ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

何が正解かわからない。

2017-08-29 23:24:29 | 思うこと
宿題の記事の最後の言葉。

>親は口出しせずに、子どもに任せてみることが、
一番じゃないかと思います。

こういうことを書いておきながら、なんですが、
私自身、ケン太の課題に思い切り関わったことがあります。

高校2年生の時の課題。

私は手伝いました。
手伝うというレベルを超えるほとに。


当時、ブログの記事にしていますが、振り返ってみると・・・

課題の締め切り日が迫っていました。
ケン太は何も手をつけずに日々が過ぎていました。

課題を提出しないとどうなるかわかっているはずです。
進級が難しくなる・・・ということ。

ギリギリになってやるだろうという期待など微塵も感じられないほど
ケン太の状況はよくないものでした。

もう捨てたな・・・

それは明らかでした。


課題の締め切りは年に2回で、1回が半年分ですから、
かなりの量です。

越えられない量に押しつぶされてしまったようでした。
その前にそれをこなすだけの気力がすでに失われていました。

卒業したい気持ちはあったはずです。

でも、進級できなければ、そのまま辞める。
ケン太の中にそんな感情が沸き上がってきているのがわかりました。


ケン太が高校を辞めたらどうなるのか・・・
今、気持ちが落ちてしまっている状態で放り出されたら・・・

明るいことは何一つ考えられませんでした。

もし、クリアして何とか進級に持ち込むことができるとしたら?
卒業できる可能性も出て来るのでは?

卒業できたら、大学進学、専門学校、もしくは就職。
可能性が広がっていく。

可能性を潰したくない。
少しでも可能性は残してあげたい。

ただ、ただ、その思いで、
私はケン太に隠れて、課題を進めていきました。

そして締め切り、2~3日前だったか・・・

私が課題を進めていたこと。
あと、数学の何ページかやれば提出できるということ。

それをケン太に告げました。

全部やってしまったらケン太は何もやらないで終わることになる。
たった数ページであっても、それはケン太がやった。
その結果を残してあげたかったのです。

ケン太の表情はぱっと明るくなりました。

そして・・・

「ありがとう」と。

ケン太は残りの数学を自分で仕上げ、
無事、課題を提出することができました。


ケン太が「ありがとう」と言ったこと。
残りを自分で仕上げたこと。

そのことはよかったなと思いました。

「余計なことすんな!」と言われる可能性だってあったのです。
そうなると親子関係が崩れてくるので。

手を出すことが状況を悪化させることもあります。
賭けでもありました。

ケン太はその後、3年生の課題は自分でなんとかし(友達のを写したりね)
高校を卒業することができました。

私があの時、手伝っていなければ、
その日を迎えることができたのだろうか・・・

その時に、やっと正解だったのかもと思う事ができました。

問題は卒業後で、せっかく卒業できても、
ニート状態のままでは困ってしまいますが・・・

今、働いているので、不正解ではなかったと思えているところです。


本来は、子どもに任せるものだと思います。
親が関わるものではないと思います。

ただ、岐路に立たされた場合、
リスク回避を優先してもいいのかもしれません。


ただ・・・

高校を卒業できなくも、その後、
自分の道を模索し、歩き始めることができるかもしれません。

それが出来るのならそれでいいと思うので。

もしそれができるなら、
私がやったことは必ずしも、正解とは言えないのかも。

そこまでの成長を促せないことになるので。
信じきれなかったことになるので。


ただ、やはり動けないまま終わってしまう可能性もあります。



本当に何が正解というのはわからない。

今の状況がよければ、
それまでの選択が間違ってはいなかったとすればいいのかなと思います。






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in 神楽坂

2017-08-29 11:54:24 | 私(みぃみ)
昨日はちょっと足を延ばして、神楽坂へ。

「今日、お暇?」の友達の朝のお誘い。
予定がなくてよかった

神楽坂は、友達が一度、行ったことがあるらしく、
よかったので、今度、一緒に行こうよ!と誘ってくれていました。

今日はそれほど暑くないからいいんじゃない?と決めたけど、
結構、暑かったね

神楽坂は、東京の何処にあるのか?どんなところなのか?
まったく知識がなかった私。

都内に出ることも少ないし、たまに出向くことがあっても、
ほぼ、決まった所ばかりなので、知らないところの方が多いのです。

朝、行く前に検索してみると、京都に似てるという言葉が。
友達に会って「どんなところ?」と聞いてみると「フランスっぽいかな?」と。

???

行ってみるしかないか


飯田橋の駅に降り立ってみると・・・

やはりその名の通り、坂の街。




石畳の狭い路地に、桶屋さんや料亭?が点在している。
神楽坂は「花街」だったらしいです。

確かに京都っぽい。
石畳の路が続いているところが、フランスっぽいらしいです。

そういうことだったんですね。




友達が調べてくれていたお店があったので、入ってみることに。

テレビで紹介されていたらしいです。

古民家風の落ち着いたお店。



せっかくなので、テレビで紹介されていたメニューを注文。

ちょっとランチにしてはお値段が張るけれど、
そこで登場する、私達のいつもの合言葉。

「家族だったら来れないけど、友達同士だったら、ひとり分で済むよね。食べちゃう?

何回、使ったかな?(笑)



しばし歩いて、これも友達がテレビで見たお店とか。











テラス席が広がっていて気持ちがいい。

ここはお堀で、両脇は桜の木。
春はいいでしょうね。

今日はちょっと暑いので、中に座ろうと、建物の中に入っていったのですが、
私たちが選んだ席は、テラスの一部で、
天井があるけど、ガラス張りの開放的な空間。

気持ちよかった~




お土産は・・・

ここにしか売っていないという「ペコちゃん焼き」
40年以上の歴史があるんだって。

ちょっとだけ並んで買いました。

全部で10種類。

あずきやクリームなどの定番の他に

ミルキー味や、不二家ネクター(ピーチ味)カントリーマアム味
など、不二家ならではの味がありました。

季節限定や月替わりで味が変わるみたいです。

楽しめますね

でも、ペコちゃんの顔、怖いんですけど(笑)



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