ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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年金: 夫婦で月19万円、支出は28万円

2009年12月09日 09時03分56秒 | 新聞
郵便局のフリーペーパー『モヨリノ』vol.6(2009年冬号)に、「セカンドライフにかかるお金はどう備えますか」という記事がありました。

現在の年金生活の夫婦は、年金収入が月19万円弱、支出は平均月28万円なのだそうです。

老後にかかるお金を考えてみましょうということで、総務省「家計調査年報」(平成20年)から、「世帯主が60歳以上の無職世帯の家計収支(2人以上の世帯)」の数字が示されていました。

収入の平均が、月22万2731円です。

内訳は、公的年金などの社会保障給付    18万9545円
    その他(副業や資産運用による副収入)3万3186円

支出の平均が、月28万3355円です。

内訳は、非消費支出(税、社会保険料等)  3万2903万円
    食糧費               6万2815円
    教養・娯楽費            2万9124円
    交通・通信費            2万5398円
    光熱・水道費            2万1361円
    住居費               1万5398円
    保険医療費             1万5089円
    家具・家事用品費            8757円
    被服及び履物費             8017円
    教育費                  466円
    その他(交際費等)         6万4127円

毎月、約6万円の不足が出るため、このままでは貯蓄や退職金を取り崩すことになります。

ファイナンシャルプランナーの宮越肇さんは、
「老後に備えて、少しでも利率が良く、安心してお金の相談ができる預け先を見つけましょう」ということです。
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現在、年金をもらっている方で、この額です。

知人で、あと3年で定年退職なので、年金額がほぼ決定したはずと問い合わせをした方がありました。
大手に勤務し、年収1000万円以上の管理職の方です。

返事された額は、月約20万円と言われ、ショックだったそうです。
「先輩たちがもっともらっていたので、もう少し多いと期待していたのに。少子化の影響だろうか」とおっしゃっていました。

自分たちがもらう頃には、もっと減っているだろうから、貯金をしようと思いました。


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ランズベルギスさん: リトアニアのピアニスト→元国家元首

2009年12月09日 08時40分32秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ひと ビタウタス・ランズベルギスさん ピアニストは元国家元首」という記事がありました。

リトアニアで、旧ソ連の支配下から独立する際の国家元首は、音楽学の教授でピアニストの方だったのだそうです。

リトアニアが旧ソ連の支配下にあるときは、リトアニア独自の芸術や文化は封印されていました。

ランズベルギスさんは、音楽学の教授でピアニストでもありましたが、封印を解くためには、政治に身を投じるしかないと考えました。
1988年に、芸術家の政治組織のリーダーになりました。

1989年、自由を求める民衆の心を形にしようと「人間の鎖」を作りました。
バルト3国の首都間(620キロメートル)を、150万人で結ぶものです。

その約50日後、ベルリンの壁が崩壊しました。
1990年の選挙で勝ち、共和国指導者になりました。

リトアニアの独立を宣言しました。

しかし、西側諸国は、ソ連のゴルバチョフ政権との対立を恐れ、協力的ではありませんでした。
1991年、ソ連軍の戦車が最高会議を包囲します。

死を覚悟して最高会議に立てこもっていると、窓の外からリトアニアの民族歌が聞こえてきました。
議事堂を守ろうと、市民数万人がバリケードを作り、歌っていたのです。

「あれこそ無上の音楽だった」

ソ連軍が市民を攻撃し、流血の事態に、国際世論がソ連批判に転じ、ソ連崩壊へとつながります。

ランズベルギスさんは、現在、欧州議会議員を務めています。
リトアニアの音楽を知ってもらうため、世界各地で演奏も行っています。

12月11日、東京都内でピアノ演奏会を開き、リトアニア民謡を取り入れた独奏曲など10曲を披露されたということです。
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政治は、最初から政治家を志した方が行うものというイメージがありました。

写真のランズベルギスさんは、グランドピアノの前で、赤い花束を持ち、大柄、銀髪、眼鏡姿で、おだやかな印象でした。


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