ももすけの日記

黙祷して平和を願ふ終戦忌
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

©

2005年07月31日 13時00分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんは先日、生まれて初めてジャズコンサートなるものを経験してきました。

と書いてから、昔、琵琶湖でオールナイトジャズなんていうのに行ったことあるなぁ、と思い出していますが*(ウインク)*

とにかく、何10年ぶりかです*(音符)*

若い女性でアメリカ留学中にゴスペルと出会い、云々とありましたが、もう名前を忘れてしまっています*(汗)*
初めてのCDを出した記念コンサートだったのです。

一部は例によっていつの間にか眠っていました。
二部になって耳にした事のあるスタンダードナンバー~、う、なかなかいいなぁ、と目覚めます。

声量もたっぷりだし、マイクなんかいらないくらいだわ、と思って聴いていましたが、最後のあたりで余韻を残す息づかいはマイクが無いと伝わってこないからなんだね*(唇ハート)*

ほんのちょっとばかしコーラスをやっていたおかあさんは最近の歌手の息づかいがとても気になっていたのですが、ジャズっていうのはこの”息”が命なんじゃないかしら、と思い至ってひとり納得したわけです。



うなぎ

2005年07月30日 13時02分00秒 | 日記
土用の丑の日のうなぎを食べ損なったので今日あたりうなぎにしようっかな、なんて考えています。

で、その日は肉詰めピーマンをしたのですが、ぼくのおかあさんは子どものころから好き嫌いが激しくて、というより食わず嫌いで、ピーマンも食べられないものの一つだったのです。

ある夏の日、Sちゃんのおうちで晩御飯をよばれることになりました。
お母さんがいないSちゃんちはお父さんが肉詰めピーマンをこさえてくれていました。

嫌いだと意思表示はしたような気もするのですが、やさしいおじさんの顔を見て無理して食べたように思います。

すると、なんと、思っていたよりずっと美味しかった*(星)*

それからピーマンを食べられるようになったので、肉詰めピーマンを作るときはいつも、Sちゃんのお父さんを思い出すのです。

つい先日、Sちゃんから聞いた話です。
お母さんは交通事故で死んだと聞いていたけれど、定時制高校の先生をしていたお父さんの教え子と駆け落ちして、その後、鉄道事故で亡くなったと。。

そんなことがあったなんて、明るいSちゃんからは想像もできないことでした*(びっくり1)*

そのおじさんも、もう20年以上前の夏の暑い日に亡くなられたのでした。



宇宙

2005年07月28日 10時59分00秒 | 日記
「宇宙にはすべてを越えた『力』がある。始まりも終わりも無い。ただすばらしい世界をつくった『意志』があるだけなんだ」
ある宇宙飛行士が述べたという。

飛行機に乗って下界を見るとそんな気分の端くれを味わう事あるね*(ロケット)*

いや、太陽が昇るときや沈む時、森の中で小鳥のさえずりを聞いたとき、赤ちゃんがうまれるとき、愛する人と愛し合うとき、人間の体の精密さにおどろくとき、植物や動物が自然に反応するするのを目のあたりにしたとき、海の波が寄せて返すのをぼんやり眺めているとき・・・

南側の窓からもう床に少し日が射しこんできているよ*(晴れ)*

夏至から1ヶ月以上経っているんだ。
朝から煩かった蝉も今はお昼寝しているみたい。

風鈴のことりとも音なく真昼*(風鈴)*





仕事の一つ

2005年07月25日 13時21分00秒 | 日記
コーヒーを飲みながらCafeのおさんぽをしていました*(コーヒー)*

ある方の日記が目に留まり、ずんずんさかのぼって、ほーっと感嘆してしまいました。


『子どもは勝手に育つと思っていたけれど、自分の育った時代環境とは違う。今からでも遅くは無い。自分がやってきたこと、考えてきたこと、どうしてそうしたかということを子どもに伝えていこう。現代を生きる親として仕事の一つだ』


自分の母親が”子どもは福を持って生まれてくるから放っておいても育つもんだ”と言うのを聞いていたぼくのおかあさんは、子どもに手取り足取りして丁寧に育てている親御さんの話にどうも違和感を感じていたのでした。

子どもが自分の道を迷わずに歩いていれば、そっと眺めているだけでよいでしょう。

あまり迷うことも無く親になってしまったおかあさんは、おねいちゃんを見ていると理解できなかったのですが『現代を生きる親の仕事』に思わずうなってしまいました。

そうだなぁ、瓶のまま飲む”ラッパ飲み”なんてとてもはしたないことだったのに、今では誰もがペットボトルを立ったまま飲んでるもん*(びっくり1)*



サラウンド

2005年07月24日 10時38分00秒 | 日記
「蝉の声、サラウンドやね*(音符)*」

先日の朝、ぼくのおねいちゃんは言いました。
なるほど、とおかあさんは毎朝、その言葉を繰り返し思い出しながら蝉の声を聞いています。

一体、朝何時から鳴き始めているのでしょう*(びっくり2)*
夜型のぼくんちにとっては睡眠障害もいいところです。

洗濯物を干し終えた今ごろは、少し小さくなってきましたが、あ、それでも、また鳴きだして来ています*(汗)*

短い一生をおくる蝉だから目の色変えて嫌悪の情をあらわにしたくはありませんが、もし、1年中蝉がこの世にいるようになれば、公害問題になるだろうなぁ、とお馬鹿なことを考えているぼくであります。

ヒッチコックにあやかって『Cicada』の構想を練ってみようかな*(ラブリー)*