ある40代女性の生活

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たばこ: 1箱→700円? 1000円?

2009年12月03日 07時31分48秒 | 新聞
今朝のGooニュースに、「日本は安すぎ?世界のたばこ事情」という記事がありました(http://news.goo.ne.jp/topstories/life/20091202/50b57fb8cdd8d51d6ab993bb1744f345.html参照)。

たばこ税の増税が論議されています。

日本の1箱300円は安すぎるのでしょうか。

11月27日には、財務副大臣が「来夏の参院選で信を問うべきだと思う」と発言をしました。

たばこ1箱の価格に占めるたばこ税などの税率で見ると、日本の税率の63%は先進国並みだそうです。

価格で見ると、1箱300円という価格はかなり安いです。

EU(欧州連合)のたばこ規制グループが、5年前、加盟国を対象に「たばこ規制」を評価しました。

(1)価格(2)禁煙場所(3)たばこ規制予算(4)広告規制(5)警告表示などをポイント化し、各国の規制状況を調査したところ、トップはアイスランドで、英国、ノルウェーが続き、ルクセンブルクが最下位でした。

国立保健医療科学院研究情報センターのグループが、同じ尺度で日本のたばこ規制を当てはめたところ、最下位の結果になりました。
価格のほか、警告表示、広告規制などで評価を下げていました。

アジアでは、タイやシンガポールでは政府主導でたばこ規制が欧米並みに進んでいます。

タイではたばこを陳列する店はなく、購入する際はカウンターの中から店員が出します。
国全体で、たばこを買いづらい、吸いづらい社会を作っています。

喫煙率が約60%と世界有数の喫煙大国・韓国では、1箱250円前後です。
安価な価格が喫煙率を高めているという声もあり、日本と同様、増税をめぐる論議が活発です。

日本のたばこ政策は、WHO(世界保健機関)から「たばこ規制が不十分で価格が低い」と批判されました。

平成21年度のたばこ税収は、約2・1兆円が見込まれ、財務省としてはたばこ離れが加速する大幅増税は避けたいということです。

月刊「禁煙ジャーナル」編集長の渡辺文学さんによると、
「理想を言えば1箱1000円だが、禁煙を推進する議員連盟が先に決議した1本当たり20円の引き上げで『1箱700円』という案はいい線。値上げで税収が落ち込むという議論はやめ、国民の健康をどうするかを議論すべき」ということです。
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たばこ1箱1000円にしてよいのではないでしょうか。

それで禁煙ができるのであれば、肺がん等の危険が減って国民が健康になるし、禁煙できないで購入する人がいれば、税収が増えるのですから。

たばこ農家の方は、産業が成り立っていかないと、陳情されたと聞きます。
将来に向けて、他の作物に取り組まれるのが、長期的にはよいのではと考えました。


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「スノープリンス」: 雪表現の専門家、スノーコーディネーター

2009年12月03日 07時08分28秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「エンドロール 「スノープリンセス」×スノーコーディネーター・杉本亮さん 新素材で雪景色自由自在」という記事がありました。

映画製作の裏話を、紹介してくれるコーナーです。

映画で、雪の場面を再現する専門技術を学んだ「スノーコーディネーター」という仕事があるのだそうです。

12月12日に公開される映画「スノープリンス」は、雪の場面が多い映画です。

撮影は、庄内映画村(山形県)にあるオープンセットで、昨年末に行われました。
積雪が4メートルになることもあるという山形の雪を期待しましたが、温暖化の影響か、思うように降りませんでした。

杉本亮さんは、この映画で雪表現を担当しました。
松岡錠司監督とは、映画「東京タワー」で一緒に仕事をしました。

主に映画美術をてがける制作会社に所属し、本来は舞台背景やセットのデザインをしています。

雪山を舞台にした映画「ミッドナイトイーグル」に携わったとき、雪の知識がなく、苦労しました。

1年半前、イギリスの雪装飾専門会社で、1週間の研修を受けました。

雪は、以前は塩や綿で作っていましたが、今回はイギリスで学んだ泡や「スノーセル」という素材を使いました。

「スノーセル」は、紙と同じ成分でできた、綿のような素材で、水を加えると膨らみ、本物そっくりの雪になります。

「熱で溶けることがないので、何日もそのままの形をキープできるんです。しかも環境に無害な素材です」

ふわふわと舞う雪には「泡」、屋根の上などには「スノーセル」と場所や状況に応じて、約10種類を使い分けました。

2日かかりで人工雪でセットを完成させたら、夜の間に本物の雪が降り、逆に雪かきをしたこともあります。

「雪に特化した職業は、日本の映画界にはなかったので、今回肩書をどうするかスタッフ同士で相談しました」

その結果、「スノーコーディネーター」の肩書が生まれました。

台湾や香港など、海外からも仕事の依頼があります。

「真夏でも雪の撮影ができるくらい技術を磨いていきたい」ということです。
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「スノープリンス」は、「フランダースの犬」を日本を舞台にした映画です。
小山薫堂さんが脚本を書かれました。

小山薫堂さんは、映画「おくりびと」の脚本も書かれ、多くの料理雑誌に記事を書かれる食に詳しい方としても有名です。

主演の森本 慎太郎と、「フランダースの犬」のベルギーを歩き、映画を紹介するテレビ番組を見ました。

森本 慎太郎くん(小学校6年生)が、ベルギーの小学5年生のクラスに行き、通訳を通じて「将来は何になりたい?」とか「趣味は?」と交流し、サッカーが好きだという男の子と肩を組んでいたのが印象的でした。


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