3人の子どもを持つ、私の友達ですが、
上の子と下の子と、大学を休学したり、行き渋ったり、それなりにいろいろあったんです。
真ん中の子は、生まれ落ちた時から元気一杯。
特になんの心配事を聞くこともなく成人し、小学生の頃からなりたかった職業にも就くことができました。
すでに家を出ていて、ひとり暮らし。
普段、連絡してこないけど、特に問題もなく元気に過ごしているようです。
順風満帆というのは、こういうことを言うんだな~と思っていました、
しかし、なんと、学校をズル休みしていた時期があったらしいです。
小学生の頃、「なんか熱あるみたい」と体温計を持っていって、「微熱があった。学校休む」と言って休む。
こういうことが、たまにあったそうです。
それが何故か決まって雨の日。
何回か続いた時に、もしかして熱があるというのは嘘?と思ったけど、
土日は野球を目いっぱいやっているし、普段の日も学校から帰ってきたら、すぐ近くの公園で友達と遊ぶ毎日。
さすがに疲れるだろうし、たまに休むくらいはいいか・・・と思っていたそうです。
休むのがいつも雨の日というのも、雨の日は学校に行っても、公園で遊べないからじゃないかな?と。
しかし、その後もお決まりのように休むので、これが当たり前になってもなと思い、
ある日「微熱がある」と言っていた時に、「体温計、見せて」と言ったそうな。
「あ、いや、なんか下がってきたかも?学校行ってくるわ」と言い、学校に向かったそうです(笑)
そこで、やっぱりズル休みだったんだなと確信
それ以降、ズル休みをすることはなくなったそうです。
けん太の休み始めは、もう学校に行きたくない・・・休みたい・・・というものではなかったんです。
学校には特に問題はなかったので。
休んでしまったことにより、行きにくくなってしまったパターンです。
休んだのは家庭の問題。深夜暴れ、とても朝起きれる状況ではなかったという感じですが
親への当てつけもありましたね。親が困る(学校に行かない)行動をあえて起こしていたのです。
しかし、その後、暴力は収まってきたのですが、
学校を何日か休んでしまったことで、結局、行こうとしても、行けなくなってしまいました。
幼稚園の時も、インフルで数日休んで、登園したら、友達の微妙な変化を感じ取り、
また休んでしまった・・・ということがあったので。
繊細なんですよね。
友達が「そうかぁ~うちの子(真ん中の子)は、何日も休んだとしても、きっと我が物顔で学校に行くよ~そんなの全然、気にしないだろうねぇ~」と笑ってました。
そうでしょ。そうでしょ。私もそう思います(笑)
羨ましい限りです。
友達の息子君、今、夢がかなって、学校の先生やってます。
いろいろありながらも、天職と思えているようです。
そのくらいの図太さ?を持ち合わせていたからこそと思います。
母の「ま、たまに休むくらいいいか」の余裕もよかったのだろうね。
私なんて、ズル休み?って思ったら、ちょっとザワザワしちゃうと思うし。
ま、たまにはいいかって思えないかも?
過去の我が子の姿ってなかなか記憶から消せないんですよね。
でも、これは仕方がないですよね。
ただ、ここまで積み上げてきた成長はあるので。
ケン太も以前のケン太とは違うはずなんです。
そこを信じてあげなきゃなと思います。