徹夜は逆効果!
学生が試験前に行う「徹夜」についてお話しします。
試験の直前になってようやく焦り始めた学生が、その試験前夜にかける情熱と想いのエネルギーは半端ではありません!
ところが、このひたむきな情熱と想いのエネルギーの燃焼は試験には逆効果でしか無いのです。
睡眠時間を削って勉強すると試験の成績が下がるほど脳に疲労を与えてしま宇土言うことが研究者達の研究の結果で解ったのです!
勉強時間や睡眠時間、翌日のテスト結果などを一定期間学生たちに記録してもらい、睡眠を削っての勉強が試験にどのような影響を及ぼすかを調べたそうです。
結果として、睡眠時間を減らして勉強に励んだ学生ほどテストでは良い結果が出ていないことが判明したのです。つまり、テストの成績を良くするために寝ずに行った勉強が、実は逆効果をもたらしていたのですから、愕然とせざるを得ません!
私どもの年代では、試験前の徹夜は常識だったのですねえ・・・・!
研究者は、「今回の結果は、勉強時間は短いほうが良いということを意味しているのではありません。勉強時間を確保するために睡眠時間を削るのは非生産的だということなのです」と忠告しているのです。
試験で良い結果を出すために最も重要なことは、睡眠時間を削る以外の方法を見つけだすことです。
一夜漬けにならないよう計画性をもって勉強してみたり、授業時間に集中することで効率よく時間を使ったりすることが大切です。
また、睡眠以外の時間で有効に時間を使えていない時間があれば、その時間帯を勉強にあてるのが良いでしょう。
睡眠が大事なのは十分承知しているが、それでも焦るとついついやってしまうのが徹夜なのですが、一睡もせずとまではいかなくても、寝る時間を惜しんで勉強をするのが多くの人が経験する勉強方法なのです。
そして、その翌日にあまり良い結果が出なかったという人は、真夜中のその勉強が原因だったのかもしれませんぞ!
脳は、動かす時間と休ませる時間を取り決めて、有効に使ってこそ、初めて脳の能力を十分に発揮できるのです。
さて、人間の脳の持つ特性を生かして能率良く勉学や、仕事を飛躍的に向上させようと思うのであれば、90分という時間を正確に利用することです。
90分という時間の単位こそが、脳をフル活動させる時間帯なのです!
人間は、何をしても90分というサイクルの中でしか最大限の能力を発揮することは出来ません!
そのように作られているのです!
人間が、余り優秀に成りすぎでも困る奴等がそうしたのです!
しかし、奴等の盲点もあります。
つまり人間は、90分勉強に集中して、30分間瞑想して身体をリラックスさせ、また脳を休ませて、次の勉強に90分集中することです。
これの繰り返しにより、貴方は今までの2倍の能力を発揮することが出来るように成ります!
さっそく試して頂きたい!
奴等も驚きますぞ!
ベストな睡眠について・・・・
平均的な睡眠は、1サイクル90分で5サイクルです。まずは、必要な睡眠時間を7時間半と決めることです。
起床時刻から、7時間半前を就寝時刻に設定して、身体の生活サイクルを整えます。
貴方が、朝6時半に起床するとしたら、午後11時が就寝時刻となります。
この就寝時刻を厳守して、睡眠をとりはじめて3日後に予定起床時刻の10分前に自然と目覚めることができたら、それがベストな就寝時刻なのです。
これでスムーズに起きれなかった場合には、就寝時刻を、3日ごとに15分づつ前倒ししていきます。
そして、予定起床時刻の10分前に自然と起きれるようになれたら、その就寝時刻がベストというわけです。
生体のメカニズムは、90分サイクルによってベストな状態に成ります。