今朝のYahooニュースに、「うつ病100万人超す、10年で2・4倍に」という記事がありました(http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/depressive_disorders/?1259869158参照)。
うつ病の患者数が、初めて100万人を超えたのだそうです。
12月3日、厚生労働省が3年ごとに実施している患者調査で分かりました。
長引く不況などが背景とみられる一方、新しい抗うつ薬の登場が患者増につながっていると指摘する声もあるということです。
うつ病が大半を占める「気分障害」の患者数は、
1996年 43万3000人
1999年 44万1000人
2002年 71万1000人
2008年 104万1000人
10年足らずで2・4倍に急増していることについて、杏林大保健学部の田島治教授(精神科医)は、
「うつ病の啓発が進み、軽症者の受診が増加したことも一因」と指摘します。
うつ病患者の増加は、新しいタイプの抗うつ薬が国内でも相次いで発売された時期と重なるそうです。
パナソニック健康保険組合予防医療部の冨高辰一郎部長(精神科医)は、
「軽症のうつは自然に治るものも多い。しかし日本ではうつを早く発見し、薬を飲めば治るという流れが続いており、本来必要がない人までが、薬物治療を受けている面があるのではないか」ということです。
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日本の人口は1.3億人(統計局ホームページ)、そのうち100万人がうつ病ということになります。
どうして、そんなにうつ病になるのだろうと思います。
景気が悪いから、将来に希望が持てないから?
それを言うなら、今までの日本の長い歴史では、もっと過酷な時代があったはずです。
戦や戦争では目の前で人が亡くなり、疫病で次々に人が亡くなることがあっても、トラウマになったとか、うつ病になったとかは、聞いたり、書かれていたりしません。
人の思考回路、前提とするものが違うからでしょうか。
うつ病の患者数が、初めて100万人を超えたのだそうです。
12月3日、厚生労働省が3年ごとに実施している患者調査で分かりました。
長引く不況などが背景とみられる一方、新しい抗うつ薬の登場が患者増につながっていると指摘する声もあるということです。
うつ病が大半を占める「気分障害」の患者数は、
1996年 43万3000人
1999年 44万1000人
2002年 71万1000人
2008年 104万1000人
10年足らずで2・4倍に急増していることについて、杏林大保健学部の田島治教授(精神科医)は、
「うつ病の啓発が進み、軽症者の受診が増加したことも一因」と指摘します。
うつ病患者の増加は、新しいタイプの抗うつ薬が国内でも相次いで発売された時期と重なるそうです。
パナソニック健康保険組合予防医療部の冨高辰一郎部長(精神科医)は、
「軽症のうつは自然に治るものも多い。しかし日本ではうつを早く発見し、薬を飲めば治るという流れが続いており、本来必要がない人までが、薬物治療を受けている面があるのではないか」ということです。
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日本の人口は1.3億人(統計局ホームページ)、そのうち100万人がうつ病ということになります。
どうして、そんなにうつ病になるのだろうと思います。
景気が悪いから、将来に希望が持てないから?
それを言うなら、今までの日本の長い歴史では、もっと過酷な時代があったはずです。
戦や戦争では目の前で人が亡くなり、疫病で次々に人が亡くなることがあっても、トラウマになったとか、うつ病になったとかは、聞いたり、書かれていたりしません。
人の思考回路、前提とするものが違うからでしょうか。