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高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

戦争屋の仕事 犠牲になるのは子どもだ(ショッキングな画像あり、注意)

2012-06-22 22:24:36 | 悪質商法

いつもお読み頂きありがとうございます。

今日はカンボジアを舞台にした戦争の裏側のことをお伝えします。

まず、下の地図をご覧ください。

中国の南に、今栄え始めているベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ビルマ(ミャンマー)があります。

カンボジアの真ん中に水色の細長い湖が見られますが、それが琵琶湖の23倍の面積を持つトンレサップ湖です。

この中で、最近特に経済的発展が目覚ましいといわれるベトナム、タイ、カンボジアを比較します。

 

ベトナム

面積:329,560km2  人口:84,238,000人  人口密度:253人/km2

所得:1人あたり 2,783ドル

タイ

面積:513,120km2 人口:66,404,688人   人口密度:126人/km2

所得:1人あたり 8,100ドル

カンボジア

面積:181,035km2  人口:14,805,000人   人口密度:74人/km2

所得:1人あたり 2,066ドル

 

この、人口を見て下さい。

人口密度を見て下さい。

 

この差はどこから生まれてきたのかといえば、ポル・ポト政権による知識人、芸術家などの殺戮の結果です。

シアヌーク国王の下、1949年にフランスから独立したカンボジアは、ベトナム戦争の影響で1968年に米軍の空爆を受け、そして1970年には親米派のロン・ノル将軍により国王が追放され、クメール共和国になりました。しかしながら内戦が激化、空爆はカンボジア全域に亘って数十万人の犠牲者が出ました。1975年、中国の文化大革命の影響を受けた極左であるクメール・ルージュの独裁者であるポル・ポト政権が樹立し、旱魃や飢餓や虐殺などで200万人とも呼ばれる人々が殺害されました。1979年に、ベトナム軍が侵攻し、ポル・ポト政権を打倒、その後も内戦が続きました。

そして地雷や不発弾による怪我人は1979年から1999年までの20年間に4万人から5万人に達しました。地雷・不発弾で負う障害では、手足の切断が40パーセントを占め、同時に手足・身体の負傷が40パーセントになっています。その他、やけど、視力喪失、聴力喪失、麻痺などの障害も地雷により負うことがあります。

また、国民一人あたりの埋設地雷数は0.83個~1.3個にもなります。このため、地雷による被害は多発し、後を絶えない。赤十字国際委員会96年の調査では、被害率が最悪の時期(1994年)では国民236人に1人が地雷により死傷しているという結果が出ています。

 

地雷埋設国における被害率 (ICRC96年データ)

 

国名

 

被害率
カンボジア

1/236人

アンゴラ

1/470人

ソマリア

1/650人

ウガンダ

1/1100人

ベトナム

1/1250人

モザンビーク

1/1862人


出所:外務省HP
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/arms/mine/index.html


簡単に歴史をまとめると、カンボジアの近代史はこのようになります。

さて、血の叫びでは、単にベトナム軍やアメリカ軍といったことでは済ませません。

誰が儲けたのか、に焦点を当てたいと思います。

 

これは一貫してアメリカが儲けた戦争です。

また、ソ連も。

 

ベトナム戦争でもアメリカやソ連が儲けました。

害を被ったのは子どもたちです。

 

  

 

左の写真は地雷博物館のものです。

ここにあるのはソ連製とアメリカ製の地雷だけです。

 

また、右の写真は地雷で被害を受けた方の写真です。

ご覧のように、3人がかりになります。

 

地雷の目的は、戦力を喪失させることだったのです。

だから、体の一部を吹き飛ばし、周りの人々が助けなくてはならない(=戦力が減る)ようにするのです。

 

また、写真は今は手元にありませんが、黄色やピンクのプレゼントボックスの形をした10センチ四方の、リボンまでかけているように見えるものもあり、これらは木の上などに仕掛けられます。

子どもがけがをするのです。

 

地雷はあちらこちらに埋設されました。

そして、あろうことか戦争が終わった後もずっと被害が残り続けてしまったのです。

 

ひとついくらで売れたでしょうか?地雷・・・。

少し調べると出てきます。

 1個あたり3ドルから10ドルです。

 

地雷は森や草はらの至るところに埋設されました。

400万個から600万個が埋められたとのことです。

大体3000万ドルくらいにはなったでしょうか。

 

 

トイレを外でする人々は、うっかりその最中に足が吹っ飛んでしまうという悲劇に見舞われたと聞いています。

 

救急車がないのですから、誰かが気付いてくれて、そしてリヤカーで運ばれます。

病院に着くまでに5時間もかかることがざらでした。

 

そこで、老人と子どもが途中で出血多量で亡くなってしまうのです。

 

生き残った人々も大変です。

家族が手足をなくしたら・・・・?

