宿題の記事の最後の言葉。
>親は口出しせずに、子どもに任せてみることが、
一番じゃないかと思います。
こういうことを書いておきながら、なんですが、
私自身、ケン太の課題に思い切り関わったことがあります。
高校2年生の時の課題。
私は手伝いました。
手伝うというレベルを超えるほとに。
当時、ブログの記事にしていますが、振り返ってみると・・・
課題の締め切り日が迫っていました。
ケン太は何も手をつけずに日々が過ぎていました。
課題を提出しないとどうなるかわかっているはずです。
進級が難しくなる・・・ということ。
ギリギリになってやるだろうという期待など微塵も感じられないほど
ケン太の状況はよくないものでした。
もう捨てたな・・・
それは明らかでした。
課題の締め切りは年に2回で、1回が半年分ですから、
かなりの量です。
越えられない量に押しつぶされてしまったようでした。
その前にそれをこなすだけの気力がすでに失われていました。
卒業したい気持ちはあったはずです。
でも、進級できなければ、そのまま辞める。
ケン太の中にそんな感情が沸き上がってきているのがわかりました。
ケン太が高校を辞めたらどうなるのか・・・
今、気持ちが落ちてしまっている状態で放り出されたら・・・
明るいことは何一つ考えられませんでした。
もし、クリアして何とか進級に持ち込むことができるとしたら?
卒業できる可能性も出て来るのでは?
卒業できたら、大学進学、専門学校、もしくは就職。
可能性が広がっていく。
可能性を潰したくない。
少しでも可能性は残してあげたい。
ただ、ただ、その思いで、
私はケン太に隠れて、課題を進めていきました。
そして締め切り、2~3日前だったか・・・
私が課題を進めていたこと。
あと、数学の何ページかやれば提出できるということ。
それをケン太に告げました。
全部やってしまったらケン太は何もやらないで終わることになる。
たった数ページであっても、それはケン太がやった。
その結果を残してあげたかったのです。
ケン太の表情はぱっと明るくなりました。
そして・・・
「ありがとう」と。
ケン太は残りの数学を自分で仕上げ、
無事、課題を提出することができました。
ケン太が「ありがとう」と言ったこと。
残りを自分で仕上げたこと。
そのことはよかったなと思いました。
「余計なことすんな!」と言われる可能性だってあったのです。
そうなると親子関係が崩れてくるので。
手を出すことが状況を悪化させることもあります。
賭けでもありました。
ケン太はその後、3年生の課題は自分でなんとかし(友達のを写したりね)
高校を卒業することができました。
私があの時、手伝っていなければ、
その日を迎えることができたのだろうか・・・
その時に、やっと正解だったのかもと思う事ができました。
問題は卒業後で、せっかく卒業できても、
ニート状態のままでは困ってしまいますが・・・
今、働いているので、不正解ではなかったと思えているところです。
本来は、子どもに任せるものだと思います。
親が関わるものではないと思います。
ただ、岐路に立たされた場合、
リスク回避を優先してもいいのかもしれません。
ただ・・・
高校を卒業できなくも、その後、
自分の道を模索し、歩き始めることができるかもしれません。
それが出来るのならそれでいいと思うので。
もしそれができるなら、
私がやったことは必ずしも、正解とは言えないのかも。
そこまでの成長を促せないことになるので。
信じきれなかったことになるので。
ただ、やはり動けないまま終わってしまう可能性もあります。
本当に何が正解というのはわからない。
今の状況がよければ、
それまでの選択が間違ってはいなかったとすればいいのかなと思います。
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>親は口出しせずに、子どもに任せてみることが、
一番じゃないかと思います。
こういうことを書いておきながら、なんですが、
私自身、ケン太の課題に思い切り関わったことがあります。
高校2年生の時の課題。
私は手伝いました。
手伝うというレベルを超えるほとに。
当時、ブログの記事にしていますが、振り返ってみると・・・
課題の締め切り日が迫っていました。
ケン太は何も手をつけずに日々が過ぎていました。
課題を提出しないとどうなるかわかっているはずです。
進級が難しくなる・・・ということ。
ギリギリになってやるだろうという期待など微塵も感じられないほど
ケン太の状況はよくないものでした。
もう捨てたな・・・
それは明らかでした。
課題の締め切りは年に2回で、1回が半年分ですから、
かなりの量です。
越えられない量に押しつぶされてしまったようでした。
その前にそれをこなすだけの気力がすでに失われていました。
卒業したい気持ちはあったはずです。
でも、進級できなければ、そのまま辞める。
ケン太の中にそんな感情が沸き上がってきているのがわかりました。
ケン太が高校を辞めたらどうなるのか・・・
今、気持ちが落ちてしまっている状態で放り出されたら・・・
明るいことは何一つ考えられませんでした。
もし、クリアして何とか進級に持ち込むことができるとしたら?
卒業できる可能性も出て来るのでは?
卒業できたら、大学進学、専門学校、もしくは就職。
可能性が広がっていく。
可能性を潰したくない。
少しでも可能性は残してあげたい。
ただ、ただ、その思いで、
私はケン太に隠れて、課題を進めていきました。
そして締め切り、2~3日前だったか・・・
私が課題を進めていたこと。
あと、数学の何ページかやれば提出できるということ。
それをケン太に告げました。
全部やってしまったらケン太は何もやらないで終わることになる。
たった数ページであっても、それはケン太がやった。
その結果を残してあげたかったのです。
ケン太の表情はぱっと明るくなりました。
そして・・・
「ありがとう」と。
ケン太は残りの数学を自分で仕上げ、
無事、課題を提出することができました。
ケン太が「ありがとう」と言ったこと。
残りを自分で仕上げたこと。
そのことはよかったなと思いました。
「余計なことすんな!」と言われる可能性だってあったのです。
そうなると親子関係が崩れてくるので。
手を出すことが状況を悪化させることもあります。
賭けでもありました。
ケン太はその後、3年生の課題は自分でなんとかし(友達のを写したりね)
高校を卒業することができました。
私があの時、手伝っていなければ、
その日を迎えることができたのだろうか・・・
その時に、やっと正解だったのかもと思う事ができました。
問題は卒業後で、せっかく卒業できても、
ニート状態のままでは困ってしまいますが・・・
今、働いているので、不正解ではなかったと思えているところです。
本来は、子どもに任せるものだと思います。
親が関わるものではないと思います。
ただ、岐路に立たされた場合、
リスク回避を優先してもいいのかもしれません。
ただ・・・
高校を卒業できなくも、その後、
自分の道を模索し、歩き始めることができるかもしれません。
それが出来るのならそれでいいと思うので。
もしそれができるなら、
私がやったことは必ずしも、正解とは言えないのかも。
そこまでの成長を促せないことになるので。
信じきれなかったことになるので。
ただ、やはり動けないまま終わってしまう可能性もあります。
本当に何が正解というのはわからない。
今の状況がよければ、
それまでの選択が間違ってはいなかったとすればいいのかなと思います。
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