ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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慶応義塾の新塾長: 清家 篤さん

2009年05月29日 07時28分59秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ひと 慶応義塾の新塾長 清家 篤さん(55)」という記事がありました。

慶応大学で有名な慶応義塾の新しいトップは、建築家の清家清さんの息子の学者さんなのだそうです。

清家さんは、かっこうよさにあこがれて慶応大学に入学しました。

会社に就職するつもりでしたが、ゼミで労働経済学に出会います。

「労働という、複雑で人間くさいことを、合理性から読み解ける」
魅力を感じ、学者の道に進みました。

政府の複数の審議会のメンバーであり、メディアでの発言も多い「スター教授」です。

行政も科学的な考え方に基づいて進められるべきだ、という信念があります。

常に意識するのは「自分の頭で考えること」で、学生の卒業論文にも、「少しでもいい。オリジナルな内容を盛り込め」と求めます。

仮説を立て、それを検証して結論を導き出す。
「研究者にならなくても、あらゆる仕事で生きてくるはずです」

車を運転して移動する時間が、息抜きの時間だそうです。

父親は、現代建築家として有名な故・清家清さんです。
「違いが分かる男」としてテレビCMにも登場しました。

「既存の考えにとらわれず、自分が一番いいと思ったデザインを目指した」父親譲りの思考で、学校経営に新しいスタイルで臨みます。
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お名前の響きが似ていると思ったら、お父さんだったのですね。

慶応義塾もこのご時世、資産運用の失敗で、昨年度の赤字が269億円になったと記事にありました。
「嵐の中の船出」と表現されています。

日本のビジネス界、文化をはじめ、影響の大きい立場だと思いました。


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うつ: 絶対にゆずれない部分を見つける

2009年05月29日 07時04分40秒 | 新聞
今朝のGooニュースに、「「全てが嫌」からやる気導くには」という記事がありました(http://news.goo.ne.jp/topstories/life/20090528/1479a97300ee4649be5e7414bb85a083.html参照)。

精神科医の泉谷閑示さんが、うつについて解説していらっしゃいます。

うつになり、「何もできない」状態のときは、まず休養を取る必要があります。

少し充電ができると、「何もしたくない」「自分が何をしたいのか分からなくなってしまった」に変化するのだそうです。

なぜ、「何もしたくない」になってしまうのか。

人は本来、好奇心のかたまりのような生き物です。
子どもを見ると分かります。

その後のしつけや社会化で、頭の「~すべき」(must、should)が、心や体の「~したい」(want)を抑え込むようになります。

泉谷さんによると、うつは、頭の支配に、心と体がたまりかねてストライキを起こした状態で、そのため、「何もしたくない」になるというのです。

頭は、心に「何がしたいの?」と聞きますが、疲れて退化した心は、すぐには答えを出せません。

子どもの成長のように、順を追う必要があります。

2歳児のイヤイヤ期は、親の指示のすべてにイヤと言います。
自己主張が始まる時期です。

「何もしたくない」は、これに相当します。

次に、イヤと思うことが全てから、特定の場所、状況、相手に絞られてきます。

ここが大切で、人にはそれぞれ、決して妥協できない「中心的なこだわり」が木の幹のようにあり、多少の妥協をしてもいい部分がその周囲にあります。

絞り込まれた「したくない」こととは、その人の「中心的なこだわり」に関わることです。

そこを無視して社会復帰を行うと再発しやすくなってしまいます。

ポイントは、「中心的なこだわり」から発せられる「~したい」を見極めることです。
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絶対にゆずれないものをそれぞれが持ち、そこを尊重するのがポイントというのは、言えていると思います。

自分で、「自分が絶対ゆずれないものはここ」というのを知っておくのは大切なことかもしれないと考えました。


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