ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

ゲームでもいい・・・認めてもらえる何か

2016-12-04 23:54:54 | 感名を受けた話
先週の金スマ、見ましたか?

ゲストは栗〇類さん。
ご自身の発達障害のことを話されていました。

以前、栗原さんが朝の情報番組で、発達障害であることをカミングアウトした時、
たまたま見ていたんです。

人の気持ちを推し量ることが苦手てコミュニケーションをとることが上手くできない。
物の置き場所が変わっただけで気になって仕方がない。
音に敏感で、音楽の授業の時、合唱の声に耐えられず教室を抜け出したことも。

7歳の時にアメリカの学校で、検査を受けるように言われ
発達障害であることがわかったそうです。

彼の個性的なキャラクターは発達障害故のものだったんですね。


今回の番組では、
もっともっと生活面での不自由さについても語られていました。

新しい場所に時間通りに行くことが苦手。
到着時間から逆算できず、遅刻してしまうこともしばしばあるそうです。

記憶することが極端に苦手で、一度会った人も1番寝てしまうと忘れてしまう。
同じ失敗を繰り返して反省しても寝ると忘れてしまうそうな。


また場の空気を読んだり、人の言葉から感情をくみとるのが苦手。
人が嬉しい顔をしていても、その人が嬉しいのだと認識できない。

そのために無神経な発言をしてしまい、相手を不快にさせてしまう。

同級生に相手にされない。
軽蔑の目で見られる。
でも、どうしてそういう目で見られるのか自分ではわからない。

孤立していた学生時代。

その当時、テレビゲームやインターネットにのめり込んでいたそうです。

コミュニケーションは苦手だけど、ネットの世界では上手くできる。

お母様は、それに夢中になっていることを咎めることはせず
逆にアドバイス。

すると動画など「凄い!」と褒められたり、
皆から認められるようになっていったそうです。


お母様の言葉です。

子どもが自分から興味を持って好きになったものは
否定すべきではないし、
発達障害児にとって「コツコやっていくとこんなにできるようになる」と
納得できる成功体験が他にないのであれば、ゲームでもいいと思うのです。




そして、お母様がずっと心に置かれている言葉。
検査を勧めた教育委員会から言われた言葉だそうです。

子どもの頃に自分ができなかったことをたくさん思い浮かべてください。
そして、自分ができなかったことで、息子さんができていることを
ひとつでも多く、見つけてあげてください。

そうすれば
「なんでこんなこともできないの?」
という気持ちがしずまり、
子どもを褒めてあげられるようになります。




本当にそうだなと。

これは発達障害に限ることではない。

たとえゲームであっても皆に認められれば自信がつくだろうな。

学校で評価されるのは、勉強とか部活動とか、リーダーシップとか。
ごく限られたこと。

親もどうしてもそんな物差しで見てしまいがちだけど、

学校では評価対象にならなかったその子の個性が社会では通用するかもしれない。

誰かが認めてくれるかもしれない。

親が芽を摘んでしまってはいけないよね。


親だってそう立派なものじゃないのにね。
なのに、なぜ、子どもに求めてしまうんだろうね。

そんなことに気付かされた言葉でした。



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