昨日の朝日新聞に、「窓 論説委員室から デンマークの冬」という記事がありました。
論説委員の方が、交代で記事を書かれるコーナーです。
COP15(気候変動の国際会議)が開催されているデンマークに行かれたことろ、普通の人の生活ぶりも省エネで感心したのだそうです。
デンマークは、今が1年でもっとも日が短い季節です。
朝9時が夜明けで、8時はまだ暗いです。
昼間も、太陽が低いため、夕方のようで、車もライトをつけて走ります。
午後2時をすぎると夕暮れになり、4時には暗くなってしまいます。
おかげで時差ボケがちっとも治らないのだそうです。
こんなに暗くて気がめいらない?
コペンハーゲンのCOP15の会場で、デンマークの人たちに聞くと、皆、一様にけげんな顔をします。
「なぜ? 冬って、こんなものでしょう」
日本人なら、暗いなら電気をつけて明るくすればいいと考えます。
しかし、コペンハーゲンの繁華街は、クリスマスセール中だというのに、派手なイルミネーションや看板は少なく、道路や住宅街の灯りもぼんやりしたオレンジ色です。
こんなに電気を節約すれば、さぞ二酸化炭素の排出も抑えられるだろう。
しかも、その電気の2割は風力発電で起こしたものです。
つくづく低炭素な国だと、薄暗い夜道を歩きながら思ったそうです。
寒空の下、自転車がたくさん走っていて、タクシーは少なくてなかなか拾えません。
こうでないと、地球温暖化は防げないのかもしれない、ということでした。
--------------
COP15を紹介するテレビのニュースで、デンマークの街は自転車が多いことは伝えていました。
実際に行かれた委員の方の、省エネに感心するとともに、日本人としてはわびしさも感じられた様子が伝わってきます。
論説委員の方が、交代で記事を書かれるコーナーです。
COP15(気候変動の国際会議)が開催されているデンマークに行かれたことろ、普通の人の生活ぶりも省エネで感心したのだそうです。
デンマークは、今が1年でもっとも日が短い季節です。
朝9時が夜明けで、8時はまだ暗いです。
昼間も、太陽が低いため、夕方のようで、車もライトをつけて走ります。
午後2時をすぎると夕暮れになり、4時には暗くなってしまいます。
おかげで時差ボケがちっとも治らないのだそうです。
こんなに暗くて気がめいらない?
コペンハーゲンのCOP15の会場で、デンマークの人たちに聞くと、皆、一様にけげんな顔をします。
「なぜ? 冬って、こんなものでしょう」
日本人なら、暗いなら電気をつけて明るくすればいいと考えます。
しかし、コペンハーゲンの繁華街は、クリスマスセール中だというのに、派手なイルミネーションや看板は少なく、道路や住宅街の灯りもぼんやりしたオレンジ色です。
こんなに電気を節約すれば、さぞ二酸化炭素の排出も抑えられるだろう。
しかも、その電気の2割は風力発電で起こしたものです。
つくづく低炭素な国だと、薄暗い夜道を歩きながら思ったそうです。
寒空の下、自転車がたくさん走っていて、タクシーは少なくてなかなか拾えません。
こうでないと、地球温暖化は防げないのかもしれない、ということでした。
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COP15を紹介するテレビのニュースで、デンマークの街は自転車が多いことは伝えていました。
実際に行かれた委員の方の、省エネに感心するとともに、日本人としてはわびしさも感じられた様子が伝わってきます。