 

その人が働く意欲を持つでしょうか?

 

にわかには無理なのです。

 

被害者の年齢は約71パーセントが成人男性、子どもは22パーセント、女性は7パーセントです。

上記にも述べたように、女性や子ども、老人は病院に行く前に亡くなってしまうケースが多いのです。彼らはこの数字には入っていません。

                                   地雷被害者内訳‐年齢別


出所:ICBL Youth Action Forum
http://www.icbl.org/youth/jp/

 

 

やがて各国のボランティアが入るようになり、ODAで日本も多くの地雷を撤去し、NGOが沢山の学校を建設しました。

そして今では多くの子どもたちが元気に走り回り、活気のある国となっています。

 

 

これは2004年のカンボジアの人口構成比です。

2012年の今、購買力のある層がどんどん育っています。そして元気に、無農薬・無肥料の粗食を食べてきた、健康極まりない若者が増えているのです。

彼らはこれから夢を実現しようとしています。

新しい文化や流行が次々と生まれているのです。

伝統文化も美しいですが。ダンスの先生も皆殺しになってしまい、ごく少数が海外に逃れることが出来ました。

安全になってから、彼女らを招いて本当に小さなグループから伝統が継承されました。

孤児院の少女たちが幼少の頃から毎日練習をし、手首や足首、全身を柔らかくして微細な女神のダンスを繰り広げます。

この歴史を思うと、踊り手の中に歴史が垣間見れるかのようで感慨深いものがあります。

 

 

一方で増える中古車などによる大気の問題もあります。

しかしながら、私たち日本人には街をクリーンに保つ技術もあるのです。

 

よく、カンボジア政府の方がこぼします。

日本は沢山のお金を出して、橋や道路を整備した。しかしながら人が来ない、と。

 

 

 

でもほんの40年前まで、恐ろしいことが行われました。

 

 

ソ連はなくなりましたが、戦争屋はこのようにして血から利益を得ているのです。今も。

真に豊かな地球を目指し、私たち一人一人の心の中に、優しい花が咲きますように。

 

 

今日もお読み頂きありがとうございました。

 

 

 


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放射能デトックス・ 免疫力を高める野菜

2012-05-22 20:24:07 | 悪質商法

免疫力を上げる野菜について書きます。

 

一般に淡色野菜には繊維などのほかはあまり栄養がないと言われてきました。

でも、やはり白い野菜には白い野菜なりのすごいパワーがあったのです。

簡単にいってしまうと、レタスは体内の悪い細胞をみつけてやっつける力が野菜の中ではNO1なのです。



その前に、免疫系のおさらいを。

免疫というのは白血球の中のマクロファージ、顆粒球、リンパ球の働きのことをいいます。

【図 血液と免疫】






体内にウィルスの侵入などの問題があった場合に、まず最初にマクロファージと顆粒球がかけつけて、ストップをかけます。

※高速道路の事故現場に救急車がかけつけるイメージをしてみてください。


つまり免疫系が速くウィルスなどにかけつけるには、血液がサラサラであることが重要(血液はこのマクロファージと顆粒球の通り道)になります。そこで、日頃から活性酸素を除去したり、脂肪細胞が溜まらないようにしたりすることもいざという時の道を広く開けておく為には大切になってきます。

私たちの体のすごいところは、事故現場にかけつける指示を脳(司令部)からではなく、現場から消防署へ連絡するシステムが出来上がっているということです。

つまり、問題発生現場から直ちに近くの消防署へ連絡がいくのですが、この連絡係りをサイトカインといいます。いわゆる情報伝達物質です。

サイトカインにはいろんな働きがあり、細かく見るとその種類は多数あります。
つまり、事故処理にどれだけの応援が必要か判断するチームであったり、消火器を運ぶ働きだったり、延焼を食い止める働きだったり、現場に必要なだけその数もある、といった感じです。


