子どもの割合１３．５％： 東京のみ増加

昨日の朝日新聞に、「子どもの割合13.4%　35年連続減　増加は東京だけ」という記事がありました。

総務省が、５月４日に１４歳までの子どもの数の推定数（４月１日現在）を発表しました。

前年より１１万人少ない１７１４万人（男子８７８万人、女子８３５万人）で、２８年連続の減少なのだそうです。

全人口に占める子どもの割合も、３５年連続で減少し、１３．４％となりました。
これは、世界の人口３０００万人以上の国の中で、最も低い割合です。

都道府県別では、多い順から
　沖縄県　１７．９％
　滋賀県　１５．１％
　愛知県　１４．７％

少ない順では
　秋田県　１１．５％
　東京都　１１．８％
　北海道　１２．２％

東京都は、１９８０年以降、ほとんど最下位でしたが、２００８年では唯一増加しました。
子どもの数も、２０００年以降は増加傾向で、昨年は１５２万人でした。
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東京都のみが子ども増加の背景には、豊かな財政を背景に、医療費等の優遇政策があるからでしょうか。

それ以外の都道府県は、少子高齢化の影響がそのまま現れているようです。

これからどのようになっていくのだろうと思います。

五月人形： 頭は埼玉、着物は京都

昨日の朝日新聞に、「五月人形、産地どこ？　頭は埼玉　着物は京都　組み立ては・・・」という記事がありました。

五月人形は、一ヵ所で作られるのではなく、各地で制作した部分を組みたてて作っているのだそうです。

２００５年ごろ、産地表示が社会的に関心が高まったさいに、公正取引委員会が五月人形の制作業者に問い合わせた結果、産地議論が４年続いているということです。

日本人形協会の倉片順司・表示委員長は、
「頭は埼玉でも、着物の生地は京都ということもある」と話されます。

人形は、頭部、胴体、手足、着物、小道具など、部品ごとに各地の専門の職人が作り、最後に人形師が組み立てるのが一般的です。

節句人形には、江戸木目込人形、京都人形、岩槻人形、駿河雛人形など、地名が名前の一部に組み込まれ、ブランド化したものがあります。

公正取引委員会の奥野弘昭・規約指導調整官は、
「法的には「実質的な変更」をしたところが原産地です。織物なら糸を輸入しても織ったところを指します。細かい表示までは求めていません」と説明されます。
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着物が京都なのは予想していましたが、頭部が作られるところと組み立て場所が違うのは意外でした。

記事では、「顔は眉ひとつで表情が変わる」「組み立て工程で人形が決まる」と主張があり、なかなかまとまらないと書かれていました。