ある40代女性の生活

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世界の広告グランプリ: 夕張市のキャラクター

2009年06月25日 07時08分40秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「負債抱えた夕張夫妻 カンヌ「グランプリ」」という記事がありました。

世界で最も権威があるとされる広告コンクールの「カンヌ国際広告祭」で、夕張市のキャラクター「負債を抱えた夕張夫妻」がグランプリに輝いたそうです。

キャラクターを企画・立案した広告会社ビーコンコミュニケーションズが、6月23日、発表しました。

2年前に、「負債」と「夫妻」をかけて登場しました。

夕張市内で、スキー場やホテルを経営する夕張リゾートが広告に使ってきました。

「夕張父さん(倒産)」と「まっ母(真っ赤)さん」が継はぎの服を着て「金はないけど愛はある」と言うポスターは、「自虐的」と評判はいまひとつでした。

夕張リゾートの西田吏利社長は、「負の要素を、前向きにとらえ直した切り口が評価されたのではないか」と話されたということです。
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「夕張夫妻」のキャラクターが載っていました。

夕張メロン風の頭の、夫(黄色い服)が左側、妻(赤い服)が右側にいて、思いを込めた表情で、両手を取り合っています。

カンヌの審査員の方々は、キャラクターのエピソードも知って、グランプリを決められたのでしょうか。

どういうところが評価されたのか知りたいと思いました。


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聖人: キリスト、マリア以外も興味深い

2009年06月25日 06時46分36秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「彩・美・風 島村菜津さん うんと身近な聖人画に夢中」という記事がありました。

美術や音楽について、著名な方がエピソードを書かれるコーナーです。

ノンフィクション作家の島村菜津さんが、イタリアの聖人について書かれていました。

キリスト教の文化圏では、イエス・キリストやマリア様以外にも、多くの聖人が祈りの対象になっていて、興味深いのだそうです。

島村さんが、学生時代に北イタリアの小さな教会で長髪の若者の像を見つけました。

巡礼のマントをはおり、杖を手にし、太ももをあらわにして、内股の傷を指さしています。
足元にはパンをくわえた犬。

「つくづく妙である」と感じたそうです。

調べてみると、ローマに巡礼に行った帰りに、ペスト患者の介護をするうちに自らも感染した、南フランス生まれのロッコという聖人だと分かりました。

死にかけていたら犬が現れ、傷口を舐め、毎日パンを運んできて、ついに蘇生したといいます。

イタリアでは、かなりの確率で教会の隅にその像が立っているとのことです。

サンタクロースのモデルとなった南イタリアの聖ニコラは、当地でも今も篤く信仰されています。

「キリストや聖母は立派すぎて遠い。私が聖人に惹かれるのは、子どもから寡婦、貴族から物乞いまで見いだせる聖人が、うんと身近かで親しみを覚えるからである」

現在、長年調べてきたイタリアの聖人についての本を書いていらっしゃるということです。
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外国の信仰は、日頃、あまり知らない世界ですが、美術を見るとき等、知っていると楽しみも増しそうです。


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