5月25日、ビルボードライヴ東京にてプリシラ・アーンを見てまいりました!私が観たのは2ndショー。今回はSNS等によるリクエストを元にセットリストを組んだそうで、どんな選曲になっているのか、それも楽しみでした。
水色のワンピースを着てステージに登場したプリシラ・アーン。いたって自然で素朴な感じがプリシラらしい。バック・メンバーは、お馴染みのウェンディ・ウォン(Guitar, Bass, Background Vocals)とアーロン・レッドフィールド(Drums)、そしてイーサン・グルースカ(Keyboards, Background Vocals)の3人。
デビュー・アルバム「A GOOD DAY」から「Red Cape」で始まったステージ。アップテンポに弾むドラムのビートと、爽やかに駆け抜けるようなプリシラの歌声。そのナチュラルな美声に早くも癒されっぱなし。続いて最新作「LA LA LA」から「Forever & Forever」、2nd「WHEN YOU GROW UP」から「Oo La La」と、序盤はポップな曲が続く。プリシラ・アーンというと静謐な雰囲気がありますが、こういうポップなプリシラも素敵です!
とは言えやはりプリシラと言えばスロー・ナンバー。2nd作から「I Don’t Have Time To Be In Love」。こちらはプリシラが別プロジェクトとして組んでいる男女デュオ、SWEET HERATSの相方チャーリー・ワダムスとの共作曲で、何とも言えないスウィートな気だるさと、プリシラのピュアヴォイスが絶妙でした!続いて宇多田ヒカルのカヴァー「ぼくはくま」。可愛らしい曲でプリシラにぴったり。
そして個人的にこの日のハイライト、「Masters in China」。こちらは1st作からベンジ・ヒューズのカヴァーなんですけど、いやもうホントにうっとりでしたね。目をつむるようにしっとりとした陶酔感を漂わせながら歌うプリシラのその歌声は、まるでゆったりと空気に溶け込んでゆくかのようであり、時折消え入りそうになる儚さを伴いながら、静かに深くエモーショナルを染み入らせていく。素晴らしかった!これこそ私が聴きたかったプリシラ・アーンですよ!!これリクエストしてくれた方に感謝です!
続いてフィンガー・ピッキングも鮮やかな「In A Tree」。まるで「Masters in China」の魔力的な静けさを払しょくするかのような軽やかさが素敵でした。そしてジブリ映画「思い出のマーニー」の場面が目に浮かんでくるようだった「Fine on the Outside」、ウェンディ・ウォンとの静かなデュエットにただただ聴き惚れた「With You」。さらに「Rain」。なんとメジャーデビュー前の自主EPに収録されていた曲ですよ!エンディングが良いんですよね~。余韻を残すフットスイッチによるコーラスも美しかった!そして「This Is Where We are」から唯一披露された「You And Me」。アルバムで聴けるエレクトロニカとはまた違う、ストレートなアレンジが良い感じでした。
それにしても新旧織り交ぜた素敵な選曲ですよね~。もっと日本的な曲が多くなるかと思ってたのですが、そんなこともなく。とてもプリシラらしい選曲だったと思います。ファンもこういうプリシラを望んでるんだなと、ちょっと嬉しくなりました。選曲もヴァラエティに富んでましたが、プリシラも曲によってキーボードを弾いたり、ギターを弾いたり。バンドメンバーも出たり入ったりで、シンプルな中にも緩急のつけられた構成も見事でした。そして何と言ってもプリシラの歌声ですよ!もう本当にトロけてしまいそう。ず~っと浸かっていたかった…。
とは言えコンサートですから、終わりが近づいてくるんです。名曲「Dream」。もうこの曲は何度聴いても素晴らしいですね!そして「次の曲は子守歌なのであくびをしてもいいですよ」みたいな日本語MCも可愛らしかった「In My Bed」。眠くなるのとはまた違う甘いトリップ感に襲われる。さらに本編ラストは意外なカヴァー「Moon River」。ギター弾き語りによるこの曲がまた染みましたね~。静かにロマンチック。最高でした!
