ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
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フジロック直前 ルーツなお勧め5組

2018-07-25 22:12:21 | フジロック
いよいよフジロックです!明日は前夜祭。明日の今頃は苗場で盛り上がっているのです!

という訳で、「ルーツな日記」的、フジではこれを見ろ!的5選です。(ボブ・ディランは敢えて外しています。)




まずは最終日、ヘヴンのトリを務めるグリーンスカイ・ブルーグラス。ミシガン州で結成。ブルーグラスと名乗るぐらいですから、バンジョーやマンドリンを擁する、ドラムレスな基本アコースティック編成で在りながら、エレクトリックなスライドギターがギュンギュン唸るギターソロがあったり、アメリカン・ロックなダイナミズムを感じさせてもくれる強力バンド。これはほぼジャムバンドでしょう!いやはや、ライヴが凄そうです。っていうかこれ、当初はボブ・ディランと被って観れないと思ってたんですからね。タイムテーブル様々です。正直、今、ボブ・ディランより楽しみかも!



NATHANIEL RATELIFF & THE NIGHT SWEATS
そして土曜ヘヴンのとりがナサニエル・レイトリフです。こちらはロッキンな南部ソウル。ホーン隊擁するバンドも強力。こんなの夜のヘヴンで観たら昇天ものですよ!でもね、ケンドリック・ラマーと被ってるんです…。こればっかりはどうにもなりません。しかし、彼らは初日の深夜、パレスにも出るんです!!あの密室空間で濃密サザン・フィーリング、楽しみですね〜.



そして、土曜日のヘヴンでナサニエル・レイトリフの前にエントリーされているのが、南部ソウルの本場スタックスの草創期から活躍する、本物のクイーン・オブ・メンフィス、カーラ・トーマスです!これ凄いですよね〜。かのオーティス・レディングと同じ時代を生き、名デュエットを残しもしているカーラ・トーマスです。しかもバックはこちらも本物のメンフィス・サウンド、ハイ・リズムを担ったホッジズ兄弟が支えます。カーラ・トーマスとハイ・リズムのケミストリー、楽しみですね〜。しかもナサニエル・レイトリフとの新旧バトンリレーです。これ、共演とかありそうですよね〜。無いかな〜?



まさかの連日色々なステージへ出る系へ進化したホットハウス・フラワーズ。私、「PEOPLE」「HOME」の頃、ホットハウス・フラワーズ大好きで、91年に有明のMZAで来日公演も観てるんですよね〜。そして01年のフジロック。最終日ヘヴンのトリだったんですけど、エミネムの裏だったこともあり、ガラッガラで…。でもそれ故の一体感ってあるじゃないですか。あの時のヘヴンほど幸福感に満たされた瞬間ってそうそうないですよ!ってぐらい、最高だったんです。そのホットハウス・フラワーズがフジロックに帰ってきます。味わい深い新作を引っさげて。しかも色々なステージに出ちゃいます。なかなかスケジュールが厳しいんですけど、何処かでチラリだけでも観たいです!!



スマッシュ日高社長、激押しのキューバン・グループ。中心人物のロベルト・カルカセスは複数バンドでフジのステージをハシゴするようなので、今年のフジはキューバに席巻されそうな予感。台風なんてキューバのリズムで吹き飛ばして頂きたいです!!過去作には超絶格好良いビートルズの「I Want You」なんかもあり、ぜひライヴで聴いてみたい!



他にも、マーク・リボーのセラミックドッグ、ケイシー・マスグレイヴス、ベン・ハワード、テスキー・ブラザーズなどなど、観たいアーティストは山ほどありますが、今日のところはこの辺で。

では、明日の今頃は現地から!!!



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