ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
よろしければ
ご感想をお聞かせください。

日本人の部屋の写真を撮るドイツ人: ティースさん

2009年06月14日 09時24分46秒 | 新聞
昨日の朝日新聞のひと欄に、「なぜ日本人の部屋ばかり撮るのか スベン・イングマー・ティースさん」という記事がありました。

日本への留学をきっかけに、日本人の部屋に日本人らしさを感じ、日本人の部屋ばかりを撮り続け、写真集を出したドイツ人がいらっしゃるそうです。

ティースさんは、13年前に、大学で国際交流事業に応募した際の行先がたまたま横浜であったため、日本に来ました。

卒業論文で日本人数十人にアンケートを試みますが、笑顔で断られました。

唯一、家に招いてくれた若い夫婦とだけは何時間も話をすることができました。

「家に入れてもらえば、シャイな日本人の懐に飛び込めるかもしれない」
これが日本人の部屋の写真を撮り始めるきっかけになりました。

大学卒業後は、東京で2年半暮らしました。
グラフィックデザイナーとして活動しながら、建築家、芸術家、料理人、ビジネスマンの部屋を撮らせてもらいました。

その後、住まいをベルリン、ニューヨーク、上海、ウィーンを変えながら、その先々で日本人の部屋を訪れました。

部屋に日本人らしさを感じるそうです。

例えば、窓はドイツ人にとっては「外を見るためのもの」ですが、日本人は「外から自分の空間を見られたくない」とカーテンを重ね、曇りガラスを使用します。

日本人の部屋の主役はテレビで、洗濯機や冷蔵庫の他、多くの家電製品が戸棚の上を占めます。
海外生活が長くても、こうした特徴は変わらないとのことです。

撮影前に部屋の住人と納得がいくまで語り合います。
「ありのままの暮らしがにじみ出る写真にしたいから」

撮った部屋は100近くなり、一昨年、写真集『日本人の部屋』(英語)を出版しました。

親しくなっても、日本人は最後の心の扉は開かないことにも気がついたそうです。
「そこがまた、面白い」
-----------

そこまで日本人に興味を持ってくださって、ありがとうと感じます。

やはり外国の方は、お客さんと考えてしまうので、例えばパートナーとして暮らす等の場合になって初めて心を全部開くのかもしれないと思いました。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへ

カウチー: ラオスのフランスパン

2009年06月14日 08時57分46秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「食材 カウチー かみしめる仏文化 ビエンチャン(ラオス)」という記事がありました。

アジアの興味深い食材を紹介するコーナーです。

かつてフランスの植民地だった国では今でもフランスパンが作られ、カンボジアでは「ノンパン」、ベトナムでは「バインミー」、ラオスでは「カウチー」と呼ばれるのだそうです。

ラオスの首都ビエンチャンでも、このカウチーを売る露店が多く、ブーポンさん(52)は露店にパンを提供する8社と契約してパンを焼いています。

妻や2人の息子夫婦と毎日500個以上のパンを焼きます。

小麦粉、塩、水、イーストだけで焼き、れんががまを使用します。

「1日66万キップ(約7600円)の売上げがあります。パンの文化を伝えてくれたフランスに感謝しています」と語ってくれました。

記者の方が、幹線道路沿いで露店を開くカウイさんのお店で買ってみました。

「忙しい朝は特に売れるよ」と出してくれたサンドイッチは、レバーペースト、ハム、チャーシューと豚肉づくしで、野菜と肉をはさんで出す場合が多い中、少々重い朝食になったということです。
----------

かつて植民地だった国の食文化を今も伝えるというのは、どういう気持ちなのでしょうか。

フランスの統治が好感を持たれるような方法だったのだろうか、それとも、おいしいものは歴史に関係なくおいしいと受け入れられるということなのだろうかと思いました。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 主婦日記ブログ 40代主婦へ