男性用化粧品： 好評

昨日の朝日新聞に、「男性も美肌に熱中　加齢対策・ハンドケア　専用化粧品、堅調」という記事がありました。

景気の影響で化粧品が伸び悩む中、男性用化粧品は堅調なのだそうです。

経済産業省によると、２００８年の化粧品全体の販売高は１兆５０７１億円で、前年比０．２％減少でした。

男性皮膚用（スキンケア）化粧品は、１７６億円で前年比１６．９％増加でした。

資生堂の日本橋・高島屋の男性化粧品専用カウンターでは、肌の健康度を５分程度で調べるカウンセリングを受ける３０～４０代男性が増えているそうです。

資生堂では、５月下旬に、男性化粧品ブランド「シセイドウ　メン」で顔の肌を引き締める効果がある部分用美容液を発売します。

アメリカのエスティローダ社は、業界初の男性専用ハンドクリームを４月に発売し、最初の１０日間で６００個が売れ、「アメリカから追加輸入した」（担当者）ということです。
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男性用化粧品は、今までどうしてなかったのだろうと思っていました。
男性も４０～５０代になると、手入れが必要になってくると感じます。

水分（化粧水）と油分（乳液）の手入れをするだけでも違うのに、一般の薬局で探した範囲では、普通のスキンケア商品が見つからず、香料が入っていない女性用を勧めたことがあります。

馬と人： ５０００年と毛色

昨日の朝日新聞夕刊に、「ウマと人　5000年のおつきあい　家畜化の時期、毛色で分析　独・米チーム」という記事がありました。

ドイツとアメリカの研究チームが、古代のウマの骨の遺伝子を分析した結果、ウマの家畜化は約５０００年前に始まり、その後、様々な毛色が生まれてきたことが分かったのだそうです。

アメリカの科学雑誌サイエンスに発表されました。

シベリア、中東、欧州で見つかった古代のウマの骨８９個で、毛色に関係する６つの遺伝子の有無などを調べました。

その結果、
約７０００～１４０００年前の骨　茶褐色の毛色の遺伝子だけ
６０００～７０００年前の骨　　　黒毛が増え、２色に増加
５０００年前の骨　　　　　　　　クリーム色や白毛も
４０００年前の骨　　　　　　　　まだら模様も

研究チームは、黒色が出現したのは、森林の増加等の環境変化に対応したもので、まだ野生状態だったが、約５０００年前以降の急速な体毛の色の増加は、その時期に人が家畜化したためと結論づけました。

日本中央競馬会競争馬総合研究所の楠瀬良次長は、
「野生で目立つ色だと捕食の対象になるため、みんな同じ色だったのでしょう。人が家畜化してからは、他人のウマとの差別化からも、違った毛色が現れたとき、積極的に残していったのではないでしょうか」
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毛色まで遺伝子から分かるのですね。

そのうち恐竜も何色だったか、骨から再現できるようになるのかもしれないと思いました。