山に沈む太陽がそこからは見えません。
野原まで走っていって、生駒山に沈む夕日にお祈りをしました。

お盆にあのおばちゃんの帰るおうちはあるのでしょうか・・・

今夕、迎え火を焚きながらおかあさんはそっと「何もできないけど、3日間ならうちに来てくれていいのよ」と心の中でつぶやいていました。

実家ではお盆にいろいろお供えしたりしましたが、今は門徒で何もありません。
わぁ、楽チンだなと楽に走るおかあさんはよろこんだものでしたが、実家でのことを懐かしく思い出しています*(キラキラ)*

だから、ぼくんちでは今晩からたくさんのひとでにぎやかだと思います。
「郡山のお母さんやお姉ちゃんも来ていいでしょう*(はてな)*」とおかあさんはおとうさんに言っていました。

新築の家迎火を焚きにけり




小指が痛い

2006年08月09日 01時07分00秒 | 日記
ぼくが夜中におかあさんの足の小指をかじった覚えはありません*(汗)*

もう久しく自分の足なんかじっくりと眺めた事はなかったのに、例の生爪事件で親指の爪をお風呂上りに毎晩観察しているうちに、ふと小指が気になりました。

タコのようなものができて時々、痛むのでした。
薬箱の中にあった、いつのだかわからない「イボコロリ」を塗ってみたら、薄皮がはがれていいようでした。中から芯のようなものが*(びっくり1)*
”魚の目”みたい。

その薬はすぐに古くてダメのようなので薬局で今度は「ウオノメコロリ」というのを買ってきて塗り出したのです。

ごま粒の十分の一くらいの小さな”魚の目”が取れてはまた発生しているみたい。

それがじんじんと痛いのです*(涙)*
でも、ここで止めてしまったら元の木阿弥*(!?)*
もう何日もなるのだけど、ちょっとでも触れようものなら飛びあがるほど痛い*(びっくり2)*

先日来、快晴の朝。
朝食をとっていて、ふと、こんな時間に突然、原爆が落ちてきたらどうするだろう、と思いました。

魚の目と原爆をいっしょにするなんて、ぼくのおかあさんは短絡過ぎる。。



環境にやさしい住宅

2006年08月04日 11時27分00秒 | 日記
先日、ぼくのおかあさんの術後5年の検査がありましたが、ぼくんちも建替えて5年になるのでハウスメーカーの人が点検に来ました*(家)*

10年保証というのは構造上のことで器具などはダメです。
人間の体には保証期間が無いし、何十年も経っていると精密検査をすればどこかみつかるらしい。

さて、このときとばかり、おかあさんはハウスメーカーさんにうったえました。

*玄関の鍵の抜き差しがかたいこと。
それは今日、サッシやさんが来て、ちょっと鍵穴のおそうじして 『鍵穴のおくすり』をさ して完了*(OK)*

*洗面所のボールに水を貯める上げ下げの栓がかたいこと。
これは部品の交換。なんと部品が1万円弱。
出張費と取り替え手間賃で2万円近い*(びっくり2)*
メーカーに直接クレームの電話をしたら、部品は無料にしましょう、とのこと。
でも、サービス会社の費用までは持てない。 わかる、けど。。
だから、もう修理は頼まないことにしました、かたいのを我慢しています*(汗)*

*蟻が入ってきて困るということ。
ああ、それは心配ないです、シロアリではないですから。
っていったって、砂糖つぼにも入ってくるし、そのへんにお菓子の袋もほうっておけないよ*(汗)*
家の廻りに接して草を植えないことです、って。
でも、いっぱい植わっているもんなぁ*(庭)*
ハウスメーカーさん曰く「環境にやさしい家ですなぁ」とにやり*(風鈴)*

うまい、座布団を1枚やろう*(ラブリー)*
それから、このまえにぼくんちに訪ねてきた人は「イングリッシュガーデンのようだね」なんて言ってくれました*(クローバー)*

いやぁ、そんないいものでは決してないのでぼくは恥ずかしいくらいですが(それはもう薄暗くてよく見えない時間帯でしたから)おかあさんは”イングリッシュガーデン”がうれしくってしょうがありません*(ロケット)*