そしてアンコールは「Country Roads」。綺麗な日本語が心地よい。続いて「I Don't Think So」。こういう初期の定番曲をアンコールでやってくれるのも嬉しい。そして本当のラスト・ソングはユーミンの「ひこうき雲」。前回のめぐろパーシモンホールでもこの曲を最後にやっていましたね。思わず歌詞に聴き入ってしまいました。プリシラの綺麗な歌声がしみじみ。
およそ1時間10分ほどのステージ。プリシラ・アーンのピュア・ヴォイスをたっぷり堪能させていただきました。日本語を交えながら色々と喋ってもくれましたし、相変わらず柔らかい人柄にもうっとりでした。最後に「おやすみなさ~い!」と言ってステージを後にしたプリシラ・アーンは、お母さんになっても可愛らしい方でした!!
この日のセットリスト↓
01. Red Cape
02. Forever & Forever
03. Oo La La
04. I Don’t Have Time To Be In Love
05. ぼくはくま
06. Masters in China
07. In A Tree
08. Fine on the Outside
09. With You
10. Rain
11. You And Me
12. Dream
13. In My Bed
14. Moon River
-----------------------------------------
15. Country Roads
16. I Don't Think So
17. ひこうき雲
よろしければこちらもどうぞ!!(以前のライヴレポです)
2014-12-23 プリシラ・アーン@めぐろパーシモンホール(2014年12月3日 めぐろパーシモンホール)
2013-08-29 フジロック ベスト・ナチュラル(2013年7月27日 FUJIROCK RED MARQUEE)
2012-07-22 プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2012年7月18日 Billboard Live TOKYO 2nd)
2012-07-17 プリシラ・アーン@渋谷タワーレコード(2012年7月16日 タワーレコード渋谷店)
2012-07-16 プリシラ・アーン@ミッドタウン東京(2012年7月15日 Mercedes-Benz Experience)
2011-08-25 プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2011年8月17日 Billboard Live TOKYO 2nd)
2009-08-05 フジロック・ベスト5 第4位!(2009年7月25日 FUJIROCK ORANGE COURT)
2009-01-08 プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2008年11月30日 Billboard Live TOKYO 2nd)
水色のワンピースを着てステージに登場したプリシラ・アーン。いたって自然で素朴な感じがプリシラらしい。バック・メンバーは、お馴染みのウェンディ・ウォン(Guitar, Bass, Background Vocals)とアーロン・レッドフィールド(Drums)、そしてイーサン・グルースカ(Keyboards, Background Vocals)の3人。
デビュー・アルバム「A GOOD DAY」から「Red Cape」で始まったステージ。アップテンポに弾むドラムのビートと、爽やかに駆け抜けるようなプリシラの歌声。そのナチュラルな美声に早くも癒されっぱなし。続いて最新作「LA LA LA」から「Forever & Forever」、2nd「WHEN YOU GROW UP」から「Oo La La」と、序盤はポップな曲が続く。プリシラ・アーンというと静謐な雰囲気がありますが、こういうポップなプリシラも素敵です!
とは言えやはりプリシラと言えばスロー・ナンバー。2nd作から「I Don’t Have Time To Be In Love」。こちらはプリシラが別プロジェクトとして組んでいる男女デュオ、SWEET HERATSの相方チャーリー・ワダムスとの共作曲で、何とも言えないスウィートな気だるさと、プリシラのピュアヴォイスが絶妙でした!続いて宇多田ヒカルのカヴァー「ぼくはくま」。可愛らしい曲でプリシラにぴったり。
そして個人的にこの日のハイライト、「Masters in China」。こちらは1st作からベンジ・ヒューズのカヴァーなんですけど、いやもうホントにうっとりでしたね。目をつむるようにしっとりとした陶酔感を漂わせながら歌うプリシラのその歌声は、まるでゆったりと空気に溶け込んでゆくかのようであり、時折消え入りそうになる儚さを伴いながら、静かに深くエモーショナルを染み入らせていく。素晴らしかった!これこそ私が聴きたかったプリシラ・アーンですよ!!これリクエストしてくれた方に感謝です!
