OTIS CLAY / RESPECT YOURSELF
オーティス・クレイ一人勝ち! 男は喉!
7月23日、日比谷野音へ「ブルース&ソウル・カーニバル」を観に行って来ました!
いきなり「オーティス・クレイ一人勝ち!」なんて書くと誤解を産みそうですが、
私はそれぐらい、初めて観たオーティス・クレイに感動してしまったのです!
もちろん近藤房之助も、ヴァン・ハントも、エディー・クリアウォーターも良かったですよ。
司会進行の後藤ゆうぞう&静沢真紀さんもね。
ヴァン・ハントはファンキーな曲中心に、このメンツではアウェーであったであろう客席を
盛り上げ、スローではファルセットを交えたエモーショナルな歌で聴かせました。
そして一見クールで悪そうなイメージでしたが、意外とサービス精神旺盛な人でした。
そして妖艶な2人の女性を含めたバックも良い感じでした。
エディ・クリアウォーターはいきなりの「メッシン・ウィズ・ザ・キッド」から
噂通りのブルース有り、ロックン・ロール有りで、黒人特有のアクとエンターテイメントに
溢れた、ディ-プなイナタさに痺れました。カッコ良かったです!
でも私にとっては、やっぱりオーティス・クレイです! 本当に素晴らしかったです。
バック・バンドは3人のホーン隊と、2人の女性コーラスを含めた10人編成。
このバックの大所帯ぶりから、オーティスがいかに本気モードかが伺われます。
もちろん実際に本気印の熱くディープな歌の数々に酔いしれました。
さらに演奏された曲がまた良い曲ばかり!
とくにスローな曲での暖かいメロディーと、オーティスのソウルフルな声が、
何故か日比谷の森と夏の空気に妙にマッチし、しみじみと今ここに居る幸せを味わいました。
また、いかにもライブ的な長尺アレンジをカチッと決めるバックも最高でした。
「I Can Take You To Heaven Tonight」は、バックと一体の自由自在な緩急が
ドラマチックで素晴らしく、オーティスの表情豊かな歌がまた極上の味わいでした。
「When Hearts Grow Cold」は南部的なメロディーが心に染みる素晴らしい曲。
それにしてもオーティス・クレイ、良い喉しています。
そして一際しっとりと歌われた「For The Good Times」。
クリス・クリストファーソンの曲ですが、も~美しすぎて厳かですらありました。
これも極上。
そして静謐な雰囲気の「For The Good Times」から一変して、彼の代表曲であり、
アップテンポの「Trying To Live My Life Without You」を始めるあたりの、
ドラマティックなステージ展開もまた、圧巻でした。
最後は出演者総出のセッション。曲は「Knock On Wood」。
オーティス・クレイの滋味溢れるヴァイブの名残りも有り、
めちゃくちゃ良い雰囲気で盛り上がりました。いや~最高でした!
ただ一つ残念だったのは、とても短かったこと。いや短く感じただけなのでしょうか?
でもたぶん7~8曲しかやってないと思います。もっとたっぷり観たかったです。
また来日してくださいね。
*写真は05年に発表されたオーティス・クレイのライブ盤です。
03年のLUCERNE BLUES FESTIVALの模様を収めたもので、今回のライブでも演奏された
曲がかなり収録されているので、コレを聴くと、野音のあの感動と興奮が甦ります。
でも、生とCDの差はもちろん有ります。っていうか、野音の方が絶対良かったです!
とは言え、もちろんこのアルバムも最高ですよ!
オーティス・クレイ一人勝ち! 男は喉!
7月23日、日比谷野音へ「ブルース&ソウル・カーニバル」を観に行って来ました!
いきなり「オーティス・クレイ一人勝ち!」なんて書くと誤解を産みそうですが、
私はそれぐらい、初めて観たオーティス・クレイに感動してしまったのです!
もちろん近藤房之助も、ヴァン・ハントも、エディー・クリアウォーターも良かったですよ。
司会進行の後藤ゆうぞう&静沢真紀さんもね。
ヴァン・ハントはファンキーな曲中心に、このメンツではアウェーであったであろう客席を
盛り上げ、スローではファルセットを交えたエモーショナルな歌で聴かせました。
そして一見クールで悪そうなイメージでしたが、意外とサービス精神旺盛な人でした。
そして妖艶な2人の女性を含めたバックも良い感じでした。
エディ・クリアウォーターはいきなりの「メッシン・ウィズ・ザ・キッド」から
噂通りのブルース有り、ロックン・ロール有りで、黒人特有のアクとエンターテイメントに
溢れた、ディ-プなイナタさに痺れました。カッコ良かったです!
でも私にとっては、やっぱりオーティス・クレイです! 本当に素晴らしかったです。
バック・バンドは3人のホーン隊と、2人の女性コーラスを含めた10人編成。
このバックの大所帯ぶりから、オーティスがいかに本気モードかが伺われます。
もちろん実際に本気印の熱くディープな歌の数々に酔いしれました。
さらに演奏された曲がまた良い曲ばかり!
とくにスローな曲での暖かいメロディーと、オーティスのソウルフルな声が、
何故か日比谷の森と夏の空気に妙にマッチし、しみじみと今ここに居る幸せを味わいました。
また、いかにもライブ的な長尺アレンジをカチッと決めるバックも最高でした。
「I Can Take You To Heaven Tonight」は、バックと一体の自由自在な緩急が
ドラマチックで素晴らしく、オーティスの表情豊かな歌がまた極上の味わいでした。
「When Hearts Grow Cold」は南部的なメロディーが心に染みる素晴らしい曲。
それにしてもオーティス・クレイ、良い喉しています。
そして一際しっとりと歌われた「For The Good Times」。
クリス・クリストファーソンの曲ですが、も~美しすぎて厳かですらありました。
これも極上。
そして静謐な雰囲気の「For The Good Times」から一変して、彼の代表曲であり、
アップテンポの「Trying To Live My Life Without You」を始めるあたりの、
ドラマティックなステージ展開もまた、圧巻でした。
最後は出演者総出のセッション。曲は「Knock On Wood」。
オーティス・クレイの滋味溢れるヴァイブの名残りも有り、
めちゃくちゃ良い雰囲気で盛り上がりました。いや~最高でした!
ただ一つ残念だったのは、とても短かったこと。いや短く感じただけなのでしょうか?
でもたぶん7~8曲しかやってないと思います。もっとたっぷり観たかったです。
また来日してくださいね。
*写真は05年に発表されたオーティス・クレイのライブ盤です。
03年のLUCERNE BLUES FESTIVALの模様を収めたもので、今回のライブでも演奏された
曲がかなり収録されているので、コレを聴くと、野音のあの感動と興奮が甦ります。
でも、生とCDの差はもちろん有ります。っていうか、野音の方が絶対良かったです!
とは言え、もちろんこのアルバムも最高ですよ!