ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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締切直前にスケジュール前倒しの依頼

2008年11月17日 07時36分16秒 | 新聞
今朝のNB online(日経ビジネスオンライン)No.630に「締め切り直前にスケジュール前倒しの依頼があったら? 」(http://business.nikkeibp.co.jp/article/nba/20081112/177041/?P=1参照)という記事がありました。

大串亜由美さんの「良い結果を出すためのコミュニケーション術」シリーズの7回目です。

プロジェクトの担当者から、来週末までと言われていた仕事の納期を急に2日早めてほしいと頼まれた…。 という設定です。

1.えー。困る。だって来週末でスケジュール組んじゃってるよ。最終チェックに結構手間がかかるんだよね。

2.うーん。何とかなるとは思うけど。メンバーにも聞いてみないと。無理な場合はどうしようか。

3.大丈夫? 緊急事態だよね。何とかしないとね。こちらもぎりぎりだけど、最終チェックをそちらでしてくれるなら1日は縮められると思う。

良い答えは、3だそうです。

1は、どっちが大変なのかを言い合う「大変さ競争」に陥りがちです。断る理由を探すのではなく、どうしたら相手の希望に添えるのか、手伝える条件を探しましょう。

2は、どっちつかずの反応では事態に進展が見られません。ぐずぐずしている間に更に状況は悪化してしまうかもしれません。最も避けたい対応です。

【鉄則1】当事者意識を示し、共通の課題として解決を目指す

相手と自分の共通のゴールは、「プロジェクトの成功」です。

どうやって自分の負担を増やさないようにするのかではなく、どうしたらこのプロジェクトの危機を脱出できるのかに目線を変えましょう。

【鉄則2】全体目線で対策を提案する

緊急事態となると、視野が狭くなります。

まずは落ち着いて、目線を広く、全体に向けて、自分のパート以外にもスケジュールを詰められるところがないか考えましょう。

【鉄則3】安請け合いせず、こちらの「YES」の条件を提示する

緊急事態であればあるほど、半端な安請け合いせずに、「できること」「できないこと」をはっきりさせて、事態の悪化を防ぎましょう。

【鉄則4】選択肢を相手に用意する

相手のリクエストを100%受けられないときは、こちらからの提案を返します。

この時に、できるだけ1案だけで終わらせずに、2つ以上の選択肢を用意したいものです。

「何とか急げば半日は縮められる。最後のチェックを任せてよければ2日早くデータを渡せると思う。どっちの方が助かる?」といった具合に、相手に選択の余地を残して提案しましょう。「
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このように対応できるか自信はありませんが、少なくとも記事を読んだことで、1と2の混合の対応はしなくて済みそうです。

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夢の扉: 高校で調理のプロに

2008年11月17日 07時18分34秒 | テレビ
昨日の「夢の扉」(TBS、午後6:30-)で、公立高校の食物調理科で調理のプロを養成している例を紹介していました。

三重県立相可高校の村林新吾先生(48歳)が指導されています。

★少子化が進み、公立高校では188校が廃校になりました。
現在も、年に19校減っています。

県立相可高校も、受験生が減っていました。

当時の校長の田中次郎先生が、三重県内に全くない新しいものを作ろうと、食物調理科を作りました。

担当の先生には、当時、大阪の辻料理学校で講師をしていた村林新吾さんに来てもらいました。村林さんは、調理師免許と共に教員免許も持った方でした。

★村林先生は、高校を卒業するとすぐに調理師として働ける実力をつけるように育てたいと思いました。

しかし、高校生としての文部科学省の必修科目があるため、十分な時間が取れません。

調理クラブを作ることにしました。

1995年に調理クラブを創部したときは、部員は12名でしたが、現在では、食物調理科の生徒ほとんど全員が部員になっています。

★朝6時、調理クラブの部員は、村林先生と一緒に三重県中央卸売市場へ行きます。

魚の市場へ生徒が行って、目利きをします。
プロにも難しいことを、学ばせます。

朝8時35分から午後3時25分は、授業です。

授業が終わると、クラブの生徒は服を着替え、調理実習室に集まります。

だし巻き卵は、高校生が作ったとは思えない見事な仕上がりです。

創作料理にも力を入れていて、一度作った料理は二度と作らないという方針のもと、生徒たちが次々に創作料理を作っては、村林先生に試食してもらい、コメントをもらいます。

★実践レストランも経営しています。「まごの店」です。

町に資金の協力をしてもらい、メニュー作り、仕入れ、サービス、経営まで生徒が行います。

営業時間は、高校の授業が休みの土、日、休日です。

10時半に開店ですが、開店前からお客さんが列を作り、開店2時間の12時半には、用意した250食が完売してしまいました。

人気ベスト3は、
 1位 花御前 1200円 会席弁当
 2位 こま鯛の茶漬け定食 1200円
 3位 まごの店定食 1200円 うどんと天ぷらの定食

★コンテストにも出場しました。

全国高校生食育王選手権大会で、昨年は準優勝でしたが、今年は優勝しました。
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村林先生のMY DREAMは、「自分の生徒が教師になり 未来の高校生に 料理の心を伝えたい」でした。

こんな公立高校もあるのかと驚きました。


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