続いてフィンガー・ピッキングも鮮やかな「In A Tree」。まるで「Masters in China」の魔力的な静けさを払しょくするかのような軽やかさが素敵でした。そしてジブリ映画「思い出のマーニー」の場面が目に浮かんでくるようだった「Fine on the Outside」、ウェンディ・ウォンとの静かなデュエットにただただ聴き惚れた「With You」。さらに「Rain」。なんとメジャーデビュー前の自主EPに収録されていた曲ですよ!エンディングが良いんですよね~。余韻を残すフットスイッチによるコーラスも美しかった!そして「This Is Where We are」から唯一披露された「You And Me」。アルバムで聴けるエレクトロニカとはまた違う、ストレートなアレンジが良い感じでした。
それにしても新旧織り交ぜた素敵な選曲ですよね~。もっと日本的な曲が多くなるかと思ってたのですが、そんなこともなく。とてもプリシラらしい選曲だったと思います。ファンもこういうプリシラを望んでるんだなと、ちょっと嬉しくなりました。選曲もヴァラエティに富んでましたが、プリシラも曲によってキーボードを弾いたり、ギターを弾いたり。バンドメンバーも出たり入ったりで、シンプルな中にも緩急のつけられた構成も見事でした。そして何と言ってもプリシラの歌声ですよ!もう本当にトロけてしまいそう。ず~っと浸かっていたかった…。
とは言えコンサートですから、終わりが近づいてくるんです。名曲「Dream」。もうこの曲は何度聴いても素晴らしいですね!そして「次の曲は子守歌なのであくびをしてもいいですよ」みたいな日本語MCも可愛らしかった「In My Bed」。眠くなるのとはまた違う甘いトリップ感に襲われる。さらに本編ラストは意外なカヴァー「Moon River」。ギター弾き語りによるこの曲がまた染みましたね~。静かにロマンチック。最高でした!
そしてアンコールは「Country Roads」。綺麗な日本語が心地よい。続いて「I Don't Think So」。こういう初期の定番曲をアンコールでやってくれるのも嬉しい。そして本当のラスト・ソングはユーミンの「ひこうき雲」。前回のめぐろパーシモンホールでもこの曲を最後にやっていましたね。思わず歌詞に聴き入ってしまいました。プリシラの綺麗な歌声がしみじみ。
およそ1時間10分ほどのステージ。プリシラ・アーンのピュア・ヴォイスをたっぷり堪能させていただきました。日本語を交えながら色々と喋ってもくれましたし、相変わらず柔らかい人柄にもうっとりでした。最後に「おやすみなさ~い!」と言ってステージを後にしたプリシラ・アーンは、お母さんになっても可愛らしい方でした!!
この日のセットリスト↓
01. Red Cape
02. Forever & Forever
03. Oo La La
04. I Don’t Have Time To Be In Love
05. ぼくはくま
06. Masters in China
07. In A Tree
08. Fine on the Outside
09. With You
10. Rain
11. You And Me
12. Dream
13. In My Bed
14. Moon River
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15. Country Roads
16. I Don't Think So
17. ひこうき雲
よろしければこちらもどうぞ!!(以前のライヴレポです)
2014-12-23 プリシラ・アーン@めぐろパーシモンホール(2014年12月3日 めぐろパーシモンホール)
2013-08-29 フジロック ベスト・ナチュラル(2013年7月27日 FUJIROCK RED MARQUEE)
2012-07-22 プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2012年7月18日 Billboard Live TOKYO 2nd)
2012-07-17 プリシラ・アーン@渋谷タワーレコード(2012年7月16日 タワーレコード渋谷店)
2012-07-16 プリシラ・アーン@ミッドタウン東京(2012年7月15日 Mercedes-Benz Experience)
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2009-08-05 フジロック・ベスト5 第4位!(2009年7月25日 FUJIROCK ORANGE COURT)
2009-01-08 プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2008年11月30日 Billboard Live TOKYO 2nd)