その中で2つ、特筆すべきものを免疫系の野菜との関連でお知らせできます。


ひとつは、抗癌剤などの後で免疫力を高める薬を免疫増強剤というのですが、これとほぼ同じくらいの量のサイトカインを有する食物があるのです。





バナナ。バナナ





バナナの働きは、白血球の働きを非常に高めるのです
日頃から食べておきたいものですね。
バナナの次がスイカ、パイナップル、ブドウ、ナシ、カキの順。カキはバナナの半分の力です。





もうひとつは、悪い細胞を見つけた際、相手をやっつける働きのある野菜




これが、レタスなのです。



ちなみに2位は白菜。
3位は小松菜、4位がブロッコリー
です。






レタスはダントツ1位です。
炒めても効果は変わらないので、火を使ってこの時期には積極的に多く摂りたい野菜です。

更に老化抑制鎮静・催眠作用もあるのです。

 

そんなレタスの力について書いていきます。

 

そもそもレタスは今の形が原型ではありません。


まずはコチラをご覧下さい。



葉の部分を拡大しました。



これはちしゃといいます。

とても青々とした香りの強い葉っぱです。
勿論、茎も食べることができます。

これがレタスの原種なのです。

これを同じ種類で香りの強い順に並べてみました。




2つずつ並べたところ

     

4つ並べたもののうち、原種のちしゃの隣にあるのがサンチュです。
お隣の国の葉っぱですね。

それから多くの世代が「レタス」と呼ぶレタス。
次いで新しく出てきたばかりの改良品種。
新しい品種になるにつれて大きくなりますが、香りが薄くなっています。

日本人はこの原種に手を加えて段々上部のみを大きく、そして芸術的なまでに丸くしました。


【レタスの旬について】 

今やレタスは一年中スーパーやデパート、八百屋などでレタスが並んでいますが、

本来の旬は4~6月と11月頃です。

但し長野のレタスは“高原レタス”と呼ばれ、夏に旬を迎えます。

主に6月~9月の夏場に出荷されます。


【主な効用】

レタスは、全体の95%が水分ですが、

βカロチン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、

鉄分、食物繊維などの栄養素をまんべんなく含んでいます


●高血圧の予防・改善

●骨粗しょう症の予防

●貧血の予防・改善

●不眠症の改善


また、ビタミンEの“抗酸化作用”から

細胞の老化防止・動脈硬化予防の働きも。

つまり、肌を若々しく保つように働きます。


また、レタスをたくさん食べると眠くなると言われますが、

ラクチュコピコリンというポリフェノールの一種が含まれているからです。


これは軽い“鎮静・催眠効果”があるため、

不眠症の改善やストレス緩和に有効に作用します。

※睡眠薬のような効果はありません。

 

【調理と組み合わせのコツ】

ビタミンEが豊富な豆類やナッツ

食物繊維たっぷりの海藻やきのこ等の組み合わせで、

本来レタスの持つ栄養価を、更にパワーアップさせることができます。

また、βカロチンやビタミンCの多い緑黄色野菜と組み合わせると、

抗酸化作用が高まります!!

 

炒め物やスープにすると甘みが増し

かさもグッと減るので、たくさんの量を食べることができます。

 


【生活の知恵】

レタスのビタミンは収穫後ドンドン低下し、冷蔵庫に入れておいても、ビタミンCは、約1週間で収穫時の半分以下になってしまいます。

そこでやはり買ったら出来るだけ早く食べ切ることが大切です。

また、レタスは、鉄に触れると切り口が変色したり、苦みが増してしまいます。

 出来るだけ食べる直前に、洗ってから手でちぎって食べましょう。

※ちぎってから洗うとビタミンCが逃げ出してしまいます。


 

今まで野菜の力について、抗酸化力、免疫力の面から書きました。

 

今回は、解毒力について書いていきます。

 

 

 

解毒・・最近ではデトックスともいいますね。

 

もともと提唱されたのは1960~1970年代のアメリカと言われています。

 

誰のためかというと、戦争で使用した化学兵器の影響を受けた兵士たちのためだったそうな。

 

