ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

面倒なこと

2016年04月26日 00時00分15秒 | ひとりごと

ぼくのおかあさんはカタログ見るのは大好きで、毎週届くcoopのカタログなんか延々と見ています。カタログというようなものがこの世になかったならおかあさんの生活時間はもっと長くなるはずとぼくは思う。

そのくせ、取扱説明書は読みません。いえ、読んでも意味が理解できないので、いつのころからか読まなくなったのです。どこか、あちこち押したり触ったりして、なんとなく分かってきます。

そして、ネットでのお買い物も大好きです。先日、coopのカタログに「女性用の電気カミソリ」(おかあさんは直感でそう思ったのです)を見て、ああ、そうだった、ぼちぼち買い替えないとと思い出したのでした。なにしろ、今使っている(といっても、1年に数回しか使わない。一度だけ刃を替えたことがある。)のは40年も前のもの。品名は”ラブラブシェーバー”(松下電工)

つい、ネットでだといくらであるんだろう、なんて見てみるとなんと5000円も安い。安い、思ったらすぐにほしくなって、それほど必要でもなかったのに注文してしまいました。届いた品を見て、あれえ、こんなのだったのか、と!

”脱毛器ソイエ”(パナソニック)   その左側が懐かしい柄(ダンヒルだったっけ、何にでもありましたネ)の1975年製!

脱毛と除毛(除毛なんて言葉、知らなかった!)違うのでした。なんかいっぱい部品があるし、使い方ややこしそうだし、返品するのも面倒だし。。でも、まだ、使う気になれないでいます。

 

面倒なこと、その2。

3月に旅行した時に乗った飛行機、帰りの便でビデオとかテレビのニュース画面が映らなかったらしく、お詫びとしてマイレージかクーポンをお渡しします、とのことでした。年に1回くらいの飛行機で、それに航空会社も特定できないツアーではマイレージなんか貯まらないし、と今まで関心なかったのでしたが、ここにきて急におかあさんはJALのマイレージ貯めようと思いました。年会費も要らないし、と、家電量販店のクレジットカード(普通のポイントカードは持っていたのだったけれど)も、JALマイレージカードも申し込みして、会社からは書類が送られてきているのですが、面倒なので手続き後回しのままです。

マイレージなんか要らん要らんと言ったおとうさんには5000円のJALクーポンが送られてきました。これなら日航ホテルとかですぐ使えるのでした!

 

面倒なこと、その3。

断捨離というものをやり始めたころ、亡くなった実母、姑、姉たちの喪服、みんな私のところにきていました。それらをすべて処分。以前は身内(親、兄弟、伴侶くらいは)が亡くなると和服であらねば、と決まりのようでしたが、最近はどこのお葬式でもたいていは洋装。

その喪服6着を処分した話をしたら、誰かが、「パッチワークだか、織物だか、何かやっている人ならほしがっているのに」と言っていた記憶がありました。その喪服、また、1着でてきたのです!今度は、おねいちゃんの振り袖も、もう絶対要らないから、と、その他、帯や帯締、帯上げも箪笥からだして、部屋の真ん中に置いたまま。もしかして、熊本で使ってくれる人いないかしら、とか。

豪州産最上級羊毛とタッグのついた毛布、これも40年前のもの。どうしようか、と、これは部屋の片隅に。

 

面倒なこといっぱいあるのに、そのままにして、おかあさんは、こんな日記をつけているんだ!!

 

 

 


サンフランシスコ!

2016年04月21日 16時43分19秒 | 旅行

最終日

マーセドというところはサンフランシスコから200kmほど内陸に入ったところで、このあたりの暖められた空気が上昇して太平洋から気流が流れ込み、サンフランシスコに霧が発生する、とか、ガイドさんの説明だったような気がしますが、どうだったっけ?

とにかく、この日はホテル出発も9時なのでゆっくりしていてもよかったのですが、汽車の音で目が覚めました。前日見た  長い長い貨物列車が近くに走っているのだろうか、確かめたくて、ぼくとおかあさんは外に出てみました。ちょうど朝日が昇ってくる頃でした。耳をすましても、車の音だけ、ホテルの周りを歩きましたが鉄道らしきものは見あたりませんでした。

すると、さっきまで無かった霧がみるみるうちに出てきてびっくりしました。  ホテルの駐車場に停まっていたキャンピングカーはアラスカ州のナンバーでした。とうとう、鉄道の線路も貨物列車も発見できずでしたけれど。

さあて、いよいよ、目的のサンフランシスコ。バスの中で”サンフランシスコのチャイナタウン~♪”と歌っていた姉の写真を膝の上において「お姉ちゃん、来たよ」とそっとつぶやきました。

フィッシャーマンズワーフ      アシカもお昼寝 

フィッシャーマンズワーフでは名物 『チャウダーボウル』 の昼食でした。

サワードゥというでっかいパンをくりぬいてクラムチャウダーが入っています。    今回のツアーでは、これが一番印象に残って美味しかったと思います。白ワインによく合いました。

さて、それからケーブルカー乗車です。限定ケーブルカーなのか、みんな観光客です。     中華街もケーブルカーからちらりとだけ    でも、こんな坂、マニュアル車だとサイド合わせ大変です! 

そしてゴールデンゲートブリッジ。バスの車窓からが一番きれいに撮れたと思います。(窓ガラスに反射していますけど)

 ね、霧もちゃんとある!

