ももすけの日記

黙祷して平和を願ふ終戦忌
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

自然

2003年11月20日 15時26分00秒 | 日記
この前行った農林センターの小さな森の中で、ぼくとおかあさんは自然に包まれてしあわせな気分になった。
木々の葉っぱを透かして分け入ってくる幾条もの神秘的な日の光。自然って、なんてすばらしいんだ、ってうっとりしてたんだよ。

昨夜のお風呂の中で見たテレビも感動しました。
猿の仲間は大体が熱帯か亜熱帯にすんでいるそうだけど、氷河期に日本に渡ってきたニホンザルは、その北限に住んでいるだって。
長野の大町(なつかしいなぁ!)の山に住む猿の群れは夏になると標高3000mもの槍ヶ岳に登るんだよ。冬は雪の中で木の皮なんかを食べて、なるべく体を動かさないようにして越冬するんだ。春、新芽を食べたり、川の石をひっくり返して裏についている虫を食べるの。そうして、30匹くらいの群れが夏になると沢をつたって山を登っていくんだ。
なんでだろう。もうお風呂からあがりたいと思いながらも、気になって出られなくなっちゃった。
春に生まれた赤ちゃん猿もお母さんの背中につかまったりして、どんどん山を登っていくんだ。
広葉樹と針葉樹が混ざり合っている所から、針葉樹だけになり、高山植物の咲き乱れるお花畑になり、そして、ハイマツなんだ。
ハイマツの実は脂肪がたっぷりで栄養価があるのを彼らは知っているんだよ。
夏の間、栄養を充分に補給して秋のはじめ下山し始めるの。お花畑のお花は実をつけているし完璧だね。
すごいなぁと思って感動しちゃった。
おかげで長湯をして、くたくたに疲れてしまいましたが。