そのうち、兵士たちだけではなく、一般人の中にも毒物の影響があることが発覚し、各界にて毒抜きが広まったとのこと。

 

 

 

【定義】

 

体の中の毒素を捕まえて、外に排出すること

 

体に溜めこんでしまった有害物質や毒素を解毒・排出し、それぞれの体が本来持つ力を取り戻し、

 

身体の機能が正常になり、新陳代謝も上げることで、健康な体は美しい肌を取り戻す

 

 

 

【体内へのルート】

 

1)食べ物・・・食物連鎖によって濃縮されたもの(特に魚介類)が更に大型魚に濃縮→人間

 

          食品添加物や残留農薬→人間  アスパムテールは特に情緒障害などを引き起こす危険な物質です。

 

2)呼吸・・・・・私たちは1日に15,000リットルの空気を体の中に取り込んでいます。

 

          絨毯の接着剤衣類の防虫剤排気ガスなどなど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水生生物における放射性物質の挙動について(独立行政法人 水産総合研究センター)

 

http://www.fra.affrc.go.jp/eq/Nuclear_accident_effects/digest.pdf 

 

コウナゴやシラスなどのセシウム含有率はどんどん低下していますが、茨城、福島沖のヒラメなどの低魚類の汚染度は変わりません。

 

非常に見易いPDFなので是非リンクもご覧下さい。

 

 

 

 

 

【毒素の要因例】

 

水銀・・・・・・・・まぐろ、かじきなどの大型魚や深海魚、歯の詰め物、予防接種のワクチン

 

          うつ状態、皮膚炎、眠気、しびれ、情緒不安定

 

 ・・・・・・・・・水道水、缶詰、たばこ、ガソリン

 

          貧血、不安感、めまい、骨や筋肉の痛み、頭痛

 

アルミニウム・・調理器具、アルミ缶、アルミホイル、歯磨き粉

 

          食欲不振、息切れ、筋肉痛、けいれん、胃腸障害

 

カドミウム・・・・排気ガス、喫煙

 

          脱毛、貧血、食欲不振、疲労、血圧上昇、神経過敏

 

ヒ素・・・・・・・・・残留農薬(殺虫剤、除草剤)

 

          疲労、手足の灼熱感、胃腸障害

 

ダイオキシン・・ゴミ焼却炉、化学工場の排煙

 

          生殖障害、肝機能障害、癌

 

アセトアルデヒド・建築材、塗料、OA機器、衣類の防虫剤

 

           シックハウス症候群、子宮内膜症

 

 

 

そしてこれらを出すためにやはり食べ物が重要になってきます

 

 

 

出したいものを3つに分けて出し方を説明します。

 

1)重金属(水銀・鉛・カドミウム・ヒ素)

 

  これらは代謝酵素の働きを鈍らせ、便秘・むくみ・肥満のほか、高血圧や糖尿病などの生活習慣病と関係

 

  肝臓・腎臓なぞの臓器、骨に蓄積。

 

  ヒ素は体内の殆どの組織に蓄積。

 

  血中や腸で毒素を捕まえて出す。

 

※GABA(ガンマアミノ酪酸)は重金属を取ります。→発芽玄米(これは別途説明します)

 

 また、繊維は重金属を腸から排出するので体内に吸収させない。

 

 覚えておいて頂きたいのは毒を血中で捕まえるのはケルセチンというもので、玉ねぎやにんにくに多く含まれています。

 

毒を捕まえるケルセチン(を多く含む野菜を順番に)

 

玉ねぎ  ケール  ホウレン草  青ねぎ  青じそ  ブロッコリー

 

(全部、無農薬で安全な土地のものに限る)

 

  

 

2)化学物質(ダイオキシン)

 

 分解されにくく、生殖障害、肝機能障害、癌などを発生させる

 

 脂肪に溶け込んで肝臓や皮下脂肪に蓄積される。一旦蓄積されるとなかなか排出されない。

 

 腸で毒素を捕まえて便で出す。

 

※くっつけて出すクロロフィルと覚えておきましょう。

 

小松菜 ホウレン草 青じそ ケール ピーマン ブロッコリー 玉ねぎ 

 

   

 

3)化学物質(アセトアルデヒドなど)

 

 頭痛、めまい、目や喉の痛みといった『シックハウス症候群』の原因や子宮内膜症との関連も指摘されている。

 

 肝臓で代謝され、汗・尿・便と共に体外へ排出されるが、弱っていると代謝力が低下するため、解毒力を上げる必要がある。

 

※黒にんにく、ブロッコリー、アスパラ

 

  

 

解毒に際して腸が大事なのがおわかり頂けたでしょうか?