 バスから降りて、徒歩で橋の上を歩きました。(2.8km 約45分) 風が強くて帽子が飛びそうでした。ぼくが生きているぼくだったら、おかあさんはきっと抱っこして歩いてくれたと思います。他のわんこもたくさん歩いていました。ここがツアーの良いところで、片道歩くと向こうまでバスが回ってくれていました。

でも、どこも人がいっぱいでお手洗いは行列です。だけど、お金要らないし、わりあいきれいでした。意外に思ったことはトイレですれ違う時 "Sorry" と、はにかみながら言う若い女の子がたくさんいたことでした。

アメリカってあんまり好きじゃないけど、サンフランシスコには行ってみたい、と思っていたのでしたが、ちょっとアメリカが好きになりました。そして、アメリカは州によって車のナンバープレートが違い、いろいろな図案のあることも知りました。

さよなら、サンフランシスコ、ベイブリッジの夜景です。

いやあ、たのしかったです。でも、行く前、帰ってから、そして、また今週、と、3月に入ってから今日まで、3回も、それぞれ3、4日間くらい調子悪くてダウンしてしまいました。この年では、遊び過ぎ?と言われています。でも、動けなくなる前にしたいことしておかなくては、と思うのです。

元気になったら、また、みなさんちに遊びに行きます。ありがとうございました。

 

 


ヨセミテ国立公園

2016年04月21日 13時44分07秒 | 旅行

5日目

もう、ずいぶん前のことになるので、ぼくもおかさんも記憶があやふやになってきています。

旅程表によるとこの日はホテル5時出発でした!

ホテルにて朝食をすませバスにてフェニックス空港へ、とあります。

そうでした、空港のロビーではこんなかわいいスナップ写真を撮っています。  

フェニックスはアリゾナ州の州都で大きな街でした。 上空から見ると、なんと、幾何学的な模様に建物が並んでいました。   ちなみに1年前に見たアテネの街はこんな風でした→ 

 

フェニックスからサンフランシスコまで飛行機で約2時間。ここからまたバスで300km、休憩しながら4時間30分かかります。

でも、このころになるとバスに慣れてきたというか、バスの座席は一人2シート以上使えるくらいゆったりしていたので、それにほとんど寝ていたので、出発前に感じた恐怖感は無くなっていました。車中で和食のお弁当(これも美味しかったです)を食べて、うふふ、おかあさんは早弁しました。朝食、早かったですから。

ヨセミテ国立公園。誰かが、上高地みたい、と言っているのが聞こえてきました。

    きれいな公園でした。公園といってもアメリカの公園、桁違いに大きいです。人間が観光に訪れるのはその公園全体の1%にも満たない部分だそうです。

自然もとてもすてきでしたが、旅行しておかあさんが最もうれしいと思うことはそこにいる人とのふれあいです。ちょうどこの日は3月17日、アイルランドのセント・パトリックス・ディという日のようでした。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E7%A5%9D%E6%97%A5

おそろいの緑のTシャツを着た人たちが記念写真を撮っているのを見て、何か分からないけれど、でも、おもしろそう。おかあさんはすかさず、あなた方の写真を撮ってもよいか?とききました。もしかして、宗教的なこととかでダメ、と言われるかもと覚悟はしていました。すると、いっせいに皆こちらを向いて、いいよ~、と!坊やなんか、こちらに向かってきてくれました!!さすが、アメリカン・アイリッシュ。

  

 

また2時間ほどバスで寝ている間に、この日の宿泊地マーセドというところに到着。

 


アンテロープキャニオン

2016年04月16日 20時29分14秒 | 旅行

4日目

ホテルを8時に出発。いつもなら、早い!と思うところですが、ずっとめちゃめちゃ早い出発が続いていたので、なんだかゆったりした感じ。パウエル湖畔に建つホテルではお部屋からの日の出を見たり、ちょっと余裕。

さて、「神秘の迷宮アンテロープキャニオン」とありますが、なんとなく聞いたような気がするだけでほとんど予備知識なし。でも、今、wikipediaで調べて見ると、アメリカ南西部では、最も写真撮影され多くの人々が訪れる、とあります。知らなかったのはおかあさんくらい?!

前日のモニュメントバレー同様、先住民ナバホ族の観光ビジネス源であるらしいです。こんな車に乗り換えて行きます。

しかし、アンテロープという名前の由来はwikipediaにも書いていません。現地のナバホ族のガイドによると、50年くらい前?(年数はあやふやです、確か100年も経っていないと記憶しています)地元の少女がアンテロープを追って偶然見つけたということでした。

          

そして荒涼とした砂漠地帯をまた300km 

パワースポットとして脚光を浴びている(このこともおかあさんは知りませんでした)セドナへ    

   パワー、あんまり感じませんでしたがとても良いお天気で暑いくらいでした。

 

 

 


モニュメントバレー

2016年04月15日 00時47分26秒 | 旅行

3日目

日の出予定時刻 6時38分  グランドキャニオンの朝日

寒い中、吐く息が白くて、でも、待っていた甲斐あって最高にきれいな日の出を見ることができました。

それから、次の観光地、西部劇の舞台モニュメントバレーに向かいます。230km、バスで約3時間です。

先住民族ナバホが管理(?)していて、この砂漠地の中を小さなバンで廻ります。 ジョン・ウェインの小屋 

昼食は『ナバホ料理』、どんなんだろうと期待していたのでしたが、しかし、美味しくなくって半分も食べられませんでした。美味しくないのを載せるのも気がひけますが、でも、かえって、どんなんだろ?と思われるかもしれないので(ぼくだったら、そう思う)こんなんでした。   シャーベットは美味しかったです。

それでも、景色のほうは雄大でむしろ幻想的、ドラマチックな感じがしました。案外、来てよかったやん、と思いました。

夕食も雄大でした~~