昨日の朝日新聞のひと欄に、「なぜ日本人の部屋ばかり撮るのか スベン・イングマー・ティースさん」という記事がありました。
日本への留学をきっかけに、日本人の部屋に日本人らしさを感じ、日本人の部屋ばかりを撮り続け、写真集を出したドイツ人がいらっしゃるそうです。
ティースさんは、13年前に、大学で国際交流事業に応募した際の行先がたまたま横浜であったため、日本に来ました。
卒業論文で日本人数十人にアンケートを試みますが、笑顔で断られました。
唯一、家に招いてくれた若い夫婦とだけは何時間も話をすることができました。
「家に入れてもらえば、シャイな日本人の懐に飛び込めるかもしれない」
これが日本人の部屋の写真を撮り始めるきっかけになりました。
大学卒業後は、東京で2年半暮らしました。
グラフィックデザイナーとして活動しながら、建築家、芸術家、料理人、ビジネスマンの部屋を撮らせてもらいました。
その後、住まいをベルリン、ニューヨーク、上海、ウィーンを変えながら、その先々で日本人の部屋を訪れました。
部屋に日本人らしさを感じるそうです。
例えば、窓はドイツ人にとっては「外を見るためのもの」ですが、日本人は「外から自分の空間を見られたくない」とカーテンを重ね、曇りガラスを使用します。
日本人の部屋の主役はテレビで、洗濯機や冷蔵庫の他、多くの家電製品が戸棚の上を占めます。
海外生活が長くても、こうした特徴は変わらないとのことです。
撮影前に部屋の住人と納得がいくまで語り合います。
「ありのままの暮らしがにじみ出る写真にしたいから」
撮った部屋は100近くなり、一昨年、写真集『日本人の部屋』(英語)を出版しました。
親しくなっても、日本人は最後の心の扉は開かないことにも気がついたそうです。
「そこがまた、面白い」
-----------
そこまで日本人に興味を持ってくださって、ありがとうと感じます。
やはり外国の方は、お客さんと考えてしまうので、例えばパートナーとして暮らす等の場合になって初めて心を全部開くのかもしれないと思いました。
日本への留学をきっかけに、日本人の部屋に日本人らしさを感じ、日本人の部屋ばかりを撮り続け、写真集を出したドイツ人がいらっしゃるそうです。
ティースさんは、13年前に、大学で国際交流事業に応募した際の行先がたまたま横浜であったため、日本に来ました。
卒業論文で日本人数十人にアンケートを試みますが、笑顔で断られました。
唯一、家に招いてくれた若い夫婦とだけは何時間も話をすることができました。
「家に入れてもらえば、シャイな日本人の懐に飛び込めるかもしれない」
これが日本人の部屋の写真を撮り始めるきっかけになりました。
大学卒業後は、東京で2年半暮らしました。
グラフィックデザイナーとして活動しながら、建築家、芸術家、料理人、ビジネスマンの部屋を撮らせてもらいました。
その後、住まいをベルリン、ニューヨーク、上海、ウィーンを変えながら、その先々で日本人の部屋を訪れました。
部屋に日本人らしさを感じるそうです。
例えば、窓はドイツ人にとっては「外を見るためのもの」ですが、日本人は「外から自分の空間を見られたくない」とカーテンを重ね、曇りガラスを使用します。
日本人の部屋の主役はテレビで、洗濯機や冷蔵庫の他、多くの家電製品が戸棚の上を占めます。
海外生活が長くても、こうした特徴は変わらないとのことです。
撮影前に部屋の住人と納得がいくまで語り合います。
「ありのままの暮らしがにじみ出る写真にしたいから」
撮った部屋は100近くなり、一昨年、写真集『日本人の部屋』(英語)を出版しました。
親しくなっても、日本人は最後の心の扉は開かないことにも気がついたそうです。
「そこがまた、面白い」
-----------
そこまで日本人に興味を持ってくださって、ありがとうと感じます。
やはり外国の方は、お客さんと考えてしまうので、例えばパートナーとして暮らす等の場合になって初めて心を全部開くのかもしれないと思いました。