ももすけの日記

黙祷して平和を願ふ終戦忌
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

やばい

2015年07月30日 16時22分28秒 | ひとりごと

ぼくのおかあさんは、いつものようにお昼寝していました。

今日は午前中はコーラスの練習があったので洋服を着て(当たり前ですが)一応のお化粧もして出かけましたが、家に帰るなり顔を洗ってコンタクトレンズをはずして、スイッチオフの状態になります。

明日も老人体操の日なので出かける予定がありますが、何の予定もない日は一日中寝巻のまま(寝巻といってもシュミーズのような部屋着)お化粧もしませんし、コンタクトレンズもいれません。

で、あまりの寒さに目が覚めました。いつもエアコンの風の当たらないところに寝転がるのですが、何かかけるものが手近に無くて、それでもじっと寝ころんで動けません。

どこか遊びに出かけるときは元気が出るのに、何の用事もない時はいつもこんな調子。怠け者かなあ、と自分を非難しつつ、いやいや、元気なときはじっとしていないでいっぱい家事をこなしてるんだから、と自己弁護。

それにしても寒いので起きだしてエアコンのリモコンを見ると、いつもより1度低い。ん、っもう、おとうさんが下げていたのです。

やばいです。おかあさんはこんなとき、足が攣ることがあります。若いころの運動時の痙攣とは違って、もうもうどうしようもなく。以前、その話をしていたら、おかあさんのお姉さんも同じ症状で病院で薬をもらっているとのこと。とてもよく効くのでと、もらいました。以来、ずっともらい続けているのですが、(本当はよくないんだろうけど・・・)同じ症状の老人は結構多いようで、その話が出ると自分も人にもらっているくせに、「いいお薬があるからあげる」と何人にもあげています。あとは自分でお医者にもらうなり、買うなり(調べてみたらアマゾンでも売っていました)したらいいけど、教えてあげないと、と余計な親切心です。

気が付けば、手許にはとうとう1袋になってしまっています。

”やばい”とはこういう時に使うと思っていましたが、新聞に「やばい=すばらしい?」なんて記事が載っていました。

江戸時代後期に「やば」という言葉がみられ、「大辞林」によると「具合の悪いさま。危険なさま。不都合」これが形容詞化して「やばい」泥棒らが使う隠語だったらしい。だから、とても上品な言葉とは思っていなかったけれど、でも、ときどきは使ってみたくなる言葉。

・・・それが、2005年の文化庁の調べで「とてもすばらしい」の意味で使うことがある16~19歳は男性76%、女性66%。

『やばいくらい幸せ』否定的な心情表現を逆用して肯定的なことを強調する表現が生まれ、次第に肯定的な使い方への違和感が薄れていったのでは、と。

「すごい」もそうなのですって。元々の「すごし」は「ぞっとするほどおそろしい」これが次第に「ぞっとするほど美しい」、、、へぇぇ、そうなんだ。

言葉っておもしろい、生きているんだね。

さて、今日の写真、な~んかないかな、と探してみましたがピンと来たものが無くって、去年はどうだったか、そうだその前はどうだったか、とパソコンの中の写真を探してみると、2013年7月30日のぼくをおかあさんは発見したのです。

やばいほどかわいい!


えらい目にあいました

2015年07月10日 15時40分59秒 | ひとりごと

gooのブログさんからは1年前のももすけの日記はこんなだったよ、と、ときどきお知らせがきます。

つられて見てみると、やっぱり去年の今頃もぐだぐだ寝込んだりしていたのでした。それでも何か楽しそうなことがあるとじっとしていられなくって出かけてしまうのです。

この木曜日、金曜日はコーラスと老人体操、両方ともお稽古が休みに。さあ、何をしようかと考えを一瞬めぐらせましたが、いやいや、たまにはお家の片付けもしなくちゃ、と。

でも、そうだ、足のタコや魚の目がちょっと痛むからいつもの皮膚科に行って切ってもらおうと昨日出かけたのです。

水曜日が休診日だったので、翌木曜日はひどく混んでいました。1時間以上も待っていました。

診察室に入ると、ふんふん、あ、ここね、とやさしい先生。

あの、この人差し指(足ですが、おかあさんのは親指よりかなり突出している)の先っぽも硬くなっているんです、というと、いつもならハサミなのに、U字型を扁平にした彫刻刀のような(通販などの写真でも見たことある)のを新兵器を手にした子供のようにうれしそうに振り上げて、先生はさっとーーー

いたいっ!

硬くなった部分だけでなく、生身まで切られてしまいました!!   今、思い出しても、こうして書いていても、こわくてぞーっとします。

そばにいた看護婦さんがあわてて、先生、止血しなくちゃ、とてきぱき処置してくれましたが、足を高い位置に置いて、とか、すべてその看護婦さんの指示でした。何度かカーぜを換えて、1時間後くらいに、ようようタクシーを呼んでもらって帰ることができました。

お風呂も入れず、左足をビニール袋で覆ってシャワーだけ。でも、シャワーだけでも人間の体って温まるものなのです。ずっきんずっきん・・・

 

てきぱきの看護婦さんが、明日もう一度、傷をみせにきてください、と言うので、今朝も行ってきました。彼女はお休みなのか、午後の出勤なのか、いませんでした。診察室では”やさしい先生”だけで不安でした。

ガーゼをはずして先生は診ましたが、血管からの出血は止まっていますね、と不器用な手つきでガーゼに薬を塗って貼りつけていました。

そして、その滅菌ガーゼ7枚と抗菌剤の軟膏を、これはバッグに入れて持って帰ってください、と。

診察料は、しかし、360円、しっかり請求されました。

また、タクシーを呼んでもらって帰りました。(内心、タクシー代だって請求したいくらい!)

昨日の運転手さんは鼻水の音か何だか、ぐずぐず言っていて、アクセルを踏んだりはずしたりして下手だし、こちらの気分も悪かったのですが、今日の運転手さんは感じ良かったです。しかし、、、まったく同じ距離なのに200円以上も高い!?(長距離ならあり得るけれど、たったの5km)

良いことと悪いこと、ついでに。 図書館で借りた本、2冊です。 

「風の名前」と「雑草と楽しむ庭づくり」両方とも素晴らしい本でした。特に「風」の写真はどれも素晴らしいです。

本当は手元に置いて、いつでも見ることができるよう買うべき本です。でも、買ってしまっていたら多分、こんなに早く読むことはなかったと思います。

借りた本は返さなければなりませんから、おもしろいのはしっかり、いそいで読みます。

高橋順子さんは詩人さんのようで(恥ずかしながら今まで知りませんでした)きっと素敵な詩をお書きなのだろうと思います。詩も読んでみたいと思います。(この本の中にも少し出てきます)そして「雨の名前」「花の名前」というシリーズもあるようです。買ってしまうと、いつ読むか、不確かではありますが。

日記を書いている間に、とっても暑くなってきました。もう、梅雨があけたような太陽の日ざしです。はあ~~~これからお昼寝します~~~

 (蛙の写真はY氏よりお借りしました)