 

小腸では栄養素を吸収するのですが、これが汚れていると有害物質も出せなくなります。

 

だから腸をきれいにし、そして善玉菌にも活躍してもらえるように明るく過ごすことも大切です。

 

 

 

また、人体は本当に努力をしており、化学物質の体内での動きについては下記のような順番があります。

 

吸収   →  分布  → 代謝  → 排泄

 

1)吸収  化学物質が体内に入る

 

2)分布  体中に散らばる

 

3)代謝  毒の強いものから弱いものに変化させる

 

4)排泄  体外に放出

 

 

 

ここで3)の代謝以降が大切だとおわかり頂けることと思います。

 

毒性物質の代謝については、2段階あり、最初は肝臓での分子の変形で、次に食べ物によって摂取される酵素によって水溶化され、排泄に至るのです。

 

 

 

そこで、毒物を代謝させる野菜をご紹介します。

 

アブラナ科とユリ科に分かれます。

 

アブラナ科 大根・キャベツ・ブロッコリー・白菜・カブ・チンゲン菜

 

ユリ科   白ネギ・玉ねぎ・にんにく

 

この中で最も解毒作用が強いものはブロッコリーです。これに含まれるスルフォラファンという物質が無毒化の働きがあります。

 

尚、焼き魚に大根おろしをかけるのは、大抵皮にお焦げ(酸化物質)が出来る焼き魚の酸化を無害化するからなのです。

 

昔の人は合理的でした。

 

 

 

 

 

 


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血の叫び15 私たちが食べる物のこと

2012-05-21 23:38:52 | 悪質商法

いつもお読み頂き感謝致します。

今日は野菜の免疫力について取り上げたいと思います。

私たちは日々体内だけでは生成できないものを食に頼っています。

その中でも今、免疫力に関わるものは非常に大切な時期です。

 

そもそも野菜の力というのは、その野菜がどんな能力によって自然界で生き延びてきたのかというファイトケミカルのことを指します。

下記の【 】( )の中がファイトケミカルになります。これは今、7番目の栄養素と言われています。

5大栄養素 (蛋白質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル)

6大栄養素 (食物繊維)

7大栄養素 (ファイトケミカル)

 【カロテノイド類】 (βカロテン、リコペン etc.)

 【ポリフェノール類】(アントシアニン類、フラボノイド類、タンニン類、リグナン類 etc.)

 【イオウ化合物】 (イソチオシアネート、スルフォラファン etc.)

 

これらの働きは大きく3つに分けることが出来ます。

1)抗酸化力

2)免疫力  

3)解毒力  

 

では、次に具体的に見て行きましょう。ポリフェノール類のアントシアニン類について取り上げます。

これを強烈に含むものの例としてブドウや原初のハイビスカスが挙げられます。

最初にまとめてお伝えしてしまうと、それらは、さえぎるもののない太陽の下、どうしても紫外線によって酸化(=老化)してしまうのを、いかにして防ぐかといったことに注力をした結果、アントシアニン色素を身に付け、その土地で生き延びることができた植物です。つまり、ブドウの皮の赤紫は、ブドウにとっての日焼け止めだったのです。

    

つまり、放置していたならば、日陰がないのです。

人間でたとえていえば、海の家がない浜辺のようなものです。

そこにずっと住まなくてはならないとしたら・・・・

 

日焼けで肌がボロボロ(老化)になってしまいますよね。

若いうちなら新陳代謝でどうにかなるかもしれませんが、一生となると、日焼け止めをしなかったご高齢の海の民のような感じの皮膚になるでしょうか・・・それは紫外線と乾燥によるシワなどという形で現れます。

しかしながら、植物は。

 

生存競争を繰り返すうちに、紫外線に対する日焼け止めを自らの体に取り入れることができるようなものが現れ、そして生き残りに成功をしてきました。

ちなみに老化とは、酸化のことです。

だからアンチエイジングとは、抗酸化力をいかに取り入れるかということになります。

 

