ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
よろしければ
ご感想をお聞かせください。

新型インフルエンザ: 豚が関係する理由

2009年05月02日 08時45分05秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「インフルエンザの歴史見ると 大流行の影に豚 人・鳥のウイルス混ざる場にも」という記事がありました。

豚は鳥がかかるインフルエンザ、人がかかるインフルエンザの両方にかかるのだそうです。

過去に大流行したインフルエンザも、よく調べると豚が発生に関わってきたことが分かってきました。

1918~1919年 スペイン風邪

スペイン風邪が始まったアメリカ北西部で、1918年1月に豚のインフルエンザが流行しており、喜田宏・北海道大学教授はここで豚から人間に広がったと考えています。

1957~1958年 アジア風邪

喜田教授の遺伝子解析で、人のウイルスと鳥のウイルスが、豚の体内で混ざってできたことが分かっています。

1968~69年 香港風邪

人のウイルスとカモから来たアヒルのウイルスが、中国の豚の体内で混ざってできたことが、同様に分かっています。

以上の3大流行のうち、最近起きたアジア風邪と香港風邪は、豚はウイルスが混ざる場となっただけで、ウイルスは鳥のものでした。

豚のウイルスは、人には本来感染しないものですが、変化が起きると感染の可能性が出てくるそうです。

1976年に、アメリカ兵が豚のウイルスに感染して1人が亡くなりましたが、拡大はしませんでした。
伊藤寿啓・鳥取大教授は、「人に適応するまでの変化が完全ではなかったためだろう」と説明されます。

今回の新型インフルエンザは、豚ウイルスが主で、鳥と人のウイルスが混じっていると考えられています。

「今回は豚ウイルスのアミノ酸がわずかに変わり、人の細胞に結合しやすくなったと見られる」と田代真人・国立感染症研究センター長は指摘されます。
------------

今まで鳥インフルエンザを注意と言われていたのに、突然、豚インフルエンザが流行となり、どうしてだろうと思っていました。

今まで伝えられなかっただけで、豚はインフルエンザの大流行にずっと関わってきていたのですね。

豚を鳥や人と接触しないで育てるのは難しそうです。
発生を防ぐ手立てよりは、発生したときの対応を考えるということなのでしょうか。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへ

アラサー、アラフォー、アラフィー

2009年05月02日 08時08分38秒 | 本、雑誌
昨日の朝日新聞の雑誌広告で、『エクラ』(女性雑誌)の見出しに、「アラフィーの元気は旅でもらう」と旅特集が紹介されていました。

30歳前後(25~35歳)を、アラサー
40歳前後(35~45歳)を、アラフォー
50歳前後(45~55歳)は、何というのだろうアラフィフ?  と考えていました。

「アラフィフィ」は、日本語としては発音が難しいように感じていました。

「アラフィー」、いい感じです。

「アラフィー」という言葉を使い始めたのは、どこなのでしょう?

「エクラ アラフィー」で検索してみました。

すると、2008年10月12日に、『エクラ』の南方知英子編集長が「がっちりマンデー」(TBS、午前7:30-)という企業の新しい動きを紹介する番組に出演していらっしゃいました(http://www.tbs.co.jp/gacchiri/archive/oa20081012-mo2.html参照)。

集英社が、ティーンエイジャー向け雑誌『anan』を創刊したのが、1970年だったのだそうです。

そのときにメイン対象の15歳だった女性が、放送時で53歳になる世代で、この方たちから、自分たちを対象にしたおしゃれな雑誌が欲しいという声があったということです。

番組の中で、南方編集長は

「アラフィー(Around50)にウケるポイント」

という使い方で、「アラフィー」という言葉を使っていらっしゃいました。

「アラフィー」だけで検索してみた結果も、他にここが発祥というようなサイトは見つからなかったので、南方編集長が使い始められた言葉なのかもしれません。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 主婦日記ブログ 40代主婦へ