一例として挙げたブドウは自らの果実の皮に日焼け止めに値する、紫外線と同じ波長の紫色を配することによって生存に打ち勝ちました。

つまり、それがポリフェノール類のアントシアニン類と呼ばれる赤紫色の色素なのです。

 さて、だからこそワインに抗酸化力があるといえるのです。

このようにして、酸化に対して頑張る機能を持っている有用な植物を抗酸化力のあるハーブや野菜として分類します。

抗酸化力を持つ植物を頂くことにより、体内の活性酸素を抑えることが出来るのです。

 

 

繰り返しますね。

人間にとっての有益な植物の機能とは何かといえばたったの3種類にまずは分けられます。

1)抗酸化力

2)免疫力

3)解毒力

 


次に免疫力を高める野菜について書きます。

免疫というのは、

1)傷口から侵入した細菌をブロックして化膿を防止、皮膚の再生を早める

2)お腹の調子を保ち、食中毒を予防

3)異物に反応し、アレルギー症状を起こしにくくする

4)癌のリスクを減らす

5)体内からの毒素を排出

などなどの働きのことを指します。つまり、体の異常を監視して体を守る働きをしています。


だから、

・風邪を引き易く、長引かせることが多かったり、(粘膜機能が低下、乾燥に注意し湿度50%以上に)

・結膜炎ものもらいが出来やすかったり、(目の粘膜の機能の低下)

・お腹を壊しやすかったり(腸の粘膜の機能の低下→本来ならPh2.0の強酸の胃でやられて腸まで菌が達しない

・喉が腫れやすかったり、(喉の粘膜の機能の低下→リンパ節があり大切)

・ニキビや吹き出物、肌荒れに悩まされたり、(皮膚の表面のバリア機能の低下)

・いつも疲れていてなんとなくだるかったり、(疲労回復に使われるエネルギーが皮膚に行き、体に回らない)

・口内炎が出来やすく(口の中の粘膜の機能の低下→ビタミンB群とCを摂る

・時々膀胱炎を起こす(尿管から膀胱に大腸菌、黄色ブドウ球菌など)


ような人は免疫力を上げる必要があります。


では、野菜に関して免疫力を見て行くとどうなるか・・・

主に淡色野菜にその力があります。

ちなみに、抗酸化力が強い野菜には免疫力のパワーはあまりありません

 

イオウ化合物が免疫システムを活性化します。

キャベツ、カリフラワー、大根、カブ、白菜、わさび

   イソシオチアネート(辛み成分)・・・殺菌力

ネギ、タマネギ、にら、らっきょ、にんにく

   硫化アリル・・・疲労回復、血行促進、生活習慣病の予防、癌の予防

きのこ(マイタケ、エリンギなど)

   βグルカン(多糖体)・・・免疫の働きを強くする


非常に簡単に免疫力を高める機能をどうしてこれらが身に付けたのか考えてみたいと思います。

にんにくを取り上げますね。

にんにくは寒い地方の植物です。

地上よりも地下に力を蓄えた方が楽です。つまり、合理的なのです。

ところが土の中には菌がうようよしています。

だから、殺菌力を発揮して、周りの菌を退治しました。

朝鮮ニンジンもその類のもので、やはり生存競争に勝ち残った植物です。

にんにくに戻りますね。

これは、せっかく地中での戦いに勝っても、まだ地上にがいました。

・・・動物です。

殺菌力があり、栄養を周りからふんだんに吸い取ったにんにくは本来であれば動物にとって魅力的な存在。

そこで今度はにんにくは動物対策もしなくてはなりませんでした。

 

それがこの強烈な匂いなんです。


放置しておかれれば臭いないのですが、ひとたびにんにくに包丁を入れた途端に匂うのは、動物の爪もしくは牙が刺さった瞬間に匂いを発生させる仕組みになっているからです。


それが硫化アリルという成分です。

そして実際これは動物にとっては毒になります。犬にネギを与えないのはこんなところから・・・


つまり、自分の状況を把握して、外敵から身を守る働きがあるのです。

だからこれを頂くことで私たちは免疫力を高めることができるといえるのです。

地球の力って素晴らしいです。


今日もお読み下さってありがとうございました。

 

 


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